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感想@アニメ「PandoraHearts(パンドラハーツ)」第19話:涙の池*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「PandoraHearts(パンドラハーツ)」の感想です。
今回は第19話「涙の池」です。
前作の漫画は未読です。ネタバレを含みます。


前回の第18話「とある従者の死について」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31-2

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


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今回も過去回想シーンが多かった為
様々な事が分かりました。
今回の放送で、中盤は一区切りしたかなと思います。
次回は息抜き回のようなので、
それが終わったら、いよいよ終盤に入るのでしょうか。
未完で現在も連載中の作品のアニメ化は
終盤がオリジナル化する事が多い為、
なかなか難しいとは思いますが、
このまま良い作品として突っ走ってくれればいいなと
思っています。



さて、今回のメインは、
ジャックが登場した事で描かれた
彼とグレン=バスヴィカルの過去でしたが、
その前にあったオズとエリオットの共闘も
なかなか見応えがありました。
オズのベストパートナーは、やはりギルバートなのでしょうが、
オズとエリオットのコンビも、
ギルバートのそれとはまた違った意味で
面白かったです。
そもそも、基本的にギルバートは
オズに対する絶対服従を崩さないので、
本当の意味で、二人は対等の関係ではないんですよね。
オズはギルを良い友達として認識しているでしょうし、
ギルにもオズをそう思っている部分があるでしょうが、
根本的な主従関係は最後まで崩れないと思います。
こう考えると、
オズとエリオットのやりとりが面白いのも
二人が初っ端から対等の関係である事が
理由の一つかなと思いました。



ロッティはかわいいですね!
先週は怖さ&いやらしさを強く感じられましたが
今週の彼女はとにかくかわいかったです。
彼女には、アリスやエイダとはまた違った
かわいさがあると思いました。
ロッティの目から見たグレンは
まさに英雄で、憧れの人なんですね。
だからこそ、
友達でありながら剣の切っ先をグレンに向けたジャックを、
彼女は許せないんでしょうか。

ジャックとグレンも、まるでオズとギルバートのように
微笑ましい友情を繰り広げていました。
な……なんか、意外でした。
問題の根源がグレンにあるのは明確だったので、
私には、彼はもっと悪い人だと思えていたんです。
でも、ロッティが想っていたようなグレン、そして、
ジャックと他愛のない会話に興じていた彼は、
それを否定するような良い人として描かれていました。
ですが、サブリエの悲劇が起こる直前
(起こった時)の彼の様子は、普通でなかったので、
あの時の彼には何かが
(それこそアヴィスの意志に関係するものが)
取り憑いていたのではないかと、想像できました。

普通の人としてのグレンの過去を見てしまうと、
最近は出番がありませんが、
アヴィスの意志がアリスに嫉妬した(彼女を憎んだ?)事が
元凶なのかなと、改めて想いました。



今回は話がずっと暗かったからか、
最後には、まるで最終回のような明るさがあって
(オズが階段を駆け上がるシーン)
ちょっと複雑な気持ちになりました。
ここで終わられたら、本当に困るので……。

その後、順当に次回予告が流れたので、ホッとしました。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第20話「うつりゆく音」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-20-3

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-08-07 13:10  nice!(1)  コメント(0) 
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