SSブログ

感想@アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」第拾伍話:嘘と沈黙*ネタバレあり [アニメ感想]

新世紀エヴァンゲリオンのテレビシリーズの感想です。
今回は、第拾伍話「嘘と沈黙」について書いています。
ネタバレを含みますので、未視聴の方は閲覧にご注意下さい。


前回の第拾四話「ゼーレ、魂の座」の感想記事はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-30-6

「新世紀エヴァンゲリオン」の各話の感想記事のURLは、
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-02-2



────

前回に引き続き、使徒との戦いが描かれない回です。
これまで“ミサトさんの元カレ”としてしか
情報がなかった加持さんに
焦点がやや多めに当てられています。

この回での見所は、やはり、
加持さんに対して常に強気な態度で拒絶していたミサトさんが
彼に向かって泣きながら弱音を吐くシーンです。
シンジ達の前では絶対に見せない、
一人の女としての顔がよく出ています。
また、いつもシンジ達を励ましてばかりいる彼女だからこそ
(彼らの前では本当の弱味を見せられない)
自分の辛い過去を間接的に知っている加持さんの存在は
やはり有難かったんでしょうね。
また、酔っぱらった勢いで
これまで必死に押し止めていた感情が堰を切って流れ出てしまったのを機に、
過去の恋愛についての詫びを
加地さんにようやく伝えていました。
ただ、加持さんがスパイ活動を行なっている以上、
ミサトさんとの未来はないわけで。
二人は、お互いに
自分達がもう刹那的な関係しか持てないのを分かっていながらも
今をそれなりに楽しんでいたのかなと思いました。

そして、結婚式にお呼ばれした晩の上記のシーンで
加持さんに散々世話になっておきながら、
次の日は彼に銃口を向けているミサトさんが、凄いです。
公私混同しないんですね。



一つ屋根の下で暮らしているミサトさん、アスカ、シンジ……と
その日は揃いも揃って別々にお出かけをしたのに
(しかも女性陣はおめかしまでしてるのに)
全員が気乗りのしない外出だったという点が面白いです。
一番嫌そうだったシンジが
結果的には一番まともな結果に終わって良かったです。

そして、加持さんとミサトさんが一緒にいると分かった事から
生じた不安に襲われて、
シンジとのキスという突飛な行動に出るアスカ。
そんな事をしてもアスカの心の隙間を埋められるはずはないのに、
ちょっと自棄になっているのが、
彼女には申し訳ないけれどかわいかったです。





────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村

続きの第拾六話「死に至る病、そして」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31-4

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-07-31 05:00  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。