さくらもちモチ

感想@アニメ「青い花」第1話：花物語*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「青い花」の第１話「花物語」の感想です。
ネタバレを含みます。
私は、原作の漫画は未読です。


各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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志村貴子先生の作品のアニメ化です。
私は、一冊だけ先生の単行本を持っている他、
雑誌連載作品などをたまに読んでいますので、
先生がどのような感じのお話を描かれるのかは
なんとなく掴めていると思います。

で、私がこの漫画を読んでない件は、上記にも書きましたが、
放送前の宣伝にて
こちらの作品が百合（女性同士の恋愛）の話であるのは知っていました。
6月までこのNOISW枠で放送されていた
アニメ「リストランテ・パラディーゾ」が
なかなか丁寧に作られていましたので、
ノイタミナ枠と同様、このNOISE枠もきっと高品質なアニメ枠になるはずと
期待をしながら見ました。



OP＆本編＆EDの全てが、私の好みでした。
これは、前作のリスパラもそうだったのでとても嬉しかったです。
最近、本編は良いのだけれど歌が……とか、
その逆も結構あるので、
「この作品は当たりだ！」と、EDを見終えた瞬間に本気で思いました。



正直、もっと百合百合しい……というか、
エロ特有の泥臭さが前面に出るのかなと思っていましたが
志村先生の漫画と同じように、
現実も嘘（創作部分）も全部引っ括めて
ふわふわと軽い柔らかさ
（肌触りの良いガーゼみたいなイメージ）があるなぁと思いました。
今日はまだ初回なので、
視聴者に対して行なう登場人物の紹介だけで終わっている感はありましたが
逆に言えば、特に主人公・万城目ふみちゃんの説明は
彼女の過去回想を含めて、大方終わっていると思うので、
次回からいよいよ話が転がりだすのかなぁという期待に繋がりました。

話のキモとなる恋愛も、性愛にがっつくという感じはなく、
思春期特有のほんわかとした淡い恋みたいな印象で
非常に初々しかったです。
これはふみちゃん自身にそういう空気があるからでしょうか。



キャラクターについては、とにかくふみちゃんが可愛かったです！
眼鏡がたまらなかったです……！
黒髪ストレートに白い肌、眼鏡、生真面目な性格……と
まるで清楚系美少女のお手本のような彼女が、
これまたよくありがちな同性への恋に走る点は
在り来たりかもしれません。
でも、いわゆる萌え系アニメとは絵柄も雰囲気も違うので、
あまり気になりませんでした。
寧ろ、彼女の日常が淡々と描かれている様には
懐かしさを通り越して新鮮味すら感じてしまいます。



放送された時間が時間なので（午前二時過ぎ）、
こういう日常淡々系の作調が苦手な視聴者には
「眠くなるような、つまんないアニメ」と評されるかもしれません。
ただ、もしかしたら今後、一瞬にしてパチッと目が覚めるような
とんでもないエピソードやシーンがあるかもしれませんので
（作者の漫画には、それなりに毒を含むものもあるので）
どうしても眠くなる人には録画をお勧めしておきます。

来週も楽しみです！



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感想は以上です。


続きの第2話「春の嵐」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-09

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