さくらもちモチ

感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第28話 おとうさま*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回は第28話「おとうさま」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の第27話「狭間の宴」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-19

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-7


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前回は総集編だったので、
言わば“一回休み”だったのですが、
今回は、そこでの遅れを一気に取り戻そうとしたかのように
これまで以上に展開の速い内容でした。
目まぐるしくお話が進んでいった上に、
その内容がとても濃かったです。
真面目に見ていたら、見終わった後に疲れましたww



グラトニーに連れられたアルとシャオメイ（小パンダ）が
“おとうさま”と呼ばれる人物と会うのと同時に、
エドとリンとエンヴィーがグラトニーの腹から脱出する。
しかも、アル達の後をこっそりと追ってきたスカー＆メイも
加わって……と
今回は狭い場所に主要人物が一堂に会していました。
この時点では、ホムンクルス組と当人以外は
“おとうさま”の正体を知らないので、
エドやアルが、“おとうさま”が両手すら合わせず、
瞬時に錬金術を発動させる事に驚いているのが新鮮でした。
戦闘シーンも迫力があったと思います。
ただ、本人も言っていましたが
人柱候補であるエドとアルには
ホムンクルス達に絶対に殺されないという大前提があるので
どうせ身体を傷めつけられる程度で終わると分かっているのは
ちょっと残念でした。

エドによって、イシュヴァール戦の真実を知らされたスカーですが、
これまで、誰が何を言っても聞く気がないほど
頑な心を持っていたスカーが
今回はあっさりと信じていました。
ここでスカーがエドの話を信じないと、お話が進まない上に
アルが、傷付いたメイとシャオメイを彼に預けられないので
そうなって当然と言えばそうなのですが、
逆に、あのスカーでさえも簡単に信じられるほど
エドの言葉には重みがあった＆この時がとんでもない状況であるのが
よく分かったと思います。
その原因であるエンヴィーも、今は醜い実体をさらしているので
いつも以上に凶悪な感じが出ていました。



グリードさんを受け入れたリンは……
今は隠れているリンの人格が表に出るようになったり、
グリードがキングブラッドレイに敵意を再び剥き出しにしたりするまでは
様子見だなぁと、私は思っています。
私は、ホムンクルスを全般的に苦手としているのですが
ミョーに義理堅いグリードさんだけは別なので
リンが身体を貸したのが彼だったのは
不幸中の幸いだったと思っています。

この後の話ですが、グリードが記憶を取り戻して
キングブラッドレイを攻撃するようになるシーンを見るのが
楽しみです！
声も、宮野さんと中村さんがそれぞれ担当すると思うので
面白いだろうなと思っています。





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続きの第29話「愚者の足掻き」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26

宜しければ合わせてどうぞ。