さくらもちモチ

感想@アニメ「咲-saki-」第20局：姉妹*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「咲-saki-」の感想です。
今回は第20話（第20局）「姉妹」です。
ネタバレを含みます。原作の漫画は未読です。
麻雀のルールはまるで分かりません。


前回の第19局「友達」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-10-3

各回の感想記事は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


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次回から個人戦の話になるようで、
今回は、団体戦の後日談＆個人戦の為の気合い入れ
……というような、小休止の回でした。

そしてそして、タイトルにある通り、
今回は咲ちゃんのお姉さん・照さんが出てきました。
よくは分からないですが、
照さんは咲ちゃんの存在を認めてないというか、
あまり快くは思ってないようですね。
でも照さんも
咲ちゃんを無視できない程度には意識しているようで……。
そこには、照さんが家を出ていった（出ていかされた？）事情も
含んでいるのでしょうか。
咲ちゃんは咲ちゃんで、以前での描写を踏まえると
お姉さんに畏怖を感じているようでもありましたし。
複雑な家庭環境なのは、本人たちの責任でもない上に
（この漫画は麻雀作品なので、原因はまず
麻雀による二人のすれ違いなのでしょうが、
まだ二人が子供なのを思うと、親の責任の方が強い）
咲ちゃんは、照さんほど嫌っている？わけではなさそうなので
いずれ麻雀での対決を通して
二人はお互いに相手を認め、仲直りに繋がるのかなと思いました。
……とはいえ、原作でもアニメでも
こういう部分が描かれるのは、はるか先のようなので
下手をすると、私はそれを知らないまま
この作品とのかかわりを終えてしまうのかもしれません。

タイトルが「姉妹」だったので
もっと咲＆照の描写を見たかったです。
個人戦に入っちゃうと、照さんどころではなくなるので
ここしかこのタイトルを付けられる回が無かったのでしょうが、
せっかく付けたのだから
二人の関係を表わす描写がもっとあっても良かったと思います。



プールで慰労会という不自然？なエピソードは
視聴者サービス以外の何でもない展開でしたが
それでも、麻雀卓を無理に持ち込もうとしていた竹井部長が素敵でした。
そんなに麻雀をやりたいのなら
そういった事に縛られない海にすればいいのにwと思いました。
（ＥＤが海だから、プールにした部分もあったのでしょうか）



さて、私はこの作品の中で透華が一番好きなので、
彼女の優しさが前面に押し出された今回のお話は、とても好きでした！
プールが透華の家の持ち物だったり、
お金持ちのお嬢さんだからこそ
庶民の食べ物（ファミレス）に抵抗がなかったり……と
彼女らしさもよく出ていたと思います。
（私は、せっかくの出先なら
ファミレスのような
どこで食べても同じ味の店で食べたいとは思わないので）
今年だけで終わらず、来年も！と意気込んでいるのも微笑ましかったです。
透華は、麻雀の為に皆を集めたのでしょうが、
それが彼女自身にも
集められた周りの人間にとってもプラスになっているのが
大変良いと思います。
特に、天江衣。
透華はすっかり、衣の良いお姉さんですね。

そしてそして
中途半端に描かれただけで終わってしまった衣と和ちゃんとの交流も
今回で決着がついて良かったです。
自分から言おうとしていた事を当の相手から言われるなんて
最高じゃないですか！
和ちゃんの申し出は、見ている私も嬉しくなりました。



最後に、これまでの過去回想が歌と共に流れましたが
“いい最終回だった”と思えるような映像でした。
以前にもこういう映像って流れましたよね？？　確か。
２クールにしては、丸々総集編という回が無い作品だったので、
これぐらいはあっても良いのかもしれませんが、
上記の通り、せっかく照さんを登場させたので
あの時間を彼女の描写に当ててほしかったです。
（原作では具体的に出てきてないそうなので
アニメを先行させてしまうのは難しいのでしょうが）



そうそう、
普通、こういう大会ものの作品の場合、
個人戦＞＞＞＞団体戦と、重きが偏って置かれる場合が多いので、
団体戦がメインというのは非常に珍しいと思います。
順番も普通は逆ですよね。
原作がこうだからなのでしょうが、
残りの回で個人戦をしっかりと描いていかないと
中途半端感が出てしまうかなと思いました。



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感想は以上です。


続きの第21局「追想」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-24-2

宜しければ合わせてどうぞ。

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