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感想:月9ドラマ「東京DOGS」第3話 仲間の悲しき逮捕*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビの月9ドラマ「東京DOGS」の感想です。
今回は第3話「仲間の悲しき逮捕」です。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の第2話「親子を守る戦闘術」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26-5

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/drama200910


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前回も前々回もそうだったんですが
主軸となる事件(マルオの弟分に殺人容疑が掛かる)が
あまり面白くないので
ドラマ全体が精彩を欠いてしまっているような気がします。
役者さんのファンなら、その人が画面に出るだけで良いのでしょうが
私はこのドラマに出ている役者さんには興味がないので、
勿論、そういう目的もありません。
よって、対象となる興味は、お話の筋や小ネタになるわけですが
そこがちょっと薄っぺらく感じられてならないので
「なんだかなぁ」と思いながら視聴してしまいました。



今回は工藤マルオのメイン回ですよね?
これまでの回で、マルオは全然活躍してなかったので
さすがに今回はまともに描かれるのかなと
放送を見るまでは、私もちょっと期待していたのですが、
結局、彼はこれまでと同じく
お話を盛り上げる賑やかしで終わっていました。
美味しいところは高倉奏に持っていかれていましたね……。
このドラマの主人公が高倉であるのは勿論ですが、
一応、相棒としてマルオを挙げているなら
こういうマルオのネタを主とする回だけでも、
お話の要所で、もっと彼に良い場面を与えても良かったのではないでしょうか。
最後、先輩に向かって引き金を引けなかったマルオは、
彼自身の信念を曲げなかった点では良かったとは思いますが、
そのせいで、撃った高倉の引き立て役になっていたのがとても残念です。

先輩が犯人であるのが安易に想像がついたのは、ともかくとして……
今回、マルオが情でもって動いていましたが、
彼が弟分の男をいくら必死に庇っても、
二人が定食屋で仲良くしていたシーンを見せられた程度では
彼に感情移入する事はできません。
結果、マルオが先輩に銃口を向けたシーンで、マルオが泣いても
私は全く泣けませんでした。
感情移入できないどころか、
「あぁ、はいはい。ここは視聴者を感動させたいシーンだよね」と
ちょっと白けてしまいました。
お話に置いていかれている感が強くありました。

この辺は、大河ドラマ「天地人」を
見ているような気分になりました。
あのドラマも、唐突に人の死や別れを出して、
お涙頂戴のシーンにする展開をよく使い、
実際、主役の直江兼続はよく泣くのですが、
視聴者が思い入れをちゃんと持てるほど
それまでの回で対象のキャラクターが描かれてないので、
誰が死にそうになろうと、悪い事をして糾弾されそうになろうと、
あまり感情移入できないんですよ。



ただ、それでも今回は
本能(情)のマルオに理性の高倉という平行線の差が
きちんと描かれていたと思います。
回が進むにつれて、本来は交わらないはずの平行線が
時に物凄く近くなったりすればいいなぁと思います。



高倉がマルオと一緒に寝ようとしたシーンは
明らかに、一部の女子狙いだと思いましたww
カップリング萌えの人には
たまらない餌だったのではないでしょうか。



アクションは、
マルオがピンチになった時に駆けつけてきた高倉が格好良かったので
もうちょっと長く見たかったです。
ただ、編集が多過ぎます。
カットした映像を繋げて流せばいいってものじゃないと思います。
小栗旬さんは、アクション指導も受けてますよね??
いつか、ノーカットで
今回みたいに格好良いところを見たいです。


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感想は以上です。

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続きの第4話「宿敵からの挑戦状」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-12-1



2009-11-02 23:12  nice!(1)  コメント(0) 
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