さくらもちモチ

感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第3話 邪教の街*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回の第3話は「邪教の街」です。

ネタバレを含みます。


前回の第２話「はじまりの日」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-13-2

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-7


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原作の漫画の第一話に当たる
（前回のアニメシリーズでも第一話だった）リオール編です。
前回のアニメでは、
シリーズ後半でのロゼの扱いが酷い事になってましたが……
今回は話が原作沿いだそうなので
彼女は普通の女性としての登場で済むのでしょうか。
そうであってほしいです。



死んだ恋人の復活を祈って
コーネルに縋るロゼと、
そんな彼女を冷ややかに諭すエド。
ロゼの気持ちが痛いほど分かるからこそ
皮肉を言ったり嘲笑ったりしたのかなと思いました。
エルリック兄弟にしてみれば、
過去の自分達との対峙のようなものですものね……。

ロゼも、コーネルに望みを託していましたが
心の底から彼を本気で信奉しているというよりは、
寧ろ意地になって信じ込んでいる印象を受けました。
そこに縋らないと生きていけないと
彼女自身が無意識の内に分かっているからでしょうか。

ロゼを抱えてエルリック兄弟が逃げるシーンと、
コーネルの悪事を暴くシーンでは
またもや漫画調の演出が取られてましたが
変に浮いていた気がします。
普通でいいのに……。

この話は、私が漫画で何度も読んで散々見慣れているからか、
次に何がどうなって……というのが分かっているので
さほど興奮もせず見終わってしまったというのが
本音の感想です。



この話は、原作では“錬金術”の説明の回に当たります。
（人体錬成が禁忌である事、普通は錬成陣を描いて行なう事、
錬成には法則がある事、エドとロイの身体……などなど）
初めてこの漫画を読む読者に対して、
タイトルでもある錬金術について、上記のように
細部に渡って（しかも、量が多いのに全て分かりやすい）
丁寧に説明がされています。
でも、既に前の二回で説明してしまっているこのアニメでは
そこが重複してしまい、
そうした説明調の台詞が逆にわざとらしくなっているのが
残念でした。



さて、来週は……
長い長いハガレンの連載の中で、
一番嫌なエピソードです。
他にも、読んでて辛い話はたくさん出てきますが
これは文字通り胸糞が悪くなります。
嫌だなぁ。
いつかは放送されると分かっているとはいえ
見るのがちょっと憂鬱です。





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続きの第4話「錬金術師の苦悩」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-26-2

宜しければ合わせてどうぞ。