さくらもちモチ

感想@アニメ「夏目友人帳」 第4話「時雨と少女」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

再放送中のアニメ「夏目友人帳」の感想です。
今回は第4話「時雨と少女」です。
ネタバレを含みます。

第２期（続 夏目友人帳）からハマったのでこの１期、
そして原作の漫画はほとんど見ていません。


前回の第3話「八ツ原の怪人*再放送」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-20-2

各話の感想記事のURLは、下記のページでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-08-2


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行き倒れの河童を助けてやった夏目と
それを密かに観察している委員長。
彼女に頼まれた夏目は
気乗りしない旧校舎での肝試しに参加しますが……
嫌々なのに、それでも付き合っちゃうのが
夏目の好いところですよね。
本当に嫌なら行かなきゃいいのに
人から頼まれると、断れないんだなぁ。



実際に肝試しが始まって
クラスメイト達が続々と消えていきます。
そして、何か“見える”事を委員長に指摘されます。
この時の、驚愕しているような夏目の顔が
辛そうで苦しそうで
見ていてたまらなくなりました。
委員長を疑っているわけではないけれど、
自分が“見える”事が他人に知られる事は
今の夏目にとって恐怖に繋がる事みたいですね。
あの、瞳孔開いた目と、
ドクンドクンと急に高鳴った鼓動から
彼の怯えっぷりが伝わってきました。
いや……怯えというより
「どうしようどうしよう」と本気で困っている感情かな。



にゃんこ先生が委員長に
「ドッジボールのような物」と評されていたのにつられて、
女子高生に変身したにゃんこ先生を、夏目が
「ドッジボール部の主将」と言って誤魔化してました。
す、すごい嘘だ……！
しかも非常時だからか、委員長はあっさりと信じちゃうし。
女子高生のにゃんこ先生は
ちょっとつり目の美人さんですね！　かわいい！
……なのに、正体を知っているせいか
その美人さにまるで動じてない夏目に
ちょっと勿体なさを感じてしまいました。



事情を説明した後の委員長の
「夏目君、本当に見えないの？」も、
それに対して「……うん」と答えたのも、せつないなぁ。
「一度でいいから会いたい」が
「一度会ってしまったら、もう二度と来てくれない」と
受け取られてしまったのも。

最後の最後で、時雨の思いはちゃんと
委員長に伝わっていたと思います。

そして、またもや行き倒れている河童！
反省しないのか、河童……。
こうやって、困っている妖怪に出会う度に助けていたんじゃ
夏目も大変ですね。
でも、人に対しても妖怪に対しても
迷わずそうして手を差し伸べる夏目の優しさは
見ていて嬉しくなります。






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続きの第5話「心色の切符」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-04-1

宜しければ、合わせてどうぞ。

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