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感想@アニメ「大正野球娘。」第3話 娘九つの場を占めて*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「大正野球娘。」の第3話「娘九つの場を占めて」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の小説は未読です。


前回の第2話「春の長日を恋い暮らし」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-10-1

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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まさに出会いの春ですね!
対象が食べ物だったからかもしれませんが
宙に舞ったお弁当やらおにぎりやらを無事に捕れた事から
小梅はまさにキャッチャー向きだと判明しました。
本人がキャッチャーをやりたくなさそうだったのが
残念でしたが。

でも、野球を始めた事といい、キャッチャーの件といい、
小梅は物事に平気で流されちゃうタイプなんですね。
とりあえず、その場では戸惑うものの、
流れに逆らわず、そのまま流れてみる
──そのうち戸惑ったことすら忘れて熱中する、みたいな感じで。
早朝練習の言い訳が、補習から読書会に替わっている辺り、
小梅も本気で野球を続けたいんだと伝わってきました。
熱心に参加している事もそうですが
要らぬ心配を親に掛けて、
つまらない干渉をあれこれとされたら大変ですしね。



さて、新しいキャラクターが冒頭から登場しました。
どうやら小梅に一目惚れしたらしい男性・高原伴睦です。
試合後のMVPに与えられるランデブーの提案者は
絶対に彼ですよね。
彼は、勘違いも甚だしいし、結構しつこいし、煩いけれど
憎めないキャラクターだなぁと思いました。
私は好きです。
彼が喋っていると、なんか場が和むw
初めての(?)恋にがむしゃらになっている彼を見ていると
女の子たちが楽しく野球をやってるのを見ている以上に、
「あぁ青春だなぁ」と思い、微笑ましくなってきます。

また、以前よりは、晶子の婚約者・岩崎荘介が
しっかり描かれていました。
確かに、あれは失言だったかもしれないけれど
晶子が敵意をむき出しにするほど、彼は悪い人ではないようです。
また、それについては
晶子も何となく気付いているのではないでしょうか。
でも、変な反抗心に火がついちゃってるので
自分で自分を抑えられず、暴走気味になっているようだと
思えました。



アンナ先生が格好良いのは先週と同じでした。
素敵! 男前ですよね。惚れるわ〜。

櫻花會の面々が野球でめきめきと上達していくシーンは
いかにもアニメだなぁと思いました。
ちまちまと部室&部室周辺の手入れをするシーンは
好きだったのですが……。
ここ↑小梅が働き者だったので、感じが良かったです。
さすが庶民。
一方で、お嬢様の晶子は全然駄目でしたね。

とりあえず外野はフライ、内野はゴロを捕れるようになれば
一応の体裁がつきます。
その状態で練習試合に臨むのは、浅はかとしか言い様がないですが、
試合からでしか学べないもの、感じられないものもあるので
皆にはいい経験になったのではないでしょうか。
今回は、試合終了後に小梅が
「いい気分転換になった」とか言われてましたが、
これが最終回では本気の試合になるんだろうなと思います。



端折るところは端折って
見せ場には尺を取って……という作りなんでしょうが、
初の練習試合までの経緯が省かれまくりだからか、
試合そのものも全く盛り上がらず、
非常に中途半端な作りだと思いました。
正直なところ、私の頭の中では、
その練習試合よりも高原伴睦の方がインパクトが強かったです。
もしかしたら、これは制作者側の狙い通りなのかもしれませんが
だとしたら、野球漫画として勿体ない演出だなと思います。
やっぱり、野球を取り扱う作品は
試合の部分だけで面白くないと駄目だと思います。




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続きの第4話「これから」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-24-2

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-07-17 03:32  nice!(0)  コメント(0) 
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