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感想@アニメ「大正野球娘。」第6話 球は広野を飛び回る*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「大正野球娘。」の
第6話「球は広野を飛び回る」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の小説は未読です。


前回の第5話「花や蝶やと駆ける日々」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31-1

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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今回は、小学生との練習試合を通して
野球部の皆が強くなっていく話でした。



坂下小との練習試合は、
晶子さんと小梅ちゃんの“夫婦(めおと)”としての仲が
良くなっていくのに合わせて、
・初回:ボロ負け(野球になってない)
・二回目:徐々に駄目になっていき、最後はボロボロ
・三回目:何とか“野球”の試合として成立
という結果を出しました。
これは素晴らしかったと思います。
(8/8追記)
上記において、三試合目の表記を訂正しました。



特に投手の晶子さんは
捕手の小梅ちゃんにリードを任せられるようになったなど、
精神面で大きく成長したと思います。
(基本的に投げ方が駄目駄目なのは仕方ないですが……)
ただ、最初の試合で見せた晶子さんの気の強さは、
投手をやる人間にとっては利点になる場合もあります。
なので、この点を上手く交ぜている描写があれば、
これから晶子さんは、良い投手になれるかなと思いました。
少なくとも、最初はそうだったという点で
晶子さんは投手向きの性格だと自然に思えました。

巴さんの“あくまでホームラン狙い”には
笑っちゃいました。
野球をテーマにした作品では、よくいる部員ですが
この作品は基本的にキャラクターに甘いので、
きっと彼女も、憧れているような爽快なホームランを
直に打てると思います。



一つ気になった事がありました。
足の速い胡蝶ちゃんが理由付きで
左打者への転向を命じられ、成功していた事です。
現在の高校野球では、
これは当たり前の事のように浸透しているので
特に珍しい事ではありません。
この事がこうして作中で大袈裟に取り上げられるのも、
あまり野球に興味がない読者や視聴者層の為かと思います。
ただ、これが野球界に広まったのは
ここ15〜20年ぐらいのはずです。
それよりも何十年も前に、
聡明な彼女たちは気付いていたという
神憑かり的な設定なのかもしれませんが、
違和感を強く覚えました。
また、この“右投げ左打ち”が多発している現状は、
打席に立った際の出塁率を上げる為に
多くの球児が子供の頃から特訓する土台があってこそなので
(勿論、高校から直す部員も珍しくないです)
教育上の問題から
これはどうなんだろうと歓迎されてない面も
少なからずあります。
創作作品であるアニメに
こういう点でケチをつけても意味がないのは分かっていますが
感想を書く上で無視はできませんでした。
せっかく作品の題名として“大正”と銘打っているのなら、
作中では昔の野球をやってほしかったです。
ただでさえ、大正らしさが薄い作品なので……。



最後、三郎さんと小梅ちゃんの婚約話が挙がりました。
初々しいですね。
見ているこちらが恥ずかしかったですw




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続きの第7話「麻布八景娘戯」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-21-3

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-08-07 12:01  nice!(0)  コメント(2) 
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コメント 2

ななし

3試合目も負けてたよ
by ななし (2009-08-07 22:17) 

さくら

■ななし様
初めまして、こんにちは。
ご指摘のコメント、ありがとうございます。

ま、負けてたんですね…… orz
今回もリアルタイムで見ていたのですが
なさけないことに、勝敗については今は全く覚えがありません。

頂いたコメントを元に、記事を訂正致しました。
ご指摘を頂かなかったら、
ずっと勘違いをしたまま次回以降を視聴していたはずなので、
本当に助かりました。
お知らせ下さり、ありがとうございました。
by さくら (2009-08-08 08:56) 

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