さくらもちモチ: アフタおお振り感想2008年12月号感想*ネタバレあり: SSブログ

	ブログをはじめるログイン

アフタおお振り感想2008年11月号感想..｜感想@機動戦士ガンダム00セカンドシーズ.. ブログトップ

アフタおお振り感想2008年12月号感想*ネタバレあり　[おお振り：アフタヌーン感想] [編集]

月刊アフタヌーンで大人気連載中の高校野球漫画
「おおきく振りかぶって」の感想です。
今月号（2008年12月号）は勿論のこと、
単行本未収録分のネタバレがあります。

第62回「準々決勝３」です

*画像はわざと劣化させています

本誌感想はカテゴリでまとめてあります。
他の号の感想をご覧になる場合はこちらをどうぞ。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/archive/c338259-1

────

先々月号後半・先月号に続き、
今月号も武蔵野第一対春日部市立の試合です。

私は西浦が一番好きです。
おお振りは、にしうらーぜの物語だと思って読んでいます。
勿論、榛名たち武蔵野第一も、双子や柴先輩の春日部も好きなのですが、
正直なところ、まだまだ続きそうなこの試合に対して、今回、
「いつ終わるんだろう」と思ってしまったのは否めません。

や、「基本のキホン！」でしたっけ。
あれでカグヤン先輩が主役を張らせたように
ひぐち先生が、
彼や榛名に特別な思いを抱かれてらっしゃるのはよく分かってて、
そういう彼らを（特にカグヤン先輩は最後の公式戦なので）
悔いなく描く為には連載回数がそれなりに必要だと、私も思いますが、
言わば番外編的内容であるこれは、
いいところ四回ぐらいが上限かなと想像していたので、
下手をすると半年近くも（もしかするとそれ以上かも/笑）
この試合を続けられそうなことが、ちょっと残念です。

ま、にしうらーぜが最後のページで描かれてたので
嬉しかったですけど（笑）。
現金な性格だと、自分でも思います。

以前よりも、一号に載るページ数が少なくなっているようなので
（先月・今月は単行本修正があったはずなので、仕方がないですし、
何より、おお振りは他の作品と比べて普段からP数が多いので、
これで少ないと言うのは贅沢だと、重々承知してます）
たとえば単行本になった時に、総ページ数で考えると
大した事がないのかもしれません。
でも連載を追いかけている側からすると、P数の多少にかかわらず、
一回終わる→一ヶ月間待たされる→次の一回というサイクルは変わらないので
余計に強く「まだやってる」というイメージを
持ってしまいがちなのかもしれません。

もしかしたら、これまでにも書きましたように、
私はこの試合をゆるーく（緊張感無しで）読んでいるので、
早く西浦がらみの話を読んでドキドキしたいのかもしれません（笑）。
どちらにせよ、贅沢者が望む我侭であるのは分かっています。

さて、感想です。
前回は榛名が春日部市立を抑えたところで終わり、
今回は武蔵野第一の攻撃……のはずでしたが、
文章だけの説明で呆気無く終わってました。
ここは、ページ数が少ないのもあって、
武蔵野第一の貧打っぷりを描くよりも、
早く春日部市立の攻撃の回にして
榛名を多く描く方がいいと判断されたようです。
単に、ひぐち先生が榛名を多く描きたかっただけかもしれません。

二枚目設定らしい正芳が、観戦に来てるオジサン達によって
説明されています。
それへの対応で、彼の天然っぽい性格もついでに示されていました。
最後のP184の「クリンナップバントは〜」をオジサン達に説明させたのは、
少しくどい気がしますが
他で説明できるコマ（ページ）が無いなら、仕方ないかなと思いました。

でもその後、四番打者の高橋君との対決は、
とても丁寧に描かれていて、面白かったです。
本当は、全員分こういう描かれ方で読んでみたいものですが
そうすると一試合だけで一体何年掛かるんだって話になりますよね。
最後、榛名が勝ったので嬉しくなりましたが、
その直後に、高橋君と春日部の監督とのやり取りがあって、
最後が見逃しだったことも含めて、
対決に負けたことが次に生かされる予兆として描かれているので
武蔵野第一は大変だなぁと思いました。
彼が柴先輩と幼馴染みだと推測できる他愛ない会話も、
いかにも気の置けない子供のやり取りって感じで面白かったです。

さてラスト！
対ＡＲＣを想定して練習してることから
西浦の本気が伝わってきました。すごーい。
これは、今後の新人戦そして秋大が楽しみです。
阿部がどこまで太……もとい、大きくなっているのかにも注目です。
三橋くん、ガンバレ！

漫画の感想とは直接関係ないですが、
この最後のページの後に、
発売されたばかりの単行本11巻の表紙がカラーで載っていて
とっても嬉しかったです！
「お！」と、目を見張っちゃいました。

────
感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます

続きの2009年1月号の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-11-25-1

宜しければ、合わせてどうぞ。