さくらもちモチ

感想：アニメ「タイタニア」第17話 高すぎた身代金*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

田中芳樹先生の小説を原作としたアニメ「タイタニア」の
第17話「高すぎた身代金」の感想です。
以下の感想にはネタバレがありますので
未視聴の方は閲覧にご注意下さい。


前回の第16話「反撃の烽火」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-05-4
原作の小説の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-03-2

アニメ版の感想記事については、他の作品も含めて
URLを下記ページにまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


────

マフディーが迂闊過ぎます。
そりゃ、すぐに帰還したら
正直じいさん号が絡んでいる事がバレますし、
早々に彼らをまいたんじゃ
自ら「怪しめ」と言っているようなものです。
だから、追っ手から安全に離れる為に
その辺で時間潰しを行なったのは正しい
……のですが、なんでそれが
よりにもよってカジノなんだか。

マフディーにしてみれば、
時間も潰れるし、お金も増やせる、おまけにやってて楽しいと、
一石二鳥どころか三鳥だったんでしょうね。
他に無かったのかなぁ。
マフディーが「どうすっかな」と考えた時に
カジノが入っている建物の外壁が見えちゃったのが
運の尽きでした。
でも、タイタニアに所属していた頃から
詐欺の相棒として愛用してきたライターを
自分で踏み潰したほど反省している点は
私の目にも好ましかったです。
尤も、ああしてライターを壊さなくても、
マフディーはもうカジノに行かないと思います。



ミランダがカイル大尉を討った事で、
旦那さんの復讐を物理的に果たせたのは良かったですが、
彼女にとってそれで話が終わるわけではないのが
残念でなりません。
カイルを殺したことでカジミールの声が戻ったり、
過去が消えるわけではないですからね。
そういう事も一緒に解決できたら、本当、良かったのにと
思わずにはいられませんでした。



ところで、ファン・ヒューリックの行方の情報を、
イドリスはザーリッシュより早く手に入れていたのに、
わざと教えないでいるのは、
彼らしいというか、何というか……。
ここで、ザーリッシュに教えておいて恩を売らず、
自分が彼の代わりに台頭しようと考えているのが
イドリスが駄目な理由ですよね。

藩王は、ザーリッシュの手腕を測っているようだけれど、
同時に、他の三公爵の出方も絶対に見ているに違いないと
思いました。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


続きの第18話「監獄衛星クロノス」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-05-6

宜しければ、合わせてどうぞ。

コメントを書く

コメント投稿に失敗しました。

未入力の項目があります。

認証コードが一致しませんでした。

半角英数字のみのコメントは受け付けできません。

お名前：[必須]
URL：
コメント：

画像認証：	下の画像に表示されている文字を入力してください。