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感想「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)」第11話:襲名 [アニメ感想]

アニメ「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)」の感想です。
今回は第11話「襲名」です。

私は原作のゲームを遊んでおらず、
漫画を含めたメディアミックスの他作品も読んでいません。
また、第1〜2話を視聴しておらず、
その分はウィキペディアを読んで補完しています。
これを書いている現在は、16話までとりあえず視聴済みです。


前回の第10話「終幕」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-28

各話の感想は、他作品も含めて
下記一覧ページでURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


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前回の第10話が「終幕」、
今回の第11話が「襲名」という事で、
ひとまずアイン編が終わり、
いよいよ新章開始!……と期待をしましたが
残念ながら総集編がメインの回となりました。

上記や、これまでの回の感想でも書きましたように、
私は第1〜2話を全く見ていないので
総集編を見る事でこの穴を埋められるのは助かるのですが、
今回の総集編はなくてもいいかなと思いました。

多分、私のように途中から見た視聴者や、
話が分からなくて脱落しつつある視聴者の為に
(放送時間が夜中なので、録画している人でないと辛いですよね)
この総集編が用意されたんだと思います。
でも、今回の放送は
重要だったり印象的だったりシーンをつなぎ合わせて
提示しただけなので、
ある程度「Phantom」の話を知っている人でないと
かなり苦しいと思います。
でもこの作品、見る人は見る/見ない人は見ないという
視聴者層が割と限られている作品なので、
そういう人が多く見るのに今さら総集編をやるのは、
ちょっと勿体ないかなぁと思いました。
最後に付け足された三ヶ月後の話が面白いだけに、
そこを強調した上で、
回想は最低限に留めた方が良かったと思います。
たとえば、Aパート:回想&Bパート:三ヶ月後とか。
初めて「Phantom」を見た視聴者には、
他で補完しないと、全くわけが分からなかったと思います。



さて、その三ヶ月後。
梧桐組の志賀透とサイスが繋がっているのが、描かれました!
私はこの先の展開も見ているので、
思わず「志賀ァ!」と叫びそうになりました。
梧桐大輔が積極的にクロウディアを関わろうとした時点で、
梧桐組の命運は尽きていたようなものですが、
決定打は、志賀とサイスが手を組んだ事ですよね……。

そして、ツヴァイが
インフェルノのナンバー1である証“ファントム”の称号を
与えられたシーンは
何度見ても笑ってしまいます。
なんで剣……?
こういう仰々しい儀式が好きだなんて、
新興マフィアも形を大事にする集団なんだなと思いました。



鉄の女と呼んでもよいほど
精神的にタフなクロウディアですが、
弟のロメロの死を思い出すと、さすがの彼女も感傷的になるみたいですね。
クロウディアが、黒いサングラスを掛けてお墓参りをするシーンが
とても印象的でした。
クロウディアは
マフィアの世界が“弱肉強食”であるのが分かっているからこそ、
自分の弟を殺した奴とも組み、強い組織に入って、
その中で台頭しようとしたんですね。
ツヴァイを思いのままに操っている部分では冷酷な機械みたいなのに、
心の中にはちゃんと人間らしい感情もありました。
この二面性が、インフェルノに入る際に
彼女が身に付けた強さなのかもしれません。






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続きの第12話「亡霊」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-28-2

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-07-28 02:07  nice!(0)  コメント(0) 
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