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感想@アニメ「PandoraHearts(パンドラハーツ)」第16話:英雄と少年*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「PandoraHearts」の感想です。
今回は第16話「英雄と少年」です。
前作の漫画は未読です。ネタバレを含みます。


前回の第15話「誰がための言葉」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-10-2

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


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タイトルを見て
英雄=ジャック、少年=オズかなぁと思った状態で視聴しました。



今回も、様々な過去の事実が判明しました。
まず、一連の首謀者(過去を含む)が
グレン=バスカヴィルである事。
また、彼とジャック=ベザリウスはお互いをよく知る仲であった事。
サブリエの悲劇は、グレンにとって生け贄を差し出す行為であった事
……です。



まず最初。グレンについて。
未だに本人が出てこず、人の口に上るだけの存在なので
何とも言えませんが
彼さえいなければ諸々の悲劇は起こらなかったと言える人物だと思います。
特にオズやアリスは、
それぞれの存在意義に問題がありそうですが
彼の欲望に巻き込まれた側ですよね。
多分、ギルバートも。

でも、ジャックがグレンの過去の罪を咎めつつも
決して彼を憎んでないようなのが気になりました。
普通、災いの根源のような男が相手なら
憎悪でもって彼を語るはずですが
あの時のジャックには、
まるで二人に友だち関係があった事を臭わせるような口調だった部分も
少なからずありました。
もしかしたら、ジャックはグレンがした事を悪だと認識しているけれど、
グレンがそのような事をするに至った経緯(動機)も分かっているので、
彼を憎み切れない部分があるのでしょうか。



サブリエの悲劇については……
先週から更にヴィンセントが怪し過ぎて、煽られまくりです。
もしかしたら、グレンの口車に乗ったヴィンセントが罪を犯してしまい、
それをジャックが寸でのところで救ったんでしょうか。
そして、生け贄はやはりアリスだったのかな。

ブレイクがオズに対して
ヴィンセントに注意しろとの忠告をしているので安心しました。
二人だけでお茶を飲んでる図は奇妙でしかなかったですが、
とりあえずブレイクが敵でないのは、見ていてホッとします。
そして本当に、ヴィンセントは一体何を考えているのやら……。



ジャックは凄いですね!
チェインとして暴走していたアリスをあそこまで抑えてしまうとは。
というか、
皆がジャックの名前を知らないでいることにびっくりしました。
とっくに皆に知られているものと、勝手に思い込んでいました。
彼自身が言っていたことから、
これで暫くジャックは出てこないのでしょうか……。
私は彼が好きなので、淋しいです。
オズも、彼をよく知る人間からは慕われているようですが、
ジャックにもかなりのカリスマ性があるんですね。
ジャックの言葉を受けてオズも信頼を得ていくシーンは、
見ていて爽快感さえ覚えました。
将来はオズも成長して、
二人の関係も「過去の英雄と今の英雄」になるのかな。



そうそう、オズやアリスと別れてしまったギルバートとブレイクも
無事に生還できていて、本当に良かったです。
二人ともぐったりしていたので
崩壊したアリスの世界からの帰還は相当大変だったみたいですね……。
あれだけヘタれているブレイクを見たのは、初めてのような気がします。
見ていて、ちょっとだけ面白かったです。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第17話「懐旧の旋律」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-24-1

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-07-17 11:46  nice!(0)  コメント(0) 
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