さくらもちモチ: 感想@アニメ「クロスゲーム」第15話もっと楽しめよ*ネタバレあり: SSブログ

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感想@アニメ「クロスゲーム」第15話もっと楽しめよ*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「クロスゲーム」第15話「もっと楽しめよ」の感想です。
ネタバレを含みます。
この部分の原作は読んでいません。

前回の第14話「何点？」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-06-4

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-6

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大門監督と校長代理の会話に出てきた
プレハブ組の“週二回の練習試合”っていうペースが凄いですね。
練習試合って、本当、練習以上に身につくものもありますし、
試合がない時の普通の練習の質と濃度も高そうだから、
この夏の練習で、プレハブ組はめきめきと上達しているはずです！
夏の公式戦に出られた以上の成果を得られたのではないでしょうか。

ちょww
お金持ちそうな、赤石君家の常連さんのオジサンは、
プレハブ組のマネージャー・デーブのお祖父ちゃんだったとは！
という事は、デーブもいいとこのお嬢さん……ですよね。
今回、一軍野球部のマネージャー志堂理沙との確執がありましたが、
後でデーブたちの正体を知った彼女が、慌てるような羽目になる気がします。

三木君が転校する事になりました。
「俺は野球がやりたいんだよ。勝ったら全員で抱き合える野球をな」
という台詞は、とても重かったです。
彼は上手いバッターだけに
この穴は一軍にとって大きいんじゃないでしょうか。
でも、三木君の転校を、大門監督は気にも留めてないようですが、
この話を振った東君は、内心でちゃんと惜しんでいるようで
（そんな態度を取った監督への不満も持っているようで）
ホッとしました。
東君、分かり辛い性格だけれど、
やっぱり野球が好きで、野球が好きな人を好きなんだなと思いました。
大門監督は、自分を有名にする手段として
高校野球を踏台にしているだけですものね。

その三木君の話を東君が振った際に、
将来有望そうな三人の新入予定部員を大門監督が挙げていました。
これが、青葉のプレハブ組参入の話に繋がっていましたね。
子供の頃以来、対決した事がないという青葉が、
コウが投げる本気の球を実際に打席で見て、その凄さを実感し、
彼を見直すくだりは、見ていてとても嬉しかったです。
赤石君が言った通り、
青葉は「気持ちよくセンターを守れる」ようになってましたしね。
青葉についても、はっきりとは描かれてませんでしたが、
ノーバンで、センターの定位置からバックホームできたようで
凄いなぁと思いました。

東君と東君のお兄さんの仲はビミョーかと思っていましたが、
実は仲が良いんですね。
しかも、足が悪い兄の代わりに。東君は甲子園に行こうとしている？
あの言い方はまるで、
兄の夢も自分が背負うとでも言っているような感じでした。

その東君。
自分がどちらに入るのかを選ぶ為に、
一軍対プレハブ組の再試合には出ないというくだりは
面白かったです。
余計な感情を抱かずに、冷静に場の状況を見ているとも思えますが
──正直、東君はこの大門監督に見切りをつけていて、
プレハブ組を台頭させ、
そこに入る機会を見計らっているようにも感じられました。
東君自身にそのつもりはなかったかもしれませんが、
彼は無意識で、大門監督から逃れるすべを探していたのではないでしょうか。

また、今回は、プレハブ組の監督のスゴさが
ちょこちょこと何度も出てきました。
他校の野球部に顔が利くのは本当みたいですし
それらの監督からも慕われているようでした。
周りの物事が、コウたちプレハブ組に向かって
追い風を吹かせているなぁと思いました。
勿論、こうなったのは、
コウたち三人の実力と熱意が、あの監督の心を動かしたからで、
結果として、なるべくしてなったんだと
強く実感しました。

さぁ、来週はいよいよ練習試合です。
何としても勝ってほしい……監督のクビを賭けている以上、
まず間違いなくプレハブ組が勝つでしょうが
（そうじゃないと、この「クロスゲーム」という作品が終わってしまう）
試合中に色々ありそうで、楽しみでもあり不安でもあります。

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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第16話「知るか」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-19

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