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感想@アニメ「とらドラ!」第3話:君の歌*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第3話「君の歌」です。

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ネタバレを含みます。


前回の第2話「竜児と大河」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-24-2
前々回の第1話「虎と竜」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-24-1

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
クリスマスが終わった後の回「ずっと、このまま」を見た後です。

────

前回の第2話で大河の恋愛に一区切りがついたので
今度は竜児の番
──彼の片思いの相手・櫛枝実乃梨ちゃんのお話です。

ソフト部のキャプテンも務めているのに
デコ電職人・ファミレスのウェイトレス・コンビニ店員・カラオケ店員
しゃぶしゃぶ店員……と、みのりんの勤労少女っぷりが凄いです。

そして、このファミレスでみのりんが不敵に言った
「盛るぜぇ〜、チョー盛るぜぇ〜」は
作中でも竜児がインコちゃんに言ってますが、
私も一時期、口癖になってしまいました。

どうしてみのりんがあそこまで働いているかを考える竜児に対して
大河が説教をかましています。
あれは、家庭環境に問題がある大河が
それを自覚しているからこそ発した言葉なんだろうなと思いました。
親と離れて一人暮らしをしている自分が淋しいと思われるのが嫌だとか
(淋しいのは本当だけれど、
この件について他人から同情を向けられるのは嫌)
変に邪推されて余計なお節介を焼かれるのが嫌……とか。
とにかく、「そういう思い込み」を
大河自身が不愉快に思っているらしいのは
はっきりと分かりました。

大河と言えば、一応、理由はあるんですが、
みのりんにデレデレになっている竜児にむかついているのが
印象深かったです。
ソフト部の練習を見ている竜児を怒る
 →みのりんに見とれている竜児がキモイ
お洒落していそいそとファミレスに向かう竜児に文句を言う
 →竜児にご飯を作ってもらえない事が不満
というように。
大河が不機嫌な理由はこれだけじゃないよな〜と
穿った見方もできるのが、何とも言えないです。



休日限定ながら
酒屋さんでもバイトをしていると判明したみのりん。
そして、女の子でちびっちゃい大河でなく、
クラブ毘沙門天国
(北口改札を出て、まっすぐ直線、二百メートル♪)の
魅羅乃ちゃんの息子であるのを理由に、竜児が甘やかされます。

竜児のお母さん・やっちゃんの源氏名。永遠の二十三歳らしい(笑)。
ビールケースを物凄い形相で運ぶ大河が愛くるしいです。



バイトなんかやりたくなかったのに
みのりんの傍に居たい竜児に無理強いされて、
仕事を手伝う羽目になった大河。
自転車に乗れず、押しながら走る様はカッコ良かったです。
お、漢(おとこ)だ……!
そして、大河が自転車に乗れない件を
北村君がちゃんと知ってたというシーンが印象的でした。
北村君自身も言ってましたが、
彼が以前から大河を頻繁に見ていたんだなぁと
よく分かりました。
というか、「観察」って言葉が的確で面白かったです。
北村君は大河に告白したけれど
それは愛や恋じゃなくて、興味があったってだけでしたから。



蔵に閉じ込められる竜児とみのりん。
これまでは、みのりんに対して竜児はキョドるばかりで、
まともに話すことすらできなかったのに、
(みのりんから言い出したデコ電すら、頼めなかった)
これを機に普通に会話を交わせるようになってます。
話せなかったのが話せるようになったのって、
相手に恋愛感情があれば余計に難しいと思うんですが、
危機的状況に陥り、やけくそで校歌を合唱したからこそ
色んなハードルを一気にすっ飛ばせた気がします。

消えた竜児とみのりんを必死に探す大河。
ここも、上記で挙げた大河のムカつきと一緒で、
「私が頑張ってるのに」という理由があるものの、
竜児達が楽しんでいる二人きりの時間を邪魔しようとしたのは、
やっぱり(大河は自覚してないけれど)それだけじゃないよね!と
思いました。

蔵の中で、特製のボールを投げようとしたみのりんに対して、
「もしかしてビビってる?」と当てちゃう竜児。
みのりんってば、即座に
「武者震いだよ〜」なんて誤魔化した後で
「弱気はかっ飛ばす!」とも言ってましたが、
自分の弱さに気付いてくれた竜児の評価を上げたのは
確かだと思います。

みのりんと竜児が楽しそうにしているのを
外にいる大河が邪魔をしに入るのが、
本人達は全く気付いてないけれど、
今後の「とらドラ!」を表わしていて、本当、面白いです。

勿論、最後のオチも!
申し訳なさそうにみのりんにハシゴの件を伝えようとする大河が
とにかくかわいい!!






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第4話「あの時の顔」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-24-4

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-02-24 14:56  nice!(0)  コメント(0) 
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