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感想:大河ドラマ「天地人」第5回 信長は鬼か*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

NHKの大河ドラマ・天地人
第5回「信長は鬼か」の感想です。ネタバレを含みます。


前々回の第4回「年上の女」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-01-31
前々回の第3回「殿の初恋」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-01-18-1

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-07-4



────

しょぼい船のセットから始まりました。
信長との初体面にときめく(笑)兼続を見て微笑む初音。
そう悪い子でもなさそうなので、安心しながら見ました。



その初音……着物姿に違和感がありました。
どうも私には
先週のエリザベス襟の洋装から受けたインパクトが大きかったみたいです。
でも、着物(打ち掛け)が高そうだったので
それなりに身分を与えられている立場なのかと思いました。
秀吉とも話をしてましたしね。


世辞が多い秀吉。
お調子者として描かれているのでしょうか。
さり気なく兼続に注意を促してましたが
彼の為でもあるような、秀吉の為でもあるような気がしました。
うさん臭い感じがする秀吉でした。



そしていよいよ、信長の登場!
威圧される兼続の小物臭が凄いです。
でも、信長に気に入られてましたね。

京の屏風の真意について、信長に直球で聞いてしまう兼続。
そこから、二人の考え方の差が出されました。
信長に圧倒されながらも必死で反論する兼続には
若さを感じました。
確かに、義を重んじる兼続の思いは正論なんですが
これから戦で乱世を収めようとしている彼の耳には
全くもって届かないですよね。
それは既に信長が乗りこえてしまった問題というか
最初から問題にすらしてない事なので。

兼続が闇討ちに遭いそうになった時は、ハラハラしました。
ここで石田三成が助けるとは……!
「やっかいな事を引き受けた」と言ってましたから
彼が敬愛する秀吉の密命だったんでしょうね。
刺客の手配をしたのも彼でしょうから、
信長から命じられた時から茶番を行なうつもりだったのか
──と思いきや、
兼続の救出を頼んだのは、初音??
ここは秀吉の方が良かったんじゃないかと思いました。



長篠の合戦がきました!
歴史上での大きな出来事があると、
この物語がどの辺を描いているのかが分かりやすくなるので
有難いです。
やっぱり信玄は、死ぬのが早過ぎたんだなぁ。



謙信・景虎・景勝といる場に、
兼続も一緒に座してるって凄いですね……。
普通はあり得ませんが、
それだけ兼続が信頼されているというのを示す為でしょうか。
(信長との対面を報告する為の場なら当然かもしれませんが、
これはその後の出来事っぽいので)



兼続とお船の対峙。
お船の着物は今日もかわいい〜。
毎回、本当に楽しみです。
そして、婿を取らなければならないことを愚痴るお船。
いかにも「反対してくれ」と言わんばかりなのに
表面上だけでも喜んでしまう兼続がアホ過ぎる(笑)。
「そのようなことは分かりませぬ」って、なさけないなぁ。
男が廃るww



兼続に怒鳴るようにして供を命じた景勝。
お船との会話で頭がふらふらになっていた兼続と違い、
謙信を父と呼んで出陣を促してました。
これは、お船とのやり取りを間に挿まない方が
流れもすんなりいったような気がします。
景勝の言葉に感動したらしい兼続が泣くのも
なんだか唐突に思えました。
効果音で、水が滴る音を入れてましたが
そこまで景勝の言葉が沁み入るものとは思えなかったので……。
(景勝が真摯な気持ちでそう言っているのは充分に伝わってきましたが)



信長討伐が決められた事ではしゃぐ息子達に対して
読経をしている謙信&憂えている仙桃院様が印象的でした。
そしてこれが! 兼続の初陣なんですね。
お船の婿取りも煽りだけで終わりましたし
次週が楽しみです。



予告を見て、更に楽しみになりました。
兼続は戦だけの憧れを持っていただけで、
その本質を少しも分かってなかったみたいですね……。
血気に逸る若者そのものだ。


────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


続きの第6回「いざ、出陣」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-14

宜しければ、合わせてどうぞ。



2009-02-01 20:45  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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