SSブログ

感想:「DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)-」第2話「墜ちた流星…」*ネタバレあり [アニメ感想]

(11/24)記事の末尾に感想を長々と追記しました。


アニメ「DARKER THAN BLACK -流星の双子-(第2期)」の
第2話「墜ちた流星…」の感想です。
以下の感想には、ネタバレを含みます。
第1期についてはDVDで途中まで視聴し、ウィキペディアで補完しました。


前回の第1話「黒猫は星の夢を見ない…」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-10

各話の感想記事は、第1期「黒の契約者」と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/DTB


────

黒(ヘイ)が、他人から“黒の死神”呼ばわりされていたのは
第一期と変わりませんでしたが
この第二期での彼は、CIAに属しているんですね。
ちょっと意外でした。
彼みたいに凄い人間でも
何らかの組織に属してないと駄目なのかなぁ。
それとも、第一期の最後を経てやさぐれていたところを
CIAに拾われたという設定があるのでしょうか。



ヘイは、蘇芳が女の子だとは思わなかったんですね。
まぁ、蘇芳が“僕女”だし、
この双子は、性別がはっきりと分かるような外見じゃないので
仕方ない部分もありますが……。
マジシャンの契約者も「その少年」と言っていたので、
私は、出回っている蘇芳についての情報が男になっているかと
勘違いしていたのですが、
実は、蘇芳が紫苑ではないかと誤解されていたんですね。
災難とはいえ、こうなった以上は、バレたら殺されるので
蘇芳は頑張らざるを得なくなっていたので
可哀相だと思わずにはいられませんでした。

ヘイは、このまま無精髭キャラクターでいくのかな。
今回は蘇芳が主人公なので、
ヘイが主人公を努めていた頃よりは
そうした事への制限は無いのでしょうが、
私は第一期の彼の顔が好きだったので
ちょっと残念です。
私は無精髭キャラが好きなのですが、
ヘイには髭があまり似合ってないというか、
彼がもうちょっと年を取って、
普通にオジサンと呼ばれる年になったら
きっと良い感じになると思います。
でも、この違和感こそが
今のヘイの特徴なんだろうなと思います。
本来のところに彼が収まってない感じと言えば良いのでしょうか。
ウィスキーらしき酒をぐびぐび呑んでいるのも、
子供や下戸が無理に酒を呑んでいる背伸び感を覚えました。

それにしても、誤解があったらしいとはいえ
悲鳴をあげた蘇芳に驚いて手を離したり、
彼女に「駄目ェェェ!」と叫ばれた程度で怯んで、
敵を殺すのを止めてしまったりと
ヘイは以前の通り、人間的な優しさを失ってないんですね。
上記は、契約者としてはあり得ない失態ですが
彼については、人間らしさを見られるのがとても嬉しいです。

さて、父親が殺された事もそうですが、
先週の出来事で蘇芳の環境は一変してしまったようですね。
いくら蘇芳に行動力があるとはいえ、
彼女がまだ子供で、金も人脈もないのを思うと、
この先、彼女が上手く生き延びる(この地から脱出する)のに
ヘイの力は絶対に必要なので
これからの彼女は、彼と共に行動する展開になると思うのですが、
そう簡単にはいかないのを想像すると
まさに“試練”だなぁと思いました。
そして、弟の紫苑と離れてしまったのを踏まえると、
この双子の再会は、暫く無いというか、
お話全体の重要な場面でそうなるのかなと思いました。



ところで、紫苑は
足の自由を失った事が、対価だったんですね。
となると、身体を失った憑依タイプの契約者のように、
“もう支払い済み”なので
これからの彼は能力を使い放題なんでしょうか。
これまで敢えて封印してきたかもしれないのと、
対価の重さ、そして彼が重要キャラであるのを考えると、
かなり強力な能力者なのかなと想像しています。

新しい契約者も出てきて、
お話が目まぐるしく動いてますね。
次回は今回以上にヘイが出てきてくれるといいなぁと
勝手に期待します。
(蘇芳が、私の好きなキャラクターではないので)



ところで、最後の
“はしるよりとぶほうがとくいだよ”って……w
今回は、こういう各キャラクターのラフ画が
エンドカードになるんでしょうか。
普通なら見られないものを見せてもらえるので
作品のファンとしては有難いのですが
シリアスな展開の後にこれっていうのは、ビミョーに気が抜けます。



(11/24追記)
上記の感想は、放送をリアルタイムで見た時のものです。
改めて見返してみたら、色々と見落としていた点がありましたので
今回、感想を追記します。

ちなみに、この追記を書いている現在は
第7話「風花に人形は唄う…」まで視聴済みです。
以下の記述には、第3話以降のネタバレを含みます。
また、放送が終わった後でこちらを見た際に
とんちんかんだと思える推測をしているかもしれませんが
こちらの記事は、あくまで現時点での感想ですので
笑って読み流していただければ幸いです。



紫苑の「目立たないから」という勧めにより
蘇芳が彼の服を着て逃げていますが、
これが紫苑にとって良い目くらましになっているのは
見ての通りです。
二人は姉弟の関係なので、
紫苑が蘇芳の命をどうでもよいと考えたとは
あまり思いたくないですが、
結果的には、紫苑が蘇芳を陽動に使った事になりました。
このせいで、皆が蘇芳を紫苑だと誤認したわけですし……。



蘇芳は、途中で会ったニカと逃亡しますが
普通の人間が契約者化した際の一般例と同様に、
彼女の他の友達が、
ME(エムイー)技術によって記憶を消された程度で済んだのを踏まえると、
ニカも、病院内に残っていれば、
記憶を消されただけに留まったのかなと思います。
そりゃ、人間にとって記憶は大事なものですし、
ニカにとってターニャは恋人ですから、
彼も「ターニャについての記憶を消されるぐらいなら
死んだ方がマシだ!」と
強気な事を言うかもしれません。
でも次回、ターニャの能力によって
ニカがゴキブリに殺されたのを思うと、
もしかしたら彼は
病院のベッドであのまま殺されていたかもしれないけれど、
記憶を消されながらも、とりあえず生き延びた可能性も
ないわけではないので、
皮肉な話だなぁと思いました。



蘇芳が黒(ヘイ)の手配所を作った際に、
カメラからデータ入りのカードを抜いています。
この時の蘇芳は、黒(ヘイ)のことで頭がいっぱいですが、
その前に撮影した紫苑の写真は
印刷もしくは現像してないですよね。
あれはあのまま、データとして残してあるんでしょうか。
そしてカメラはどこへ??
カメラ+レンズは、持ち歩くには重いですし、
それでなくとも蘇芳は危ない目にあってばかりいて
破損しそうなので、
あの秘密基地に置いていったのかな。
まぁ、カメラは絶対になければいけないものではないですし、
もし蘇芳が紫苑の画像を大事にするとしても
データのカードさえあれば良いので、
もしかしたらそれだけ持ち歩いているのかもしれませんが。



黒(ヘイ)町を歩く際に、
店のショーウインドーがちらりと映り、
天体望遠鏡が見えるのがせつないです。

ちらりと……と言えば、
事件現場にFSBのレプニーンが現れた際に、
第7話で出てくる契約者イリヤ・ソコロフも
一緒にいたんですね。
彼がノートを持っていたので「おお」と思いました。


────

感想は以上です。


ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村


続きの第3話「氷原に消える…」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-24


[Blu-ray]



[サントラCD]




2009-11-24 16:47  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。