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レポート&感想:宝塚歌劇「逆転裁判2 蘇る真実、再び…」4*ネタバレあり [宝塚版 逆転裁判]

東京・赤坂ACTシアターで行なわれた
宝塚歌劇 宙組公演 バウロマン
「逆転裁判2 蘇る真実、再び…」を観てきました。
(9/12の昼/夕、9/15の昼*前楽)
0.jpg
以下、ネタバレありで、簡単なレポートと感想を記していきます。
今年二〜三月に行なわれた第一作時の感想と同様に
長くなりますので、
記述は幾つかの記事に分けています。
この[4]では、第一幕の第6場から第一幕の終わりまでを記していきます。


レポ&感想「逆転裁判2 蘇る真実、再び…」はこちら。
[1] 全体の感想&主要キャラへの感想
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-14
[2] 第一幕の流れ&第1場〜第4場
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-16
[3] 第一幕第5〜6場(途中)
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-18-4

今年二〜三月の「逆転裁判1」公演のレポ&感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-26
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-28-2
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-01

“逆転裁判”シリーズ関連の感想記事のURLは
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-25



────

【第6場 裁判所】
最初の証人であるディック刑事を、フランジスカが退廷させて、
二人目の証人が召喚されます。

フランジスカによる
「この教会のシスター」との紹介を受けて表われたのは
何故かシスターの服(ヴェ−ル付き)を着ているロッタ。
昨日、教会で、ロッタが
「検事局に写真を売る」云々と言っていましたし、
ロッタが登場人物の中にいるなら
彼女が証人として出てこないはずがないので、
この登場は必然なのですが、
ロッタのとんでもない格好を目の当りにして、
舞台上のキャラクターが驚いたのは勿論のこと
私も最初に見た時は、「えええええ」とびっくりしてしまいました。
すぐに“バイト”ネタが思い浮かんだので、まさかと思いきや
本当にそうでした。

ロッタの登場シーンでは、日替わりのアドリブが入ってました。
私が観た三回とも
ロッタは「ハレルヤ」という言葉を唄うように唱えてましたが、
たとえば「ハレルーヤ、ハレルーヤ 二ャ−!」だったり、
「ハーレハレハレ ハレルーヤ!」だったりと、口調が違っていました。
最後に、「心も名前もハートでいっぱい」と前置きをしてから
名乗っていました。

驚く皆に、ロッタが得意げに
「不景気じゃ、一つや二つのバイトじゃ足りない」と言います。
続けて、
「ある時は監察官、ある時はこの教会のシスター、
とある時はタカラジェーンヌッ!」と言い、
背後のスクリーンに
その格好をした実写のロッタの姿が映し出されました。
先の二つは、この劇中でも出てくる姿なので
無理はないですが、
最後のタカラジェンヌは、
ロッタを演じられた美風さんの本来のお姿というか
……大階段の前で、白いドレスを着てポーズをつけている
綺麗なロッタの写真が出ました。
当たり前ですが、とても素敵でしたww

好き勝手に盛り上がっているロッタを、フランジスカが責めると、
マヤちゃんが「あの検事さん、猛獣使いみたい」と
大袈裟に怖がります。

そして、ようやくロッタの証言が始まります。
なんでも、ロッタは、アルバイトの給料を貰おうとして
集金袋をあさっていたそうです。
ここで、裁判長がロッタに
「窃盗ではないか」とツッコミを入れますが、
ここでその話を始めてしまったのでは
公判が一向に進まないので
その場にいた皆が一斉に裁判長をジロッと見ます。
無言の訴えは、裁判長にちゃんと届いたようで、
彼は「聞かなかった事にしましょう」と言い、
一同はホッとします。

ロッタは、
人影が二つあり、黒い服を着た人物が派手な男を残して逃走したと
証言しました。
そして、ロッタから写真が一枚提出されます。
そこには、苦しむ被害者を、犯人が足蹴にしている様子が写っていました。
犯人は薬の瓶を片手で高々と掲げていますが
こちら(カメラ)に背を向けていて、完全に後ろ姿です。
ここでニックが、写っている犯人が手袋をしている点を挙げて、
瓶に指紋が残されていた点と矛盾する事を指摘します。
しかし、フランジスカに
「被害者に頼まれて薬を飲ませたと偽証する為」と言われて
反論を潰されます。

それでも、ニックはめげずに、
「顔が写ってないから犯人は被告人ではない」と強気な発言をしますが、
途端に、この発言が出るのを待っていたらしいフランジスカが
誇らしげに「では顔が写っていたら、被告人は犯人になるわね」と言います。
この時、証言台に立っているロッタは、
フランジスカの身ぶり手ぶりを真似していて
とても偉そうに、ニックを挑発していました。
ロッタ……いいキャラだ!
座席の位置によっては、
喋っているフランジスカを見ようとすると
必ずロッタも視界に入るので
嫌でも彼女を見てしまい、笑いそうになりました。

続けて、フランジスカによる
「プロにはプロの得意技があるのよ」との前置きの後で、
ロッタが“ダブルシャッター”の二つ名に相応しく、
今回も二枚目の写真を提出します。
その写真には、向かって左側にドアがあり、
そこを抜けようとしているアレイヤ先生の横顔が写っています。
アレイヤ先生が着ていたのは、
一枚目の写真に写っていた犯人と同じ、
白くて大きな襟のついた黒い服です。
「私は完璧」と、フランジスカが勝ち誇った言動をすると、
ここでも、ロッタが彼女の真似をしていました。
ニック達が慌てていると、
フランジスカが「バカがバカげたバカ騒ぎ!」と一蹴します。

しかしここでニックが、
一枚目の写真(被害者を犯人が足蹴にしている)に注目し、
犯人の足元に黒い布が落ちているのに気付きます。
ニックがフランジスカに尋ねると、
この布が現場で見つかってない(証拠品として押収されてない)とも
判明します。
ニックは、どうして無くなったのかを考えようとしますが
発想を逆転させて、どうしたら無くなるのかを考えます。
そして、この黒い布が、実はシスターのヴェ−ル(頭から被る布)で、
落とした事に気付いた犯人が持ち去ったのではないかとの推測を立てます。
また、この推測を元にして、
犯人はアレイヤ先生ではなく、この教会のシスターではないかという
新たな推測も立てます。
(舞台では、スクリーンに映し出された一枚目の写真の黒い布が、
被告人の足元から頭へと移動していました)

しかし、二枚目の写真に写っているのは
アレイヤ先生で間違いがないので、
一枚目の写真がシスターであるならば、服装の点で疑問が出てきます。
ここでニックがアレイヤ先生に後ろを向かせ、
後ろ姿だけならば、
ロッタが着ているシスターの礼服と見た目が同じである事を
(白い大きな襟に黒い服)立証します。

「被告人は医者を呼ぶ為に外に出た(二枚目の写真はこの時に撮られた)」
と、主張するニックは、
「それを証明できるか」とフランジスカから問われた事に対して
「できる」と答え、
ローランドを証人として召喚しようとします
──が、
場の流れに勢いがある中で、突然、証言台に立つロッタが
「待った!」と、一人で大声をあげます。
本当に、ここはいい雰囲気で舞台が進行していたので
最初に観た時は、私も「一体何事?」と思いました。
するとロッタがニックに対してネチネチと
「アンタ、何か忘れてないか」と問い、
実はロッタに対する尋問が行なわれてなかった事を
彼女自らが明かします。
ロッタが提出した証拠写真に対して、
ニックが彼女抜きでお話を進めてしまった為、
尋問が行なわれなかった事に
当人以外は違和感を持たなかったというわけです。
私も、「言われてみれば……」と、その時になって気付きましたw
慌ててニックが申し訳なさそうに
「忘れてた」と言いますが、
ロッタの怒りは止まりません。
ここで、ロッタの退出となるのですが、
本来は舞台下手(向かって左側)が出入口なので、
この時のロッタも下手に行くべきなのですが、
彼女がニックに言葉を掛け、
誤って舞台上手(向かって右側)に行った後、
「出口間違えた」と言いながら舞台下手に移動し、
フランジスカにも声を掛けるのは
“仕様”だったようです。
ただ、その際の台詞は、日替わりのアドリブでした。
私が観たのは
(12日 昼)
ロッタがニックに向かって「呪われんで」→「出口間違えた」
→ロッタがフランジスカに向かって「呪われんで」→退場
(12日 夕)
ロッタがニックに向かって「アーメン」→「出口間違えた」
→ニックがロッタに向かって「『アーメン』とか言ってるからだよ」
→ロッタがフランジスカに向かって「呪われんで」→退場
(15日 昼)
ロッタがニックに向かって「う〜(唸り声)ワンッ!」
ニックがロッタに向かって「犬か」→「出口間違えた」
→ニックがロッタに向かって「かわいこぶっちゃって」
→ロッタ「ニャ−!!」
でした。



そして、ようやく三人目の証人であるローランドが登場します。
爽やかです……!
ローランドのモデル(というか、同じ役所)は
逆裁2ー4のオートロでしょうが、
彼のキャッチフレーズの通り、ローランドは
まさに春風のように爽やかな音楽と共に、入廷しました。
裁判長も、ローランドを気に入ったようで
彼に対して「あなたを見ているだけで、笑みがこぼれます」と言います。
一方で、フランジスカは
「これがあなたの救世主?」と、やや冷ややかな言動を見せました。

ニックの要請を受けて、
ローランドが、教会の外でアレイヤ先生を見たとの証言を行ない、
それに対するフランジスカの尋問が始まります。
知り合いなのに声を掛けなかったのかとの質問に、ローランドは
「一刻を争う感じだったので声を掛けられなかった」と
答えます。
ローランドは、弁が立つ人間という設定なのか
話している最中に口が滑るタイプのようで
「携帯電話で電話を掛けていた」とも言ってしまいます。
この瞬間、感極まったように顔を背けるアレイヤ先生。
すかさず、フランジスカの「異議あり!」が入り、
実は、アレイヤ先生が公衆電話を使っていたと明かされます。
(そのような画像がスクリーンに出ます)
動揺するニックに対して、
フランジスカが半分笑い、半分憐れむような感じで
「あなたは私には勝てない、完璧に」や
「人を信じる事を信条としているようだけれど、
人を疑う事も覚えるべき」と冷たく切り捨てます。

ここでニックの「人を疑うこと……?」というモノローグが入り、
何故、ローランドが偽証をしたのかを考えます。
そして、短時間でその答えを得たニックは、
自分がローランドを証人として召喚したにもかかわらず、
彼が偽証をした件について尋問をしたいと発言します。
裁判長は「あなたが呼んだ証人ですよ」と
驚きながらも反対していましたが、
フランジスカが
「面白い! 恥の上塗り、楽しみにしているわ」と、
受けて立つわと言わんばかりに話に乗ってきたので、
ニックによるローランドへの尋問が執り行われる事になりました。
フランジスカ主導で裁判が進められていくのは、
まさに原作のゲーム通りで、
私はニヤニヤしてしまいました。

ローランドが
「実は見ていませんでした。すみませんでした」
「助けたかったから、嘘を吐きました」と
偽証した件を素直に謝り、頭を下げます。
いかにも好青年!な、ローランドの感じの良い言動に対して
場の皆は納得した様子になります。
しかしニックだけは違っていて、
「ローランドさん、誤魔化さないで下さい」と
冷静に言葉を返します。
すっかりローランド贔屓になっているらしい裁判長は、
「反省している人間に向かって冷たい事を言いますね」と
ニックを窘めますが、彼は聞く耳を持ちません。
そしてニックは、「その時に何をしていたかを話して下さい」と言い、
再び、ローランドの証言が行なわれます。
ローランドはその時刻、自宅にいたそうです。
それを証明してくれる人はいないので、
アリバイは無いに等しい状態です。

しかし、自分の事を弁明しているローランドが
「被害者は心臓発作で亡くなった」と発言した事から、
法廷は急展開を迎えます。
これまで、フランジスカが命名した毒薬“ハートストップ”で
被害者のマルケスが殺されたとの話は出ていましたが、
彼が心臓発作で亡くなったとは、誰も口にしてなかったからです。
これを機に、この場の誰もが知らなかった事を知っていた人物として、
ローランドへの疑惑が一気に強まります。
ニックは、ローランドがマルケスの死因を知っていた事から
彼が自宅や教会の外ではなく、
現場である教会の中にいたのではないかとの推測を立てます。
ここで、犯人はシスターであると証明したニックの考えと
矛盾が生じますが、
教会の中に男がいたら目立つ
→だからローランドはシスターに変装したという考えに至ります。
また、ニックは、ローランドが偽証を敢えて行なった件について、
「予期せぬ事に
恋人であるルーチェの母親のアレイヤに嫌疑が掛かってしまった為、
彼は自分の罪を隠しつつ彼女を救おうとしたらしい」と言います。

「あなたは知っていた。誰も知らない秘密を」
「真犯人はあなただ!」
と、ニックがローランドに向かって人差し指を突き付けると、
ゲームで真犯人が落ちた際に聞ける
ゴゴゴゴゴ……という地響きのような低い音が響きます。
これを受けて、裁判長はアレイヤ先生に対して
“無罪”を言い渡しますが、
廷吏に捕らえられたローランドは
「このままでは終わらない……終われないんだ!」と
必死の形相を見せてきます。
また、ニックとの勝負に負けた形になったフランジスカは、
ゲームで冥ちゃんが行なうように、
上体をやや伏せ気味にして、片手で机をドンドンと叩きます。
「フェニックス・ライト!
私があなたに負けるなんて。こんな裁判、認めないわ!」
と、勝手な事を言って、退廷していきました。
ここはかわいかったです……。



公判が終了すると
ルーチェが複雑そうな様子で法廷に現われます。
無罪が確定したアレイヤ先生がルーチェに駆け寄りますが、
彼女は逃げてしまいます。
ルーチェは、ニックに対して
「お母さんを救ってって言ったけど
ローランドに罪を被せてくれなんて頼んでない」やら、
アレイヤ先生に対して
「お母さんは、自分が無罪になればそれでいいの」と
荒い語気で二人を強く詰り、
母親の無罪を喜べない心境を素直に表わしてきます。
この時のルーチェは、とても辛そうで……。
ローランドが真犯人であるのを踏まえれば、
ルーチェが事実を受け入れられないのは、愚かでしかないですが、
時間が経ってない事もあって、
彼女がこうなってしまったのは当然だと思います。

また、これまで、とりあえず退廷していた
ディック刑事とロッタも、法廷に再登場します。
ルーチェとは対照的に、二人は非常に嬉しそうです。
ロッタがアレイヤ先生に
「ウチも、アンタは無罪って信じてた」と言うと、
すかさずマヤちゃんが
「ウソつき! あんな変な写真、持ってきて!」と、
彼女を責めます。
ニックが舞台の前方(手前)で
「レオナ……エッジワース、最後に恩師を助ける事ができた」と
この場にいない二人に向かって、しみじみと呟いている中で、
ロッタの発案により、
ニック以外の皆で記念撮影を行ないます。
この差がおかしくて、
本来はニックを見なきゃいけないのに、
私はついついロッタ達を見てしまいました。

「レオナと出会い、仲間と出会ったこの街で〜」との台詞の後で、
ニックの歌が始まります。



【第7場 カリフォルニアの海辺】

最初はニックのソロです──が、
皆が徐々に集まってきて、最終的には合唱となります。
「心をーほどいてー、心をー開いてー、歩きーつづーけーるー♪」という歌詞です。
ふるさとを懐かしむ内容でもあるので、
おそらく、この曲が今回の舞台のメインテーマだと思います。

この曲で、エッジワースとフランジスカのデュエットを聴けたのですが、
藤咲さんの歌声がきれいに響いていて、素敵でした〜!
舞台を見るまでは、藤咲さんが
歌えるのか、踊れるのか、演技が上手いのか……といった
基礎的な知識もなかったので、
「あ、結構唄える方なんだ」と驚きました。
めちゃくちゃ上手い!と絶賛する事はできませんが、
新人公演でヒロインを任されても良いぐらいには唄えるよなぁと
思いました。
演技派らしい?七海さんと組んで、
是非、新公の主演をやってほしいです。

他の登場人物もぞろぞろと舞台に出てくる中で、
勿論、ルーチェもいるのですが、
ニック以外のほとんどのキャラクターが二人で組んでいるのに対して
彼女はぽつんと一人ぼっちでいたので、
身の置きどころがなくてなんとなく淋しそうなのが
ひしひしと伝わってきました。
皆が幸せそうなのに、ヒロインだけがしょんぼりとしているのが
私には新鮮に思えました。
また、舞台後方にある三段の階段の上の、下手側(向かって左)には、
警官に両脇を固められたローランドも登場していて、
彼も複雑そうな表情を見せていました。
舞台の都合上、皆が一堂に会してますが、
階段の下と上では、世界が分かれているので、
ルーチェがローランドに駆け寄るシーンはありませんでした。



そして、「1」の舞台でもそうでしたが、
幕が下りた後は
ゲームのセーブ部分宜しくジングルが流れて
第一幕の終了となりました。



レポートを途中で切るのは宜しくなかったので、
こちらに改めて書きますが、
大変失礼ながら、今回は推理部分が非常に甘いです。
まず、これは第二幕で明らかになる事と関係しますが、
被害者マルケスの本当の死因が何であるかは
公判前に明らかになってないとおかしいです。
また、ローランドを真犯人として挙げた理由にしても、
心臓が止まる薬をマルケスが犯人によって飲まされた
→それにより心臓発作で亡くなったはないかと推測するのは
本来は自然な事で、
これを理由にローランドが告発されるのは、不自然です。
別にローランドでなくても
それこそ、事件の関係者じゃなくても
これぐらいは普通に想像すると思います。

また、前回のレポートで書きましたように、
ローランドはペンダントを落としましたが
そんなに大事なものをあんな簡単に落とすかなぁと
思ってしまいました。
落とした後についても、
もし自分がローランドだったら、半狂乱になって探しますし
それこそ、ルーチェやニックに
「ペンダントを見ませんでした?」と聞くと思います。

まぁ、原作のゲーム自体、
ツッコミを入れてはいけない部分がありますので、
この舞台が“逆転裁判”を原案にしている以上、
推理部分に甘さがあっても仕方がないのですが
(それにこれは、犯人当てや推理部分を楽しむ作品ではないですしね)
もうちょっと……特にローランド関係は
何とかして頂きたかったです。

コラムなどによると、脚本の鈴木先生は、
第一稿の後でかなり削ったそうなので、
きっと削られる前は
辻褄が合う、ちゃんとした作品だったんだろうと推測できる分、
惜しいなぁと思ってしまいます。

でも、公判のシーンは、
蘭寿さんを始めとする皆さんの熱演が素晴らしくて
お話に勢いがあるので、
実際に見ている時は、
こうした事でお話に穴がある事に気付いても
あまり気にならなかったです。
でも、舞台を見て、改めて振り返ると
「あれ……?」って思っちゃいます。



────

以上で、第一幕のレポート&感想の記述を終えます。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

引き続き、第二幕分も記す予定です。


(追記)レポと感想の続きも書きました。

[5] 第二幕 第1場〜第4場
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-08-2


────
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2009-09-25 02:10  nice!(0)  コメント(0) 
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