感想@アニメ「かなめも」第10話 はじめての、気持ち*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「かなめも」の
第10話「はじめての、気持ち」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の漫画は未読です。
初回の第9話「はじめての、ダイエット?」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-31-1
各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27
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勘違いをするかながメインのお話でした。
ユメが専売所にまた必ず戻ってくる旨は
何の説明がなくとも当たり前の事なので、
かな自身は必死だったのでしょうが
私には煩く思えました。
今回のお話も、漫画が元になっている
(アニメのオリジナル話ではない?)のでしょうか。
オチが決まっている以上、
このお話は、結末ではなく過程を楽しむもの
──かなのドタバタっぷりがメインなのでしょうが、
できれば、「本当に出ていってしまったのか」と
本気でドキドキできる内容にしてほしかったです。
あれじゃ、かなが単なる馬鹿な子で終わってます。
以前の回でもそうでしたが、
かなが極端に幼稚化されているのが
こちらの作品の魅力……彼女の特徴でもあるようですけれど
私には、そういう“お間抜けな”彼女がかわいいとは思えません。
いくらこちらの作品が
“かわいいドジッ子の日常話”とはいえ
見ていてちょっとイラッとしました。
久地院美華とのジュース話は
お約束がてんこ盛りで、
最後におまけで一本付いてくるという
主人公に都合が良過ぎる顛末も在り来たりですが
こちらのシーンになった時はもう視聴するのに疲れていて、
二人がかわいいからもういいか……と、
少し投げやりな気分になりました。
というか、今回は(今回も)
新聞専売所らしい要素が見当たらなくて
何だかなぁと思いました。
こういう日常系漫画/アニメは
設定で他作品との違い、個性を出すしかないと思うのですが
こちらの作品に限らず、
それが出てくるのは最初だけで
途中から設定を全く生かしてない作品に自らしている場合が多くて、
(他が舞台でも全く支障がない)
勿体ないと思います。
別に、隙無く
新聞店らしさを出してほしいと望んでいるわけではないんです。
ただ、こちらは、普段から単なる同居アニメと化しているので
それが今回のようにほとんど描かれないと、
個性を自ら消してる事に繋がってて惜しいと
思えてなりません。
新聞専売所ならではの苦労、楽しみだけを描くのでは
話が持たないのは分かってますが
もう少し、生活描写にその設定を練り込んでほしいです。
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感想は以上です。
続きの第11話「はじめての、看病」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-21-2
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