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感想@アニメ「とらドラ!」第6話:ほんとの自分*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第6話「ほんとの自分」です。

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ネタバレを含みます。


前回の第5話「かわしまあみ」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-24-5
前々回の第4話「あの時の顔」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-24-4

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
第21話までテレビ放映を見ています。

────

亜美ちゃん編の後半である今回は
彼女の心情を表わすような鬱々とした雨の描写が多いです。
冒頭のアバンから不穏な雰囲気です。
まるで「学校の怖い話」でも聞こえてきそうな様子ですが
亜美ちゃんと友達がしているのはダイエットについての話でした。

一応は痩せているものの、過剰なストレスからか
最近はコンビニで買ったお菓子ばかり食べている亜美ちゃんは
「ダイエットなんてしてない」と猫をかぶってます(笑)。
前回の体育の授業でもそうですが、
こう……テスト前に「ええ? テスト勉強なんてしてないよ」と言いつつ
実は自宅で猛勉強していて、
本番ではさらりと高得点を取って
「たまたまよ」と言っちゃうタイプのようです。

そんな亜美ちゃんに走り寄る、みのりんと大河。
ここのみのりんの早口が凄い(笑)。
大河の「先生、川嶋さんがお腹にお肉を隠してます!」に始まって
みのりんが続いて
「遠足に持っていくお肉は300円までと決まってんだよ。
これが300円分のぜい肉か? バナナはお肉に入らねんだ!
これは肉まんの分、これは高級アイス!」
とやってます。
(最後にもう一つ「これは××」と言ってますが聞き取れない!)
そして「コンビニ神拳」で締め!

二人が出てくるまで、猫をかぶった亜美ちゃんに興味がないのか
(「またやってる……」と少し憂鬱になっているのか)
竜児が話し掛けても北村君は見ようとしないのに
アバン最後で彼が大河たちに感心しているのが興味深かったです。
本当、亜美ちゃんは大河と知り合えて
素の自分を出せるようになって良かったんだなぁ。

事によってはみのりんにも猫を被らなきゃいけないのに
(みのりんが大河の親友だと分かっているからかな)
これを機に?大河を相手にする時のように
彼女にも全く遠慮がないのが面白いです。
それを知っていても(知らない事はないだろうなぁ)
亜美ちゃんに対して態度を全く変えないみのりんが素敵。
ダイエット戦士としては
努力を怠りながらも偽ってる方が許せないのかな。



カメラを持ったストーカー男に本気で怯える亜美ちゃん。
道ばたで最初に竜児に抱きついてきたのは本心だけど
「べったらべったらべったらべったら」と
漬け物でも作りそうな勢いで凄んできた大河を怖がって
「高須君、怖い!」とやったのは演技ですよね。
逃げ込む家を問われて
「高級マンション!」と即答した亜美ちゃんは
気持ちは分かるけど(笑)現金な子だ。

そしてこれが、亜美ちゃんの受難の日々の始まりだったとは……。
まぁ、ストーカー問題で悩まされていた亜美ちゃんには
それを忘れられただけ良かったのかも。
でも大河は酷い(笑)。
亜美ちゃん、5〜6時間の無謀な物真似大会
(物真似メドレー150連発/笑)に応えちゃうんだから
よっぽど大河のマンションを追い出されたくなかったんだろうな。

大好きな北村君に頼まれて、
亜美ちゃんの為に一肌脱ぐ大河&それに付き合う竜児。
この時はまだ「バカチー」じゃなく
ちゃんと「バカチワワ」なんですね。
大河のマンションに逃げ込む時から
亜美ちゃんが去り際に本性を出せるようになっていて
かわいいなぁ。



Bパートはボランティア町内清掃です。
竜児の肘を下から上げて、
北村君の傍にいたい自分に彼を無理に付き合わせる大河。
かわいい。
一人じゃまだ無理なんだなぁ。

カエルに対して本気でビビり、
本性出しまくりな亜美ちゃんはかわいかったけど、
こんな所まで執拗に追い掛けてきたストーカーに怯える様は
本当に本当に可哀相でした。
というか
大河といいみのりんといいカエルといいストーカーといい、
亜美ちゃんは受難の回なんですね。
彼女の弱い部分を見せる為に
これだけのエピソードを積んだのか……。
こうまでしないと、本当の亜美ちゃんを出せなかったのかな。
こう思ったら、
それまで頑張って演技していた亜美ちゃんの大変さに
同情してしまいました。

大嫌いな奴に自分の大事な人生が狂わされていると認めるのが悔しいと
竜児に明かす亜美ちゃん。
ちょっと俯き加減で早口で呟く亜美ちゃんからは
彼女の心労のほどが伺えました。

本性を出してストーカーを全力で追い駆ける亜美ちゃんは
カッコ良かったです。
その前に大河がストーカーを「妖怪呼ばわりされる覚えはない」と言って
攻撃を仕掛けていたのは、ちょっとスッとしました。
これまで、大河の横暴さには閉口する事が多かったけど
ここは良かった。
その後の亜美ちゃんの良いお手本になってたし。



亜美ちゃんは竜児を騙す為に
(その気があると見せつける為に)
一緒にボランティア清掃に参加し、
「本当に分からない? そういうの、通じないんだ」と言ってたのに、
その後、竜児の部屋に二人でいる時の亜美ちゃんは
本気でしたよね。
二人きりの部屋で、
あんなせつない顔で
(しかも四つん這いになって、竜児ににじり寄りながら)
「高須君は、本当の私を見せたらどうする? 好きになる?」なんて
言うんだもんなぁ。
なんで落ちないんだ、竜児!と思いました。
ここはかなり色っぽいしせつないし──で、
終盤まで見ている現在でも上位に入るほど好きなシーンです。

そして、お約束として
ここぞという時に部屋に入ってくる大河。
空気読めてない態度だけど、「うぐ……」って呻いているのがかわいい。
また、声だけですが
何も知らないで呑気に大河を呼んでいるみのりんが
効果的です。



そう、私、
自分で自分の名前を呼ぶキャラは苦手なんですが
亜美ちゃんは例外で、本当に大好きです。
かわいいなぁ。
そして、「好きになる?」と言った時点でもう
亜美ちゃんは竜児に本気で惹かれてるんだろうなと思いました。






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第7話「プールびらき」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03-3

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-03-03 11:47  nice!(0)  コメント(0) 
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