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感想@アニメ「とらドラ!」第1話:虎と竜*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
では、第1話「虎と竜」の感想です。

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

ネタバレを含みます。

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


去年(2008年)秋から、テレビ東京で放映されている作品です。
私は第4話ぐらいからリアルタイムで見ています。
とりあえず録画しておいた第1〜3話を試しに見たら、
全然期待してなかったのにとても面白かったので
慌ててリアルタイムで見るようになったという次第です。

この2008年秋冬は、
その前からハマっていた「ガンダム00」に夢中なのですが
この「とらドラ!」にも心をすっかり奪われています。
もうもう大好きです!
放送日である水曜日の夜が、楽しみでなりません!

でも、私の周りでは誰もこの作品を知らない……
それでも私はこの作品への萌えを叫びたい!ということで、
遅ればせながら感想を書いていく事にしました。
独りよがりな思いばかりですが
こうして書いていく事で、
見ようかどうしようか迷ってる人の背中を押せたらいいなぁという
勝手な狙いもあります(笑)。
一部の友達とか、ここのブログを覗いてくれてる人がいるので。

ちなみに、私は
原作の小説、コミカライズの漫画を全く読んでません。
大好きな作品ですが、多分、小説は今後も読まないと思います。
なので、アニメの今後の展開や、
アニメ以外で出されている設定などは知りませんので
そういった部分の表記や推測については
間違っている可能性があります。

ちなみに、これを書いている今は
クリスマスが終わった後の回「ずっと、このまま」を見た後です。

────

まずは、二人の主人公の内の一人
高須竜児のキャラクター紹介から始まります。
掃除を始め、家事好きな一面、
目付きの悪い顔から誤解されがちな性格、
ちょっとだらしないけど美人で優しそうな母親……と、
小さなエピソードが積み重ねている事によって
それが的確に表わされています。

この時点では、北村君しか仲良い人がいなさそうなのが不思議です。
竜児が本当はイイ奴なんだって事が
シリーズの早々でクラス内に広まるせいか、
皆に恐れられている描写はここぐらいしかないので、
改めて見ると新鮮でした。

そして、ヒロインの一人・櫛枝実乃梨ちゃんの登場!
みのりんの、誰に対しても分け隔てなく付き合える気さくな性格が
よく出ています。
竜児を怖がらずに自分を知っているかどうかを尋ねたり、
フルネームで呼ばれたりしたのを本当に喜んでいるらしいのが
とってもかわいいです!
そして、ここは
竜児がみのりんに対して挙動不審になっていることで、
実は彼が密かに彼女を好きでいるという事が表わされた
最初のシーンでもあります。
メインヒロインの大河が先ではなく、
竜児のキャラ説明の為に、みのりんが最初に出ているのが面白いです。

この初回では、担任のゆり先生ですら
竜児を怖がってます。
どもりっぷりが凄いです。
本気で怯えてるww



そして、満を持して?の逢坂大河の登場。
歩いている足や身体ばかりが強調されています。
なんだか不遜な雰囲気なのに、
竜児とぶつかった事で実はちまっとした体型だったと明かされる、
このギャップが凄いです。
ここで初めてであったんですから当然ですが、
竜児に対してやたら攻撃的で、心を全然開いてない大河が新鮮です!
そして“ヤンキー高須と手乗りタイガーの対決”という文言は
何度聞いても素敵だと思えます。



今回のメインエピソードは、大河が書いたラブレターの話です。
掃除道具入れに隠れているのもそうだけれど、
親しくない竜児に事情を知られたくないあまり、
間違えて竜児の鞄に入れてしまったラブレターを必死に取り返そうとする大河が
なんともかわいいです。
でも、めちゃくちゃにした教室を出る際に「バカッ!」と言ったり、
隣のアパートに住んでる竜児の寝込みを
木刀片手に襲うのは、ちょっとやり過ぎです(笑)。
今でこそ、大河のツンデレ具合がよく分かってますから
笑って「大河はかわいいなぁ」とゆとりを持って見られますが、
実を言えば、最初に見た時は、
「何、コイツ。かなり自分勝手じゃん!」と思ったのでした。
もし、ここで視聴を止めてたら
大河の魅力に気付けなかったと思います。

目的遂行の為なら破天荒な事でもさらりとやってのけちゃう
大河の性格を表わすのに、
これは的確なエピソード……かもしれません。
でも、ツンデレ嬢に馴れているヲタク様はともかく
普通の一般視聴者には引かれた可能性も高いと思います。
私ですら、上記の状態でしたから。
せめて、大河がラブレターを竜児の鞄に入れてしまう前に、
彼女のかわいいところが見られるシーンを効果的に入れてもらえたら、
教室を荒らしてまで鞄を奪い返そうとしたり
竜児の寝込みを襲おうとしたりしたのも
「あぁ仕方ないなぁ」と思って見られたはずなんですが
この回では、襲撃後にそれがやっと分かるので、
そこが大河のキャラ表現としては勿体ないなぁと思いました。
“人間、第一印象が大事”と言うけれど
まさにこの点で大河はちょっと損をしていると思います。
なにせ、廊下で竜児と最初に出会った時も、
大河は竜児をぶっ飛ばしてますしね……。
竜児じゃないけれど、「何なんだ、これは」と言ってしまいます。



せっかくのラブレターだったのに
中身が空っぽだったというオチは面白かったです。
大河ってば、やる事は大胆なのに、
細かいところで抜けているのが、とてもかわいいです。
そして、竜児に餌付けされているところも……。
小動物が餌を食べている時のような見事な食いっぷりが、
もうもうたまらないです。

そして、恥ずかしがる大河を励ます為に
自分の恥部を「どうだ、気持ち悪いだろう」と、
堂々と見せる竜児は凄いです。
あれが“恥ずかしい物”だとは、竜児自身もよく分かっているようなので、
彼は、“そういう恥ずかしい事をしてしまう自分”を
ちゃんと認めているみたいですよね。
まだ高校生なのに、大人でもできないような事を
平然と(しかも他人の為に)やってしまうのが興味深いです。
家事好きなのといい、世話焼きなのといい、
竜児は年齢よりもかなり大人びているようです。



インコちゃんも初登場!
「い……い……イン……ポ」が凄い(笑)。
いつかちゃんと自己紹介できる日が来るんでしょうか。



ラブレターについて竜児に相談する大河がかわいい。
そして、協力してくれる?とかわいらしく言った後に
「何でもね、犬のようにしてくれる? 私の為に、何でも従順に?」と
今後の二人の関係を匂わす発言を大河がちゃっかりしているのが
印象的でした。
この時の竜児にとっては悪夢の始まりだったかもしれないけれど、
この後の彼にとっては、幸せの始まりだったんだなぁ。



ベランダと窓越しで行なわれる二人の会話も、ここで初登場でした。
そして大河の汚部屋が登場! お約束です(笑)。
入った瞬間に竜児が口元を手で押さえるってどれだけ?
しかも台所のシンクにはモザイクが掛かってました。
「俺に……どうか俺に、ここん家のキッチンを掃除させてくれー!」は、
明言だと思います。
そして、たった十五分でキッチンをきれいに掃除して
朝食の準備まで整えちゃう竜児……!
いいよ竜児、最高だ。結婚したい(笑)。まじで。
つか、結婚しなくていいから、私の部屋を掃除してほしい。

風邪かと思いきや、ハウスダストのせいで
くしゃみを連発していたと分かった最後も素敵です!



この第1話のみは、OPがないんですね。
EDの「バニラソルト」は、特別好きな曲じゃなかったのに
頭の中に変に残ってしまって、一時期困りました(笑)。
猫と一緒のみのりんがかわいくて、大好きです。






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第2話「竜児と大河」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-24-2

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-02-24 12:12  nice!(0)  コメント(0) 
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