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感想@アニメ「とらドラ!」第8話:だれのため*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第8話「だれのため」です。

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ネタバレを含みます。


前回の第7話「プールびらき」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03-3
前々回の第6話「ほんとの自分」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03-2

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
第21話までテレビ放映を見ています。

────

竜児の鈍感っぷりが全開になっている回です。
亜美ちゃんも大河も大変だなぁ。
まぁ、もう少し彼女らが(特に大河が)
自分の言いたい事をもっと言動に表わしていれば
ここまで竜児は鈍くならなかったはずなんですが。

そして、大河を何かと助けている竜児を
本気で認め始めたみのりん。
この時点でもう、みのりんの中では
「高須君はいい人」との認識がありますよね。
で、ここで終われば、物語はまだ静かだったんでしょうが
この「いい人」認識が恋に変わってしまったのが、
今後の「とらドラ!」の面白さだと思います。
つか、竜児は本当にいい奴だから
近くにいる女子は絶対に惚れちゃいますって。
竜児って、この「とらドラ!」の後半では
ヒロイン三人に好かれてハーレム状態になってますが
それが不思議に思えないほど、
竜児がモテる設定には納得できます。
私も竜児と結婚したい(笑)。
というか、竜児をハウスキーパーとして雇って
家の中を掃除してほしい。料理を作ってほしい
……ってこれじゃ、
竜児をいいように使いたいだけですね。



春田君の「arl(allの綴り間違い)」は、爆笑しました。
いいボケキャラです、春田君。
彼が出てくると和むから好きだ〜。
空気読めないところが好きです。
みのりんには、そのわざとらしさから
彼女の気遣いが透けて見えるけれど、
春田君にはそういうのが全然見えません。
彼は彼なりに大変なんでしょうが、
一人お気楽に見えるのもいいです。

圧倒的に大河が不利なのが分かっていながらも
皆に期待されてないのを知って
……でも頑張ってる大河をちゃんと評価している竜児が
無謀にも一人で3000チロルも賭けてるのがいいです。
こういう、竜児だけが(正確には北村君もですが)
本当の大河を知っていて、彼女の力を信じてる描写は
見ていて嬉しくなってしまいます。
大河も嬉しかったからこそ、
北村君とのことよりも、
竜児の気持ちに応えるのを優先して、頑張ったんだろうなぁ。

そうそう、今回は
自動販売機の間にはさまってジュースを飲む亜美ちゃんが
初めて登場しました。
いつも亜美ちゃんは元気なのに
ここでジュースを飲む時は、本当、淋しそうで
(それがまた魅力的で)たまらないです。
私が亜美ちゃんを好きな理由も、
このギャップを見られる事にあります。

そして、市民プールのチケットを北村君が差し入れした事に対して
「これは……こうならないのか」と竜児が気を利かせたのに、
北村君も大河も全く反応しないで、
結局、竜児と大河が行く事になるところで
「わー!」と叫びたくなりました。
ここは、二人が一緒に市民プールに行く為のエピソードですけど
こういうやり取り+結果に
「とらドラ!」のキャラクターの関係性が表れているなぁと
しみじみ思ってしまいます。



亜美ちゃんが提案した
50メートル自由形一本勝負がくじ引きで採用されて
いよいよその当日を迎えるわけですが……
本当、周りからしてみれば
亜美ちゃんと大河による竜児の争奪戦ですよね。
でも、真実がビミョーに違うのが面白いです。
しかも、この時点では恋の部外者であるみのりんが
二人の勝負の審判をするというのがもう、たまりません。

大河がまともに勝負を挑んでも
水泳が得意そうな亜美ちゃんに勝てるはずがないとは
思ってましたが、
まさかあんな武装(笑)+卑怯な手でくるとは!
「あ、毛……」にはマジで噴きました。
女の子でああ言われて反応しない人はいないって!
ずるい!!!!



大河が大泣きして絶叫しながら
「竜児はあたしのだー! 誰も触るんじゃなーい!」
って言いました。
これはまさに本音なのに
大河にまだ恋心がないから
(竜児を気にしてしまう自覚がないから)
色気が漂ってないのが面白いです。
でも、竜児と亜美ちゃんを二人きりで行かせては駄目だと
──それじゃ自分が面白くないとは
分かっているのも、楽しい。
なんだかんだ理由をつけて
竜児にまとわりついている状況からいって、
これはもう恋として大河の中で気持ちが固まっていて、
あとはそう名付けられるのを待つだけだったんだろうなと
思いました。






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第9話「海にいこうと君は」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03-5

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-03-03 13:19  nice!(0)  コメント(0) 
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