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感想@アニメ「とらドラ!」第24話:告白*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第24話「告白」です。

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ネタバレを含みます。


前回の第23話「進むべき道」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-12
前々回の第22話「君のいる景色」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-2

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


原作の小説は未読です。

────

「俺の嫁!」
凄い言葉です。
いきなりこれかーと、テレビの前でびびりました(笑)。
若さっていいよね……とも思いました。
「勢いがないと結婚はできない」という言葉も思い出しました。



「俺は──追いかける」との一つの答えを出した竜児。
この直後、みのりんがほんの一瞬だけ固まりますが、
そこに竜児の本心を見たからでしょうか。

ずっと本心を出せなかったみのりんが
一方的ながら、竜児にちゃんと告白してくれて良かった!
前回のみのりんは、逃げた大河に苛ついていたくせに
彼女自身の本心をずっと隠していたので、私は、
竜児への恋心を隠していた亜美ちゃんとは違った意味で
彼女の言動にずっと引っ掛かっていたんですが
ここが解消されて良かったです!!!

そして、本当に竜児が好きながらも
竜児の本心を先に言っちゃうみのりん。
竜児の唇に当てた拳を自分の唇にそっと当てるシーンは
泣けたなぁ……!
竜児が走り去った後、保健室の前で応援していたみのりんは
あのままこっそり泣くかと想像していたんですが、
それよりも良かったです。
なんていうか……しんみりしちゃいました。
みのりんの竜児を好きな気持ちも本当だし、
大河を大事に思う気持ちも、
大事な友達としての竜児の恋を応援したいのも本当
──そういう、上手く言えないごちゃまぜの気持ちが、
あの行動に集約されていた気がします。
もし、あそこで泣いてたら、
みのりんの悲しみが変に強調されていたと思います。
みのりんが竜児を本気で応援しているのは
その直前までのシーンでしっかり見えていたので、
最後の最後でちょこっと、その恋心を匂わせたのは
本当、良かったと思います。

だからこそ、亜美ちゃん宅で
体育座りしてべそべそと泣くみのりんを見て
私も泣いてしまいました。
ずっと険しい顔をしてたみのりんを思うと
この方がましなのですが、辛かったです。
辛い辛い辛い。



今回はいつになくアバンタイトルが長いなぁと思っていたら、
大河と竜児、それぞれの家族問題が露になりました。
竜児……前回のゆりちゃん先生の面談で、
親に反抗した事がなかったかと、
図星を突かれたような事を言われてましたが
どうやら本当だったようで。
やっちゃんを責めた言葉はかなりきつかったけれど、
こんな時でもなければ
心の中にずっと押し込めていた感情だったと思うので、
吐き出せて良かったと思います。
あれは、竜児の本音そのものというよりも、
本音の欠片が勢いで悪い方に増幅した感じ?に思えました。



いきなりのプロポーズには、びっくりしました。
「おめでとう!」っていうより、
自分が二人に置いていかれたせいで
呆然としてしまいました(笑)。
でも、親に依存していた二人にとっては
いっそ独立しちゃった方がいいのかもしれません。
竜児は、だらしないところのある母親を支える事で甘えていたし、
(↑竜児は、作った“役割”に安穏とするのが好きなのかも)
大河は、放任主義の親から逃げる事で甘えていたので。
正直、駆け落ちするという展開はちょっと突飛過ぎて、
「はぁ?」と首を傾げてしまいましたが
最終回直前なので何でもありかと思えました。
竜児が大河にプロポーズしたシーンよりも、
やっちゃんが残してくれた時計を持った二人が
竜児の祖父母のところにいき、
「こいつが俺の嫁です!」というシーンの方が好きです。

長く自覚してなかったとはいえ
お互いにずっと好きだったから、
くっついた後は展開が早いですねー。



好きな人は大河だと竜児に言わせて、
暗黙の内に自分を振らせる亜美ちゃん……。
への字口がかわいい……けど、せつない。
「言って」っていう言葉がもうたまりませんでした。
実は、みのりんが亜美ちゃん家に残るって言った時は、
みのりんが亜美ちゃんの気持ちを察していて、
二人して「高須君に振られました会」でも開いて
前向きに愚痴るのかと想像してたんです。
結局、亜美ちゃんは最後まで
その気持ちを明かさなったですね。
こうなるまでの亜美ちゃんは、
皆の関係を引っ掛け回した事や
彼女自身の事も含めて色々と悔いていたけれど、
竜児と大河がくっついてからは
一切邪魔してないところが好きです。
竜児の恋愛から“他人事”として距離を置くのを
とうとう最後まで貫き通しちゃったので。



おかしかったのは、北村君の「おこめ券」!!
おこめ券って、私は使った事がないんですが
お米じゃなくても使えるんですよね??
でも、使えるお店の範囲が限られる気がします。
バイト代の通帳&ハンコを差し出してきたみのりんの前だと
金額的にもかなり霞んじゃいますが
彼なりに本気で手助けしたいと思っているのがよく表れていて、
良いシーンだと思います。
インパクトが大きいのも、何より。



来週は、いよいよ最終回!
予告を語る大河のモノローグの雰囲気だと
最後に一山越えるらしいですが
(実際、親との問題は全然解決してないので)
楽しみに放送日を待つつもりです。

せいぜい、竜児と大河が告白しあって終わりだと
勝手に想像していたので、
その先があって終わるという展開は予想外でした。
でも、外れて嬉しかったです。






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第25話(最終回)「とらドラ!」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-26

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-22 14:31  nice!(3)  コメント(0) 
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