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感想@「ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ」第3話:十三万人の旅立ち [アニメ感想]

アニメ「ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ」の感想です。
今回は第3話(Episode3)「十三万人の旅立ち」です。
ネタバレがあります。


前回の第2話「パスポートをあなたに」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-12-1

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめる予定です。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02


────

その回のゲスト主人公(女性)が一般人で、
それを解決するのが駅の擬人化
(駅や路線や街の紹介しかできない)だからなのか、
テーマとなる悩みがあまり深刻でない上に、
解決法も、女性と担当駅による会話のみという地味さなので、
失礼ながら、毎回、パッとしないなぁと思いながら見ています。

一つの回につき、一つの駅(及び周辺区域)が取り扱われるので、
そうした場所の小ネタについて、「へぇ」と思ったり、
声優さんの変な演技を楽しんだりできるので
(声優さんが下手なのではなくて、ネタとして変に台詞を読んでいる)
全く楽しめないわけではないのですが、
他人に勧められるほど面白いとは、やはり思えません。



今回は、新宿がメインで……
安っぽいホスト風のイケメン君+置鮎さんのお声なので、
格好良いと言えばそうなのですが、
囁きなどのシーンは、すみませんが笑う事もできませんでした。
私は置鮎さんのお声が好きなので、
乙女ゲーでも遊んでいる時しか聴けないような台詞を
映像付きで耳にできた事は、有難かったのですが、
それをオチに使っている点までお約束過ぎて
見ていて「何だかなぁ」と思ってしまいました。
以前の感想にも書きましたが、
これは、私が年を取っているせいもあると思います。
中学生ぐらいの年で声優さんのファンだったら、
きっと私も、テレビに向かってキャーキャー言っていたはず!

それと、私は生まれも育ちも関東で、
関東から離れて生活した事がないので、
大江戸線の各駅が別に物珍しくないのも、
この作品に対する評価を下げてしまっている原因だと思います。
普通、実在する場所が出てくる作品の場合、
私は、そこを訪ねる目的でわざわざ旅行をしたり、
普段から通っている場所なら
ついつい足を止めて記念撮影をしたりするのですが、
この作品ではそうしたいとは全く思わないんですよね。

また、毎回、その駅近くの観光名所を挙げているわりには
パンチが弱いというか、
「行きたい!」という欲を掻き立てられないのも問題です。
今回は、私の好きな花園神社を出してもらえてうれしかったのですが、
お饅頭を食べてお茶を飲んで……はないだろうと
ツッコミを入れてしまいました。
どうせなら、赤い鳥居を出してくれれば良かったのに。



そして、似たり寄ったりな駅のキャラクターと同様に
ゲストとして出てくる女の子が記号化しているのも
気になります。
毎回同じタイプの女の子をゲストに迎えるのは難しいので
あれこれと設定を変えているのでしょうが
印象が全然残らない上に、それぞれが没個性で、
結果的に似てしまっているので
一週間も経つと、彼女たちの顔も名前も思い出せない状態になります。
(さすがに悩みの内容だけは覚えてますが)

でも、今回の「道(みち)」は
親が“乗り鉄”であるという設定と、
もしかしたら“鉄”という名前になるかもしれず、
結局“鉄道”の“道”になったという理由が面白かったので、
珍しく、今後も覚えているかもしれません。

今回のお話で唯一笑ったのは
この“道”の名前の由来のシーンだけだったなぁ。
でも前回は全然笑えなかったし、感動もしなかったので
ちょっとでも笑えただけ、今回はましだったのかもしれません。



次で四回目のお話なので
そろそろ、ちゃんと面白いと思えるお話を見たいです。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


第4話「未来発 過去行き」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26-4


2009-10-19 03:17  nice!(1)  コメント(0) 

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