SSブログ

感想@アニメ「リストランテ・パラディーゾ」第6話:ある夫婦*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「リストランテ・パラディーゾ(リスパラ)」の感想です。
今回は第6話「ある夫婦」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の漫画は未読です。

前回の第5話「オルシーニの味」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-14

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-6


────

フリオのお料理教室が楽しそうで、めちゃくちゃ羨ましかったです。
私も習いたかった!
そして、常連さん達と同様、
ニコレッタに対して「ズルい!」と思いました。



ルチーア夫婦の最後のオチ(仲直りの食事)に繋がる展開は
お見事だったと思います。
ルチーアとジジの食事も、彼女の好みを探る点で有効的になってましたし、
何より、偶然にバーで出会った皆が
彼ら夫婦の仲直りの場を提供するというのが、見ていて爽快でした。
素敵だなぁと思いました。
好きな人と美味しいものを食べたら幸せになれるのは確実ですが、
選んだお店があのレストランなら、
余計にそうなれるんだろうなと想像してしまいました。

そのルチーア。
旦那さんの浮気をねちねちと責める為に挙げたたとえ話が、
聞いていてめちゃくちゃ怖かったです。
あのタイミングでワインを割ったのは凄いと思います。
見ていた私もビビりました。
あの後、いくら「欠片は入ってないわよ」と笑顔で言われても
あのパスタを平然とは食べられないですよね。
そういう、小心者・素直っぽい点も含めて、
ルチーアはあの旦那さんを憎めないでいたのかもしれません。
本気で嫌がっていたら離婚も視野に入れていたでしょうが、
あの様子ではどう見ても、
そこまではしたくない感じでした。
それは、ルチーアが旦那さんを心から愛している事と
旦那さんも(浮気はするけれど)
自分を一番愛しているはずだとの自信があったからだと思います。



タイトルに“夫婦”とありますが、
私には、情に厚いイタリア男の様を描いた回だったように思えます。
女性に対しては絶対に無碍な態度を取らない
──愛想良く立ち振る舞う点に対して、
ルチーアの旦那さんもヴィートも同じですが、
妻を軽んじている前者に対して、
後者は妻を大事にしている事すらに女性受けていたところが
面白いなぁと思いました。

そりゃ、女の視点で男を見れば、同じ妻帯者なら
浮気をしまくった結果、奥さんを蔑ろにする旦那さんより、
「奥さんが一番」と公言しまくる旦那さんの方が魅力的に見えますもんね。
そこがヴィートのモテる理由になっていたのも、
お話として好ましかったです。



次回は、全然進展が無かったニコレッタの恋?に
ちょっとだけ動きがあるみたいです。
クラウディオは紳士ですから
ニコレッタがどんなふうにエスコートされるのかが楽しみです。



────

感想は以上です。

────
続きの第7話「特別な一日」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-28

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-05-21 02:46  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。