さくらもちモチ: 感想@機動戦士ガンダム00(ダブルオー)セカンドシーズン＃11 ダブルオーの声: SSブログ

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感想@機動戦士ガンダム00(ダブルオー)セカンドシーズン＃11 ダブルオーの声　[ガンダム00：アニメ感想] [編集]

（12/16追記しました。後半にまとめています）

テレビアニメ「ガンダム00」第２期（セカンドシーズン）の感想です。
ネタバレを多大に含みます。
今回は第11話「ダブルオーの声」です。
長文ですが、宜しければおつき合い下さい。

前回の第10話「天の光」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-12-07
第９話「拭えぬ過去」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-11-30

ガンダム00のアニメ感想記事のURLは
ドラマCDやゲーム等の感想記事と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
【機動戦士ガンダム00：アニメ・ＣＤ・ゲーム感想一覧】

────

Ｂパートの後半は、もう泣きながら見てました……。
もしかしたら、Ａパート早々で
セルゲイ大佐が無事だと分かったから
油断してたのかもしれません。

どうかどうか、イアンが生きてますように。

彼が怪我を負ったことで
沙慈がオーライザーに乗るきっかけになったんだから
もういいじゃないか……と思ってます。
私はＣＢメンバーが大好きなので、
特にキャラクターの生死に関しては全然公平じゃないんですが
それでも──いや、だからこそ、
彼の生を望みます。
四年前（今回で、もう五年前になってると判明しましたが）の
戦いで生き抜いた人を死なせるのは
心情的に辛いです。

今は大変そうだから、ニールの時みたいに
治療カプセルに入ってもすぐ治らないかもしれないけれど
命があるだけでも、未来に繋がるので
絶対に生きていてほしいです。

ジニン大尉は残念でした……。
家族の写真が出た時点で
「あ、死亡フラグ立った？」と考える自分が嫌でした。
そして、その通りになった事が悲しいです。
彼はアロウズとして（カタロンを憎んで）戦ったでしょうが、
兵士としては堅物というか、真面目な人なので
亡くなったことが本当に惜しいです。
来週、マネキン大佐が悲痛の声を漏らすんでしょうか。
聞きたくないな。

ジニン大佐の奥さんが亡くなったという
「カタロンのテロ」がとても気になります。
本当にテロだったのか、
アロウズ視点から見た
（アロウズに都合よくするための表現）テロなのか。
もし前者なら
テロを憎んでたニールの弟が
自主的にテロを起こすような組織に入るのって、
皮肉な話だと思います。

イアンの件で吹っ飛びましたが、
上記で書きましたように、
セルゲイ大佐が生きていて良かったです！
でも寸止め……ではないですが、
あとちょっと軍艦が街寄りだったら
確実にヤバかったですね。
次週予告によれば、来週も少し出番があるようですし、
メメントモリを間近に見た者として、
正しい行動を取ってくれるのではないかと
期待しています。

死亡フラグと言えば、ラッセ……！！
スメラギさんが見た「身体データ」には
一体何があったんでしょうか。
多分、ファーストシーズン最後の戦いで
負った怪我が元ですよね。
内蔵の一部が限界を迎えているのか
（でも再生治療が進んでるなら、臓器の取り替えは利きそう。
半身を持っていかれたアリーが元気なように。
ただアリー自身も、
彼が言ってないだけでマズい点はあるかもしれません）
何か病んでいるのか……
ファーストシーズンでは、機体が爆破されてますが
ルイスのように悪いＧＮ粒子（赤いの）を
浴びてたわけではないですよね？
やっぱり身体のどこかが傷付いてるのかなと、思いました。

あぁ……ガンダムが戦争を描く物語である以上、
人が簡単に死んでいくのは分かってますが
今週はもう辛かったです。
イアンが生きてますように。本当に本当にお願い。
リヴァイヴが放ったビーム砲が
格納庫に直撃したと分かった時、
ミレイナが「パパ」と声を一瞬だけ放ってます。
彼女の心情を思うと……辛いです。
それでも取り乱した様子を見せず、
必死に仕事してるんだから、彼女は偉い。
リンダさんは大丈夫かな。こちらも心配です。

ダブルオーとオーライザーのドッキングにより、
トランザムした時のＧＮ粒子放出量が半端なかったことで、
それを媒介に沙慈とルイスが会話してました。
あの裸にはびっくりでしたが、
二人が精神的に会える展開は嬉しかったです。
もうすぐセカンドシーズンの折り返し地点ですから
いつ二人は再会するんだろうと気を揉んでいたので
やっと……！と、思いました。
というか、テレビ雑誌でのあらすじバレを見ていたので、
来週のタイトルも分かっていたので、
てっきり二人の対峙は来週かと思ってました。
まだ直接顔を合わせるのは難しそうですが
とりあえず、相手が敵だと認識できただけでも
かなりの進歩です。
沙慈は、地味ですが苦難の連続の展開を強いられているので
さすが裏主人公といったところだと思いました。

それより、
トランザム中のダブルオーライザに近寄ったら
裸ヴィジョン発動しちゃうんですかね……。
今日もうっかり（最初の刹那は特に）笑っちゃいましたが、
笑わないようにと意識しないと
真面目なシーンでもそうなってしまうので
（そういうのは特に真面目なシーンなので）嫌です。

ネーナが相変わらず悪人で（笑）
思わず苦笑いをしてしまいました。
そして、留美はやっぱり分からない……！
ネーナに「あなたが思ってるより特別じゃない」と言ったのは
とても賛成しますけど、
世界の変革の為にいいように立ち回ってるのって、
どこか狂ってるとしか思えません。
スイール壊滅を知った時、
目を見開いて呆然としていたので、
「あ、さすがの留美でもこんな顔をするんだ」と思ったんですが
その後すぐに浮かんだ笑みに、
はっきり言って失望しました。
やっぱり留美は留美だ……。
アリーとは種類が違うけれど、彼女は、
世界平和を望む刹那たちの敵だと、改めて認識しました。
後々、留美がネーナに殺されそうな気がします。
目先の情報に踊らされている勘も否めませんが、
アリーより留美を殺す方が、
彼女なりの決着をつけることが容易いかと思います。

マリナは、今週はオルガンを弾いてましたが
次週もしくは次次週あたりから、歌もうたいそうですね。
子供たちと一緒に歌うところから始めて
世界に向けて意思を発信するんでしょうか。
でも、SEEDの歌姫・ラクスと違って
歌を世界に届ける基盤が無いから、難しそうです。
この辺は、セカンドシーズンの折り返し付近の肝となるはずなので、
静かに見守るつもりです。
シーリンに、遊んでるだけと判断されない事を祈ってます（笑）。

ライルがアニューと話してた時、不思議なんですが、
「あ、ライルだ」と素直に思えました。
今までもこういう事はあったけれど
今日は一段と強く彼を
「ライルだなー（ニールじゃない）」と感じました。
ライルはアニューが気に入ったみたいですね。
将来、付き合う展開になるのかな？？
今のところは、
ＣＢの精神にどっぷり漬かってるクルーとは違う
（自分と同じ新参者の立場である）彼女と話すのが
気分的に楽なんだろうな……と、思えました。
ライルは、まだカタロンの人間としてＣＢにいるんだなと、
アニューと話している様子を見て、再認識しました。

そのアニューですが……
マリーも感じたリヴァイブからの脳量子派のメッセージへの対応が
相手がリヴァイヴ（イノベイター）だと知っているように思えて、
ビミョーです。
ＣＢには味方が少ないので、
彼女には良い人であってほしいんですが
事はそう単純ではないようで、怖いです。
少なくとも、リヴァイブは
アニューがＣＢにいると分かってますよね。
あの二人が脳量子派でどう会話していたのか……
リヴァイブからの突然の呼び掛けに
アニューが戸惑う様子は無かったので、
（途中でライルに話しかけられて、びっくりはしてましたが、
脳量子派での会話に没頭してるような感じでした）
とても気になります。
もしくは、あの短い時間だけ、
アニューの意識がリヴァイヴに乗っ取られてる
（アニューの意識がリヴァイヴだけに向かう）かも
しれませんが、
そこまで裏読みしないでもいいような気がします……。
とにかくすっきりしません。

スメラギさんは、ティエリアについて
これまでの事（トライアルシステムとか）に加えて、
イノベイターやリボンズについての発言をしたことで、
彼もイノベイターの一人だと気付いたみたいですね。
「今しなければならないこと」として、
メメントモリの破壊を挙げて、
ティエリアもイノベイターだという事実を明かす件は
今しなくていいと言ったスメラギさんの気遣いは、
さすがでした。
ただ、ここでスルッと告白しちゃっても良かったですよね。
スメラギさんの「あなたは私たちの仲間よ」で
ティエリアの告白そのものを締めちゃった気がします。
自分が人外の存在だってティエリアが皆に明かすシーンは、
下手したらもう無いかも……。
でもでも、スメラギさんにこう言われて
ちょっとだけ微笑むティエリアは、かわいかったです。
嬉しかったんだろうな、ティエリア。

ただ……気になることはあります。
ヴェーダの生体端末＝イノベイターという事実によって
皆がリボンズ達を糾弾した後、
問題がある程度解決したら、
自分もイノベイターだっていう理由で
ティエリアが彼自身をどうにかしちゃう可能性も
（自殺まではしなくとも、プトレマイオスを降りるとか）
無いわけじゃないような気がするんです。
ティエリア以外のイノベイターの非道っぷりが凄いので、
彼の生真面目さが裏目に出るんじゃないかと……。
そういう時に、
スメラギさんに「仲間」って言ってもらえた事が
彼の心の支えになってくれればいいなと、願います。

クルンテープや他のＣＢドックは生き残ってるはずですが
大きな基地の一つを破壊されてしまっては、
今後の整備と補給は大丈夫なんでしょうか。
今はプトレマイオスもかなり破損してますよね。
あぁ、どきどきします。

でも！
次回予告で、同様してるリボンズを見られたので
そこだけ楽しみです（笑）。

────

以下は追記です（12/16）

留美がネーナに殺されるとしたら、
今回、留美が言った「あなたは特別じゃない」の台詞を
死に際に、ネーナからそのまま
返されるのかなと思いました。
いや……あれだけの財力や先見の明があって、
頭が良いらしいのは、
やっぱり普通じゃないですが（笑）
そういう所に頼らない一個人としては
普通の人間だなーと思いまして。
「お金持ってるだけじゃん！」みたいに
なるのかと。

でも、仮に留美が亡くなってしまったら
CBは財政的にかなり困窮します。
今回、やっと基地の他の人々も出てきましたが、
あそこにいる人達は自分達がCBだと認識してるわけで、
その人数だけでもかなりの規模なんだなぁと
改めて思いました。
どうしても、CBと言えば
トレミークルー＆ガンダムマイスターしか
思い浮かびませんので。

何かの資料にありましたが
（監督さん達のコメントかも）
無自覚でCBに関わっている人達の数は
本当に知れない状況なんだなと
改めて知りました。
組織ですよ、組織。

上の最初の日記では
書くのをすっかり忘れてましたが、
ハレルヤが消えてることが、
かーなーりー残念でした。
というか、ハレルヤ→アレルヤになった時に、
マリーが自分のことで
（大佐の現状を知れた自分に）
びっくりしてます。
これで、やっぱりあの時は
一時的にソーマ・ピーリスの人格に
戻っていたのではないかとの推測を
一層強めました。

戦術対決？で、
スメラギさんがカティの戦術に対して
強がって「この程度の戦術！」と
言ってるのが素敵でしたー。
あれは、彼女自身に言い聞かせてる感じでした。
マネキンも漢らしい（笑）。

Ｇに慣れてなくて
大変な沙慈も笑えますが、
やっぱりＣパートの戦場裸祭は
爆笑してしまいます。
あの時、刹那・沙慈・ルイスがああなってますが、
ブリングの声（置鮎さん）がしてるので、
その相手であるティエリアもいるんですよね。
ティエリアが裸じゃなくて
かなりホッとしました。
ティエリアはシャワーだけでいい（笑）。
今日もかわいい背中でした。

ダブルオー＋オーライザーのドッキングで
“ダブルオーライザー”になるのは
凄くカッコ良かったです。
ガンプラ欲しくなりました。
でも1/100なので、5千円以上するのがネックです。
オーライザーがダブルオーの元に向かう際、
敵の攻撃を鮮やかに躱していたので
「沙慈、すげー」と感心してたのですが、
実は赤ハロさんがクルクルと回って頑張っていたので、
「なんだ」と拍子抜けしてしまいました（笑）。
ハロさん、凄いです！
今回はアニューがプトレマイオスの操舵を担当してましたが
この分なら、ハロさんに任せても
全く問題無いような気がします。

追記は以上です。

ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

────

自分用メモもそのまま残しておきます。
リアルタイムで見ながら打ったので、誤字脱字ありまくりです。

子供とたわむれるマリナ
セルゲイ生きてた！　良かった！
でもあとちょっとでヤバかったかも。
驚き（悲しみ？）の後、クッと笑う留美。本心が分からない。
イノベイターのやり口に感心するネーナ。
彼女が悪人なのは変わってない。

スイール首都圏全域が壊滅
カタロンの支部長の死が確定
メメントモリに感嘆するグッドマン「本当の意味で戦争が消えるのだ」
ダブルオーライザーのテスト終了。
シャワーを浴びながら呆然とするティエリア。
ハレルヤの記憶が無いアレルヤ。
大佐を思い出した件を不思議がるマリー。
ラッセの身体データを見たスメラギさん
「このままにしておくと、あなた……」「だましだましやる」死にフラグ？
メメントモリ破壊ミッションを宣言するスメラギ
リボンズの存在・イノベイターの名を明かすティエリア
カタロンの宇宙艦がメメントモリ破壊を検討
池田さん生きてた！
「ヴェーダによって生み出された生体端末」
自分もイノベイターだとは明かさないティエリア
「皆、僕も彼らと……」
スメラギさんはこれまでのこと＋今の発言でティエリアの正体を知ったっぽい。
「あなたは私たちの仲間よ」
オルガンを弾くマリナ。
留美に尋ねるネーナ
「にぃにぃずを殺したヤツラに協力している女が」*従順な振りをしている
マネキン大佐を評価するリヴァイブ「人間にしてはなかなかだね」
ライルと話すアニュー。
「あんたとはもう少し話をしてみたかった」
脳量子派で何かを探るリヴァイブ
それを感知するマリー「私じゃない」
相手はアニューだった。
リンダ乗らない？
トレミーに残ることを決めた沙慈「何かできることが……」
今度こそとほくそ笑むマネキン。手は抜かない。

壊滅する基地
かなり人が多かったと分かった
イアンの指示に答えるさいに、何故かどもるアニュー。緊張だけとは思えない
オーライザー稼動には時間が掛かる
マントを脱ぎ捨ててあらわれる（熱源を遮断）MS
「予想通りですよ、大佐」
ツインバスターキャノン（ガデッサにビーム砲の軌道を曲げられる）
波状攻撃を受けるプトレマイオス
リヴァイヴの攻撃が直撃するプトレマイオス「パパ」
イアンの無事
パワーで負けるセラヴィー
倒れているイアン「オーライザーの調整は終わった」
「守るんだ、皆を」
オーライザーとダブルオーのドッキング
「ダブルオー、目標を駆逐する！」
Ｇについていけないような沙慈
「俺達が破壊する……俺達の意思で！」
ジニン大尉戦死（家族の写真は死亡フラグ）

ポチポチとボタンを押して、トランザム
ＧＮ粒子のお陰で
ルイスの声が聞こえる沙慈
二人が会話できるようになっている
脳量子派
「どうしてここにいるの」
刹那が空気

────
感想は以上です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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続きの12話「宇宙で待ってる」の感想も書きました。
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