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感想@「東京マグニチュード8.0」第3話:燃える、橋*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「東京マグニチュード8.0」の第3話「燃える、橋」の感想です。
ネタバレを含みます。


前回の第2話「壊れる、世界」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-17

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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なんでこう、未来は後ろ向きで拗ね易いのか……
これが彼女の元々の性格だとしても、私は好きになれません。
だからなのか、感情移入が出来ずにいます。
まるで、なんでもできる真理さんに
未来が嫉妬しているようにも思えました。
真理さんから与えられた朝食のおにぎりにしたって
悠貴くんはちゃんとお礼を言ってから食べていたのに
結局、未来は何も言わなかったし……。
変な意地を張って、真理さんと手を繋がなかった事もそうです。
不安を押し殺して無理をしているのは分かるけど
こんな時までつまらない事を考えなくてもいいのにと
思いました。



前回は、未来たちがいる階段に
人がもっと多くいるような気がしたんですが
そうでもなかったんですね。
というか、よく食べ物やトイレで問題が起きないなぁと
感心してしまいました。
非常時にはコンビニが食べ物を無償で配る旨は、
勿論、私も知っていましたが、
もう少し混乱が起きるものじゃないかなと思いました。



船に乗る為に移動している最中に、
電車の橋脚が倒れているのが見えました。
実際、お台場で大地震が起きたら
ゆりかもめのレールもあんな風になりますよね。
しかも、ご存知のように
ゆりかもめは無人で走っています。
ごくまれに、ゆりかもめが停車したり事故が起きたりした時に
係員がどこからかやって来て、乗客を誘導していましたが
こういう地震が起きたら
その係員ですら現地に到着しないですよね。
改めて、怖いなぁと思いました。



私、イベントでよく東京ビッグサイトに行っていて
たまに船に乗って浜松町まで帰るので
今回はちょっと感慨深かったです。

階段で将棋倒しっぽくなって、一時的に悠貴がはぐれた時、
視点が彼のもの(大人より低い)になった映像は
かなり怖かったです。

こういう非常時に、子供が先に船に乗るのは当然で、
それだけで助かったとはまだ言えないのも分かっていますが
第一陣の救命艇に乗れただけ気分的に楽になれている点を
未来が分かってなさそうなのが、引っ掛かりました。
転覆してしまったボートの件は残念ですが
心理的に、孤立している場所から動けないのは
きついと思うんです。
救助の船が、満員の人を乗せて目の前で去っていく辛さは
かなりのもののはずなんですが……。



多分、三人が乗ったボートは、あのまま無事に帰港しますよね。
着いた先は、お台場より建物が密集しているでしょうから
次に三人が遭うのは火事かな……。
また、余震によって
上から建物の外壁が落ちてくる危険性が、更に高まります。
今回、真理さんがちょっと弱気なところを見せてきたので、
未来にはそんな彼女を支えてもらいたいです。
でないと、良いとこなしの主人公で終わってしまいそうです。



つまらない事なんですが、
間にいちいち読点(、)を入れる頭の悪そうなタイトルは
誰が考えているんでしょうか。
言葉を強調させる為に敢えて使っているんだとは
私にも分かりますが
喜ばしい言葉の使い方ではないなと思いました。
なんにでもカッコ付けたがる幼い子供の創作物じゃないんですから
もっとまともなタイトルにしてほしかったです。
普通に「燃える橋」で良いのに。





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続きの第4話「三人の、約束」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-07-24 01:26  nice!(0)  コメント(0) 
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