さくらもちモチ

感想@アニメ「クロスゲーム」第2話 大っ嫌い！*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

あだち充先生原作のアニメ作品「クロスゲーム」の感想です。
今回は、第２話「大っ嫌い！」です。
ネタバレを含みます。

原作は１巻のみ読んだだけですので、
中学生編になった今回からは、未読の状態です。

初回の第１話「四つ葉のクローバー」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-05

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-6


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初っ端から、二つの目覚まし時計がせつないです。
Ａパートの最初に出てくる、野球帽が川に落ちてるシーンも、
コウと同様に、見ているだけで辛かったです。
コウはそこまでじゃないかもしれませんが、
もし私が彼だったら、あれは軽くトラウマになりそうです……。
誕生日プレゼントのリストを作る若葉ちゃんは
絶対的な愛情が元になってて凄いなと思いました。
青葉ちゃんには「この先どうなるか分からない」みたいな事を言ってたのに、
多分、若葉ちゃんは、
彼女自身の愛は変わらないと信じていたと思います。



コウは、男友達に恵まれているみたいですね。
「タッチ」の達也にしても「Ｈ２」の比呂にしてもそうだったので
とても嬉しいです。



青葉ちゃんは、複雑な状況だなぁと思います。
大好きな野球をこの先は本格的に続けられない点、
実力はあるのに、女というだけでエースになれない点、
そして、若葉への遠慮のせいでコウに対して素直になれない点。

特に二番目は、コウの男友達の説明だけでなく
エースの千田君のヘロヘロ球との比較が実際に描かれたので
その差が明確でした。
あんなに実力の差があったら、青葉ちゃんは辛いだろうなぁ。
文句を言っても仕方がない分、やりきれないものがあると思います。
野球部の成績を聞くコウの質問に素直に答えないあたりに
彼女の感情がよく出ていたと思います。



野球部に入っていないのに
小さな頃からの遊びが高じてか、
バッティングだけはコウが得意としている設定が面白いです。
また、若葉ちゃんに好きな男を聞かれた青葉ちゃんが、
理想の男として、今はコウとかけ離れた男を挙げているところも。
時速160キロのストレートを投げられる男かー……！
日本に数人いるかいないかですよね。
でも、コウが将来そうなるかどうかはともかくとして、
これからの彼が野球に打ち込むであろう事は見えているので
この先が楽しみです。
若葉ちゃんの予言は、是非、伏線にしてほしいので、
私は叶ってほしいのですが。

「でも、取っちゃダメだからね」は、きました。
あの笑顔であんな宣言をされたら、
青葉ちゃんじゃなくたって、気にします。
そりゃ引き摺るよーと思いました。

コウが野球部に入らずに、自主練習に密かに励んでいるのは、
やはり青葉ちゃんへの対抗心からでしょうか。
勿論、基礎である身体作りも大事だけれど、
野球は実際にボールに触ってこそ身につくものだと思うので、
月島バッティングセンターだけの打撃練習じゃ
質も量も全然足りないと思います。
守備の練習がまずできませんよね。



次回で出てくるらしい“高等部の噂”は、
青葉ちゃんの口調からいって、不穏なもののようです。
また、才能を出し惜しみしていると思われて
コウが責められているようで、
見るのが楽しみです！






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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第３話「ちゃんと？」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-19-1

宜しければ、合わせてどうぞ。

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