さくらもちモチ

感想@アニメ「クロスゲーム」第21話 何はともあれ*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「クロスゲーム」第21話「何はともあれ」の感想です。
ネタバレを含みます。
この部分の原作の漫画は読んでいません。

前回の第20話「朝見水輝」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-19-3

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-6


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前々回から登場している新キャラクター・朝見水輝を主軸に
コウや青葉の他、周りの人の関係が描かれている回でした。



まずはコウ。
中学野球の経験もない状態で
高等部の野球部に入ってから丸一年経った彼ですが
その実力がちゃんとチームメイトに認められているのが
私は嬉しかったです。
以前からの野球仲間である赤石君や中西君はともかく、
チーム内で一番優れている選手の東君や
（自分とコウの実力なら、甲子園に行けて当然という意味合いの台詞）
青葉（自分の父親相手に本気で投げてないコウを説明する台詞）から、
そう言われていたのが凄いです。

そんなコウも、幼馴染みの青葉に対する気持ちは
少々複雑なようで。
若葉ちゃんが亡くなったのは、もう随分前の事ですし、
当時の感情を恋愛と呼ぶには、あまりにも幼過ぎたので、
今のコウが青葉を好きでも全く問題ないはずなのですが
なかなか難しいようですね。
でも、こういうきっかけがなかったら
コウが青葉を異性として意識する事もなかったと思うので
彼にとっては良い経験だと思います。

喫茶店で、一葉さんが店番として出てくるまで
コウがナポリタンを注文するのを
ひたすら待つシーンがありましたが、
あれにしたって、一番の目的は
休日に朝見君が何をしているかについてを探る為ですよね。
青葉が店番に出ていて、
その店内に朝見君がいない事からして
二人が一緒でないのは明確なのですが
いない彼の存在を意識しているのは
やはり恋の要素があるからかなと、思ってしまいます。
また、ランニング中に見つけた貼り紙を捨てたり、
青葉がデートとすら思ってなかった朝見君との映画鑑賞について
「デートだ」と反応した件もそうです。

もしコウが青葉に本気になったら
朝見君の勝ち目はまず無いので、
彼が青葉を落とすには、
コウ達が自覚しないうちに何とかする事なのでしょうが、
それも難しいようです。
でも、ここで何とかしないと
それこそ、朝見君が出てきた意味がなくなるので
彼には頑張って話をかき回してほしいです。



青葉とコウが
同じ映画の同じ部分を覚えていたというのはベタですが
見ていて嬉しいエピソードでした。
普通は、これが、
恋敵である朝見君の目の前で明かされるものですが、
今回はそうでなく、視聴者のみが知る事実となっているのが
面白かったです。
いつか、朝見君が、
“青葉と似たもの同士になれない自分”を悔しく思うといいなぁ。



一葉さんと東君のお兄さんの関係も、
本人が知らないところでちゃんと進展しているようで……。
肝心の東君のお兄さんが知らないというのは
ちょっと可哀相ですが
彼は今でも充分幸せそうなので、
もうすぐ来るかもしれない春に向かって
一葉さんへの思いを膨らませてほしいです。






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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第22話「なめてたでしょ」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-30-2

宜しければ、合わせてどうぞ。

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