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感想@アニメ「鉄のラインバレル」第21話 狂気の翼*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「鉄のラインバレル」の感想です。
ネタバレがあります。原作の漫画は未読です。

今回は、第21話「狂気の翼」です。
最初から感想を書いてきて、やっと追い付きました!


第17〜20話の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-3
第13〜16話の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05
第9〜12話の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-04-3
第5〜8話の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-04-2
第1〜4話の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-04-1

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5

────

のっけから、森次さんの過去回想がありました。
昔の森次さんは金髪だったんですね。
そしてお姉さんが美人だ。

「痛覚を持たない」事を
自分だけに与えられた天からの力だと思い込み、
制裁のつもりで他人に暴力を奮う森次さん。
そりゃ、世間にしてみれば
悪い人と森次さんの区別なんか持てませんって。
でもお姉さんは森次さんを窘めながらも、
その正義感にはなんとなく気付いてたのかな。
森次さんの身元引き受け人となる度に
仕事を早退させられた現状は確かに迷惑でしょうが、
本気で彼には怒っておらず、
「まったくしょうがないなぁ」と思っている感じがしました。

それにしても、「痛覚を持たない」って
確かに不良にとっては有難い能力ですが
それだけ、自分の身体の異変を気付き難いので
本来はとても困る事ですよね。
やばいと思った直後にはもう死んでるとか
普通にありそうで怖いです。
日常生活すらまともに送れず、
メディカルチェックを頻繁に受けられるところにいないと、
身体のどこかを無自覚のうちにおかしくしてそうだ……。



大事なお姉さんを亡くした森次さんが
自暴自棄になり、命さえ捨てようとした時に現れた加藤久嵩。
確かに、あの状況なら、
森次さんが加藤に賛同してしまうのも無理はないかもしれません。
こう思うと、ラインバレルを手にしたばかりの頃の浩一が、
加藤ではなく石神さんのいるJUDAと会えたのは、
本当、幸運だったと思います。
そういうお話だと言えば元も子もないですが、
普通に考えれば、
浩一がJUDAに保護される前に加藤に捕まっていた可能性は
めちゃくちゃ高いので……。
しかもその頃の浩一は精神がとても弱かったから、
加藤の口車に簡単に乗ってしまったはずですし。



生きていた桐山!
……いえ、彼の場合は、生かされていたと言うべきかな。
桐山は森次さんが大好きなんですね。
森次さんへの執着心は、山下君と同じくらいでしょうか。
その山下君、「終わらせる」なんて言っちゃって……。
彼がJUDAを裏切らなくてなによりですが
この続きがとても気になります。
タイトルの「狂気の翼」は桐山さんの事でしょうが、
出てきた当初から完全にヤラレキャラだったのが気になります。
こんなふうに復活させて一回で殺すぐらいなら、
もっと上手く使ってあげたらいいのに。
森次さんとの親友設定も
なんか中途半端なような気がします。

正義の味方になりたかった森次さんと、
彼を守る人になりたかった桐山。
これって、浩一と矢島の関係にも当てはまります。
まさに、森次さんと桐山は
“もしかしたら、浩一達がなっていたかもしれない”未来を
再現していました。
森次さんが唱える正義は、
浩一達が思う正義とは違うようなので、
彼にしてみれば、今の彼自身の行動を間違っているとは
思ってないと思います。
だから、その正義が歪んでいるんだと
森次が気付けばいいなぁ。
加藤は、改心してやり直す時点をとっくに超えているので、
最後には、浩一に新しい人類の未来の可能性を感じて
散っていくような気がします。



早瀬軍団が、充分な戦力じゃないのに、
山下君を助けに行けと浩一に言うのがカッコ良かったです。
皆、頼もしいなぁ。
特に道明寺。彼は本当に美味しい役だ。
そうそう、JUDAの人間から矢島が言われていた
「そういうのは年頃の女の子に通用しないよ」には
爆笑しました。
矢島が、カッコ付けた自分をカッコイイと思っていると判明したのも
おかしかったなぁ。

おかしいと言えば、石神社長。
あれじゃもう、生きていると同じです。
都合が悪い話になるとフリーズするって……もう、
石神さんの脳を移植した人工知能が
あそこにあるようなものじゃないですか(笑)。
ただ、ラインバレルによって世界に平和が齎されたら、
石神さんは全部消えちゃうんだろうなぁ。
あのしつこい
「私はこの世にいないだろう」云々の文言を聞けないのが
さみしくなったりして(笑)。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


続きの第22話「鬼を喰らうモノ」の感想も書きました
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-07

宜しければ合わせてどうぞ


2009-03-05 14:48  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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