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感想@ドラマ「白い春」第8話:二人のお父さん*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビの連ドラ「白い春」の感想です。
今回は第8話「二人のお父さん」です。ネタバレを含みます。


前回の第7話「名乗れない痛み」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-26-1


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春男の優しさが全開でした。
特に、リンゴパンを作ろうとしてからの一連の流れ。
春男がとりあえず公園に行ったのは、
さちとの絶好状態からの脱却を望んでいたのもあるでしょうが、
お父さん(村上さん)に遊んでもらえないさちの淋しさを
汲んだのかなぁと思いました。
ゴム飛び遊びは、めちゃくちゃ懐かしかったです!
私も子供の頃に散々やりました。
地域や家庭によるんでしょうが、
今の子もああやって遊ぶんだなぁと思ったら嬉しくなりました。



図らずしもリンゴ皮剥き競争になっていたくだりは
おかしかったです。
ラッピングといい、この皮剥きといい、
春男は刑務所の作業で手先を使う仕事を多々やっただけあって、
凄く器用ですね!
阿部さんも遠藤さんも、元から器用だったのでしょうか。
もしこの為に特訓されたのだとしたら、
相当頑張られたはずです。。
だって二人とも本当にプロ並みなんですもの!
張り合った末に納品が間に合わなくなりそうになって
二人に叱られているシーンは、おかしかったです。
あれは、むらかみベーカリーという職場が
一つにまとまった瞬間でした。
後片付けを二人でこなした後、
缶ビールの差し入れを受けたシーンも
にやにやしてしまいました。
いいなぁ……。
あれは、同じ苦労を共にしてこそ生まれた連帯感ですよね。

寝てしまったさちを二人で見守るシーンも、
大変良かったです。
過去を語る村上さんが春男に心を開きつつあるのが
よく伝わってきました。
以前の村上さんは
春男を頭ごなしに拒絶して、さちから引き離そうとしていましたが、
今回の「自分の道を見つけてくれないか」は
彼を認めた上での発言だったと思います。
そして、春男が貰ったさちからの折り紙のプレゼントは
何よりも嬉しい物だったのではないでしょうか。
村上さんに背負われて去っていくさちを見る春男の気持ちが
もう痛くて痛くて、今回も泣いてしまいました。



その一方で、大ピンチの栞。
同情はするけれど、
春男に多大な迷惑を掛けた彼女にムカついてしまいました。
なんというか、彼女ら二人って
頑張る方向性が違いますよね。
スーパーの試食を勧めるアルバイトの方が
安全だし、普通に稼げたのに……と思いました。
結局、彼女たちの場合は
やる気が起こらないと全て簡単に投げ出してしまうから
悪い結果に繋がってしまったんでしょうが。

春男の顔がやくざに知られていた事で
あの場は凌げましたが、
額を床に擦り付けて土下座をする春男を見たのに
二人があのままちゃらんぽらんな生活を変えなかったら
本気で軽蔑すると思いました。

春男はせっかくまっとうな道を進もうとしていたのに
やくざに目を付けられてしまったのは確実です。
これで春男が危険な目に遭うようになったら
私が二人を恨んでしまうかもしれません。



さて、次回予告!
春男が急に大金を稼ごうとしたのは
さちの病気のせいなんですね……。
もし、またやくざから大金を餌に殺人依頼をされたら
春男は受けるんでしょうか。
そういう展開になりそうで、なんだか怖かったです。



────
続きの第9話「娘を襲った悲劇」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-09

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-06-02 23:00  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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