SSブログ

感想「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)」第14話:監視 [アニメ感想]

アニメ「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)」の感想です。
今回は第14話「監視」です。

原作のゲームや漫画などは見ていません。
以下の感想にはネタバレを含みます。


前回の第13話「偽装」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-28-4

各話の感想は、他作品も含めて
下記一覧ページでURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


────

この回は、
ツヴァイとキャルのショッピングデートという
呑気なシーンも描かれつつ、
キャルによる銃撃ちの練習が本格的に始まったり
梧桐組の幹部がまた殺される事件が起きたり、
その襲撃犯がエレン(アイン)だったり……と
お話の濃度が高かったです。

キャルが、幼いながら天才的な銃の腕を持つ少女だった事は
あまりにもご都合主義な流れですが
話の要素としては悲劇しか生まない設定なので、非常に重いです。
未だに、ツヴァイはキャルに
「自分の助手になれ」としか告げてないのに
当人が知らないところで
彼女を取り巻く環境がどんどん悪くなっているのは
本当に可哀相でした。
ツヴァイが仕事に行くと知った際、
自分がアパートに置いていかれる事にキャルが不満を露にしたり、
銃の玉を的に当てた際に「当たった!」とはしゃぐ姿は
見ていて辛かったです。
知らない内が花ですね……。

上記のツヴァイが出かけるシーンで、
彼がキャルに対して
「仕事はつまらないものだ」と言って諭していましたが
彼女の場合、彼との生活が非日常的な楽しみと化しているので、
彼女の認識と現実との大きな差が絶望を生んでいると思いました。



かつて自分が滞在した訓練所?を
ツヴァイがゆっくりと歩いて見て回るシーンは
せつなかったです。
ツヴァイにとってあそこは、確かに淋しい場所で
用がなければ積極的に訪れたくない場所でもあったでしょう。
でも大事なエレン(アイン)を亡くしたと思っていた彼には、
今や、想い出の場所の一つとなりましたね……。



エレン(アイン)が動いているという事は、
その裏でサイス=マスターが糸を引いているわけで……。
別名を使っているサイスの正体も知らず、
志賀がどんどん彼との関係を深めていくのも
見ていて怖かったです。
それにしても、梧桐組は皆にいいように利用されていますね。
良識人の志賀ですらすっかり騙されている時点で
この組の未来が短いのは目に見えていますが
若頭の梧桐大輔があまりにも間抜け過ぎます。
ここで帰っていたら、まだ被害は少なかった
──少なくとも彼が死ぬ事はなかったでしょうに。






────
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村

続きの第15話「再会」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-29

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-07-28 23:46  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。