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感想:機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第23話「命の華」再放送*ネタバレあり [ガンダム00:アニメ感想]

ガンダム00セカンドシーズン再放送の感想です。
今回は、第23話「命の華」の簡単な雑記&感想です。
ネタバレを含みます。


*日曜午後5時の本放送時も感想を書いていました。
その時の感想はこちら(非常に長文です)
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-17

前回の第22話「未来のために*再放送」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-04-4


ガンダム00のアニメ感想記事のURLは
ドラマCDやゲーム等の感想記事と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
機動戦士ガンダム00:アニメ・CD・ゲーム感想一覧


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最終話まで残り2話というだけあって
中身も濃いし、展開も速い話でした。
アニメ作品の感想を記していく中で、
この00の感想(本放送時)は、触れたい事が多くて
特に記述が大変だったのですが、
この回の頃は、更に「あれもこれも感想を書きたい!」となっていて
本当にしんどかったですww
たかが感想を書くのに数時間も掛かってしまったり、
書き直した上に更に追記をしたり……熱が入っていましたね。
それだけ、当時はハマっていました。



では、改めて見た上で気になった点を挙げていきます。

視聴者は前回の放送を見た事で
援軍が連邦正規軍であるのを知っていましたが、
当のトレミー組は、今回の放送でようやくそれを知っているんですよね。
カティからの通信が入る前に
スメラギさんが「この戦術……」と呟いていて、
彼女が指揮官ではないかと想像する
→今後の彼女ならどうするかを考えた上で新たな指示を出す
となったのが、やはり面白いです。
これは、セカンドシーズンの序盤において
敵の戦術を通してお互いに相手が
「カティである」「クジョウ(スメラギ)である」と知った件と
対になっていると思います。

アリオスに乗ったアレルヤが張り切ろうとしたところに、
「ガンダムは母艦の防衛に専念せよ」という通信を入れるカティの声が
とてもとても格好良くて、
私はこの部分を視聴する度に、良い意味でゾクゾクします。
ご存知のように、カティはアレルヤの上司ではありませんが、
戦況をきちんと読んで正しい判断を伝えている
(また、そうする事に対してカティも遠慮せず、
それを受けたアレルヤ達も素直に従う)のが、
見ていて爽快感があります。
好きなシーンです。



今回から、母艦ソレスタルビーイングが登場します。
外観のお披露目の前に、一発、巨大なビーム砲が発射されました。
私にはこれが、
組織“ソレスタルビーイング”が行なってきた事を
体現しているように感じられました。
具体的に言うと、
争っている二つの勢力(CBとアロウズ)+αを
このビーム砲が一掃しようとした点です。
これはまさに、一つの争いに対する武力介入です。
しかも、一時期ながら、それで戦闘が止んでしまって、
片方の勢力であるアロウズが撤退するという結末まで得ています。
これを仕掛けた当人であるリボンズは、
たかが第一射で刹那達を倒せるとは微塵も思っておらず、
この行動も、
「僕はこんなに凄い兵器を持っているんだよ」という
自慢&顔見せの挨拶だったはずですが、
かつてはCBに所属し、
少し前まで陰から操る立場だった彼ならではの行動だなと
改めて思いました。

ガガ部隊による特攻は、
私が今後の展開を知っている事もあり、
緊迫感こそ感じられませんでしたが
皆が頑張ってちまちまと迎撃&進撃している姿が見られて
面白いです。
そして、CBの輸送艦が撃沈されてしまいますが
逆に、この時点までよく残ってたなぁと感心しました。
あの武装なら、もっと早い時点で墜ちても当然でした。



トレミーが母艦に着港してからは、全て、
次週に繋がる展開になっていました。

まず、スメラギさん。
オートマトンに対して一人で立ち向かっていく姿には
相変わらず無謀としか思えませんが、
これまでの戦闘において(二期に入ってから)
どんなに危機的状況になっても
「やり遂げる」信念を常に表に出してきた彼女らしく、
今回も全く動じていないのが、さすがです。
メメントモリ、前回のアロウズ戦、今回のガガ特攻……と、
並みの指揮官なら弱音を吐いてもおかしくない状況に
何度も陥ったのに、
彼女はその度に気合いを入れて頑張ってきました。
二度と後悔しないとの念が、
今回、ブリッジを離れる時の彼女からも、強く感じられました。

そんなスメラギさんが、その後に会ったビリーですが……
放送終了時&後に発売されたムック本や雑誌によると、
この時のビリーには、スメラギさんを殺す気はなかったそうです。
次回でビリーがそうしていたように、
間違った道を歩んでいるスメラギさんを説得をして、
連れ帰るつもりだったらしいです……。
でも、オートマトンを引き連れた今回の姿は、
どう見ても、
振られた男が相手の女に逆恨みの復讐を果たしにいくとしか
思えませんw
ただ、どちらの理由にせよ
ビリーが女々しいのに変わりはないので、おかしいです。
ビリーはいいよなぁ。
良くも悪くも、大人の童貞男という感じがします。



ライルの対アリー戦は、
この段階ではケルディムが圧倒的に不利な立場で戦っているのが
見ていて辛いけれど、面白いです。
この時点で苦労している分、
アリーのアルケーガンダムがヴェーダからのリンクを無くした後で、
一気に駄目になり、
ライルと形勢逆転するのが映えますよね。
今回を見ただけと、
どうあってもケルディムがアルケーに勝てそうにないのが良いです。

この対戦は本当に嬉しかったなぁ。
次回でアリーを倒す前に、
アニューとの出会いで得た事を
ライルが生かす気になったのもそうですが、
彼が本当の意味で“ロックオン・ストラトス”になり、
亡き兄と並んだ上で越えていくのを見られるので、
ニールファンとしては胸を撫で下ろしてしまいます。



Bパートの最後でルイスが登場した事で
戦局は慌ただしくなり、より過酷なものになっているのに、
EDの前奏が優しく流れているのが
この物語がいよいよ終わりに来ているのを表わしているようでした。
殺伐とした映像に優しい歌が流れる演出は、
私も大好きです。
こういうのがあると、「あぁ終わりが近いな」と実感します。
また、この音楽が
過剰に興奮しているルイスの戦いが虚しいものであるとも
表わしているようで、
意味深いものに感じられるのも、好きです。





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感想は以上です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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続きの第24話「BEYOND」*再放送の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-23-5

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-09-10 04:00  nice!(0)  コメント(0) 
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