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感想@アニメ「とらドラ!」第23話:進むべき道*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第23話「進むべき道」です。

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ネタバレを含みます。


前回の第22話「君のいる景色」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-2
前々回の第21話「どうしたって」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-08-3

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


原作の小説は未読です。

────

今日は作画が酷かったなぁ。
シロウトの私からしても
「今のはちょっと……」と思える顔が多くて残念です。

──と思っていたのですが、
Bパート後半は、「え? 怖ッ!」と思いながら
テレビに本気で見入っていたので、
あまり気にならなくなりました。
キャラクター(特にみのりん)自身が凄い顔をしてたので
そこからは、作画がどうという話じゃなくなってました。



いやー……先週が比較的穏やかな回だったのと、
もう最終回が本当に間近なので、
皆がそれぞれ演じていた“役割”を捨てるのは
今回ぐらいかなぁと思っていたので、
ある程度の修羅場になるだろうとの覚悟はしていましたが
それ以上でした。
あの修学旅行の回(「どうしたって」)と比べると、
今回はBパートの途中までは比較的普通なので、
修羅場度は低いのかもしれませんが
みのりんの顔が……顔が……!

あれは、突発的に起こった出来事ですよね。
竜児がみのりんに口止めするのを忘れていたせいで、
大河の(ある意味、無神経だった)言葉に苛ついたみのりんが、
初めて、竜児と大河に対して本気の感情をぶつけました。
みのりんはみのりんで、竜児が今でも好きなんだろうけれど、
実は両思いの関係にある竜児と大河が全く動かないから
今ままで抑えてきたもどかしさや怒りが爆発して、
「ふざけんな!」って感じで出たんだと思います。
とにかく、みのりんはすごい迫力でした。

特に、竜児が大河に嘘を吐いたと気付いた時のみのりんの顔が
凄かったです。
また、事態が急変した事にまだ気付いてない呑気な大河に対して、
声を震わせながら「言っちゃいなよ」と攻撃的に言ったみのりんは
かーなーりー怖かったです。
しかも、ここ、恥ずかしがる大河がメインに描かれているので
みのりんの表情は見えないんですが、
彼女が発している刺々しい空気がよく伝わってきました。
空気が軋んでる音が聞こえたような気になりました。



みのりんは
ドアを開けて大河を逃がしてしまった亜美ちゃんに対して
「あーみん、裏切ったな!」と言ってました。
でも、みのりんとあーみんは仲直りをしてない
(前日の、大河と亜美ちゃんの会話で判明↑)のと、
あの状況が偶発的に起こった事から、
事前に三人が何か打ち合わせをしていたわけではなく、
あの場の空気を的確に読んで行動した亜美ちゃんと北村君が
自分と同じ気持ち(大河の気持ちを明らかにしたい)であると
みのりんが気付いたからこそ
あのような言葉が咄嗟に出たのかなと思いました。
これで、気まずかった亜美ちゃんとみのりんの関係も
色々とすっ飛ばして、一気に改善に向かったような気がします。

でも、亜美ちゃん……
あの子から「私も高須君が好き」とは言わないと思うので、
一人だけ黙って他人事みたいな顔をするのはずるいです。
けれど、そうして恋の問題に直接関われない事こそが、
彼女の一番の辛さでもありますよね。
できれば、北村君が気付いてくれてるといいのですが。
竜児に言った
「別に、皆じゃなくて良かったのにな」の一言がせつなかったです。
他の皆に嫌われても、
好きな竜児に好きだと思われたかったんだろうなぁ。
でも、竜児に察っしてくれと言わんばかりに
思わせぶりな事ばかりを口にして
亜美ちゃんは肝心な事を何一つ言わなかったのだから、
(言えない気持ちはよく理解できますが)
当然の結果だとも思っています。



この放課後?の騒動で、すっかり印象が薄いですが、
今回、やっちゃんが倒れるというハプニングもありました。
倒れてしまったやっちゃんを前に、動揺する竜児。
みのりんにドギマギしていた頃以上に……というか、
ここまで動じている彼は、これが初めてですよね。
買い物に行くつもりだったのに
何も持たずに出てしまうとは……
しっかり者の竜児にしては、あり得ない事です。
そして、そんな竜児を心配して追いかけてきた大河。
やっちゃんの為にバイトの代役にも名乗り出たけれど、
あれは、隣で必死に謝ってた竜児の姿を見たからという理由も
あったと思います。

やっちゃんが倒れた一件で、竜児は
やっぱりやっちゃんに無理はさせられないと
一段と強く思ったかもしれません。
でも、ゆりちゃん先生との面談シーンを見ていると、
ゆりちゃん先生には
意固地になってる部分が竜児にあるのが
ちゃんと見えているんだろなぁって思います。



そうそう、春田君にガールフレンドがいる事も判明しました。
だから、彼にとって学校は「勉強をするところ」で、
チョコを貰うのは「学校じゃなくてもいい」んですね。
能登くんは……なかなか難しそうですが
頑張ってほしいです。
でも、ああいう状況(雪山のリフト)で自分を深く傷付けた男に
女の子がやすやすと惚れるとは思いません。



来週は、タイトルが「告白」です。
なんてイミシン!
大河の口からちゃんとそれが聞けるのかな。
できれば、大河以外の子も、この際ですから
それぞれの気持ちを素直に出してほしいなと思っています。






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第24話「告白」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-19

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-22 14:23  nice!(2)  コメント(0) 
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