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「逆転検事」試遊*東京ゲームショウ2008レポ&感想*ネタバレあり [逆転裁判]

東京ゲームショウ(TGS)2008の日曜日に参加してきました。
お目当ては
逆転検事のプレイアブル出展と、ステージでの特別法廷2008映像上映、
そして戦国BASARAのバトルヒーローズでした。

以下、簡単なレポと感想です。
この記事では、逆転検事(ネタバレを含む)について記します。
試遊できるまでが大変だったので、
肝心の内容をあまり覚えてないというのが一番の感想です。



────
*二回目で最後まで辿り着けた理由について、ちょっと加筆しました。


では、まず大本命の“逆転検事”試遊から。



土曜日に弟が同じカプコンのモンハンを試遊すると分かっていたので
「どんな様子だったか見てきて〜」と頼んでいました。
そして帰宅した弟から言われた言葉が「入場制限してたよ」。
今回、弟は遅めに行った(会場に11時着)ので、私は
「それも仕方ないよなー。規制が解けるのを待つしかないか」と
思ってたんですが、弟から続けて、
「真向かいがスクエニなのもあって、立ち止まれないよ」と
言われました。

こりゃ厳しいなぁと思って出かけたわけですが……
はい、覚悟していても、本当に大変でした。



朝は連れと早めに待ち合わせをして会場に入りましたが、
最初の規制(入場受付締切)にギリギリ間に合う遅さでした。
連れを含めた私たち三人が列に並んで
ものの数分で四、五人が私たちの後ろに並び
列に並ぶ為の入口(チェーン)が閉じられた感じです。
あとほんの少し遅かったら大変だったと、ゾッとしました。

00_1.jpg


前回(一昨年の“逆裁4”発売前)は、法廷を意識した作りでしたが、
今回は御剣検事の執務室でした!
大江戸戦士トノサマンの大きなフィギュアがあったり
花や、検事オブザイヤー(“蘇る逆転”参照)のトロフィーがあったり
そしてそして“若ミツ”時代のヒラヒラ服が額に飾られていたり!と
逆裁ファンなら、にやりとしてしまう作りになっていました。
写真撮影オッケーだったので、頑張って撮影してきました。

00_2.jpg


並んでから三十分強経ったあと、いよいよ試遊の番が回ってきました。
ひとり掛けのソファに座ってヘッドフォンをして
白いDS Liteで遊びます。
ファミ通での新着記事を読んではいますが
ネットでのバレは極力見ないようにしていたので
これが初・逆転検事でした。



導入部分は、これまでの逆裁シリーズの王道とも言える、
いきなり真犯人確定(笑)なムービーから始まります。
そして、場面が変わってドット絵による御剣検事の執務室が出ます。
彼とイトノコ刑事の簡単な
(でも面白く、懐かしくなるような)やり取りがあった後、
いよいよゲームを進めていきます。
被害者が壁際の本棚の前の床に倒れていたり、
拳銃らしき物が床に落ちていたり、
鑑識さんが御剣検事のジャケットの額装の指紋を採取していたり……と
いう状況なので、
御剣を操作して、気になる部分を調べていきます。
傍に待機しているイトノコ刑事にも話し掛けることができるようで、
彼は「捜査のプロが助言する」云々を偉そうに言ったのに対し、
御剣検事が内心で「ヒマだったら話し掛けてみよう」みたいなことを
言ってました。

今回も、捜査資料として
手持ちの所持品(証拠品)の視点をグリグリと変えることで
調べられるのですが、
検事バッジについては
番号が割り振られているがそれほど意味は無いみたいなことを
言っていたと思います。
かなりうろ覚えなので違ってたらすみません。
弁護士バッジみたく、教えてはもらえませんでした。残念。

そして捜査。
気になることは多々あったのですが、
(そういうのをいちいち調べていくのが、逆転シリーズの醍醐味だと思っています)
とにかく話を先に進めるのを念頭に置いていたので
今回は涙を飲んで、怪しそうな場所を選択しました。
まずは死体。腹を撃たれていると分かった他、
傍に落ちていた警察手帳から、彼の姓名や刑事だという身元が判明します。
また、落ちていた拳銃を調べた後、
ロジックをまとめると、
この落ちていた拳銃はこの警官の所持品ではないかという推測が立ち、
話が先に進みます。

それから、死体の傍に散らかされていた本を調べることで、
これらを戻そうということになり、
被害者は、当初、本棚に背中を預ける形(もたれる)で撃たれ、
殺害後に本が散らかされたのだと分かります。
しかしここで矛盾が判明(プレイヤーが指摘します)。
被害者の撃たれた位地(腹)に対して、
本の背表紙に残った弾痕の位地が低すぎると分かり、
正しく並べ直してみると、明らかに一冊足りないと判明。
しかも、その足りない本の背表紙(シリーズものの本)には
赤い文字(血)で“イトノコギリ”という単語を臭わせる文字が!!
……はい、血文字も、逆裁ファンとしてニヤッとしてしまいました。

それから、いかにも怪しい(笑)優木誠人の登場。
週刊ファミ通に事前情報として載った記事によると
“笑顔が爽やかな実力派検事”とありますが、
春風のように爽やかだったオートロに似たうさん臭さがあります。
まぁ、ぶっちゃけ、冒頭のムービーで出た犯人らしき男は
彼なのですが。

優木誠人は、被害者である刑事と顔見知りらしく(当然ですが)、
彼と最後のツーショットを鑑識に頼んで撮ってもらってました。

後で重要な証拠になるのかなと思いましたが、
今回の試遊では特に出てきませんでした。
あと、御剣に握手を求めてきたりもしてましたね。

そんな彼とあれこれ話した後で、いよいよ推理対決です。
ガチャンという重い音がして二人のアイキャッチが入る、
言わば“逆転裁判”での裁判パートです。
なんか怪しい(作品中で御剣検事もこう言ってます)優木の推理を、
聞いていき、時には揺さぶって情報を引き出して、
手持ちの捜査資料(証拠品)との矛盾をぶつけます。
まさに、Not裁判だけれど、New逆転です。
あぁ逆転裁判シリーズだなーと、ここで改めて思いました。



──が、一回目の試遊は、このアイキャッチを見たところで
タイムアップとなり、終わりました。
しかし二回目の試遊では、一回目での行動を反省して
(一回目ですら、寄り道はあまりしなかった自覚はありました↑)
本当に本当に気を付けて、余計なことをしなかったので
最後まで無事に行けましたので
続けて書きます。



優木の推理の矛盾のポイントは
殺害から犯人の隠蔽工作(本)についての発生順でした。
ここは簡単にいきました。
優木は、被害者のダイイングメッセージを重要視していて、
「君(被害者)からのメッセージを受け取ったよ」と言い、
そこに書かれていたイトノコ刑事を犯人と指摘し、
そのメッセージにイトノコ刑事は気付かなかった主張します。
しかし御剣(プレイヤー)は、死後に現場が荒らされた事実から、
犯人はその文字を必ず見ていると主張。
現場に鍵が掛けられていたことからも
イトノコ刑事は疑われていたのですが
とりあえず彼は犯人ではないという流れに。

しかし喜んだのもつかの間、優木誠人が不敵な態度を取ります。
実は、鍵はそれだけでなく、マスターキーを持つ者がいるとのこと。
そして、それは警備員で──という説明がなされ、
「まさかオバチャン?」と思った私がドキドキ見ていると



まさかまさかの

マ コ ち ゃ ん 登 場 !!!

そう、須々木マコちゃんです!!!



吐麗美庵のウエイトレスを経て、警備員になっていたみたいです。
タイホくんのTシャツを着て、紺っぽいジャケットを羽織り
胸元には、婦警さん時代を彷佛とさせる赤い羽を付けてました。
(ここもうろ覚えです)

マコちゃんは、「先輩〜」としょんぼりしてます。
すると御剣が、事件を捜査するには手がかりが足りない云々を言って、
体験版ではお馴染み「続きは製品版で」!という文字が出て、
終了します。

ちなみに、最後まで辿り着けた二回目ですが、
終わった後、最初の「初めから」という画面になり、
オープニングムービー(優木の犯行時)を
もう一度見られる余裕がありました。



逆転検事の試遊では、手ぬぐいを貰えました。
青がタイホくん・ピンクが新キャラ一条美雲ちゃんです。


00.jpg
*左端にあるのは、戦国BASARAの家紋ストラップです。

本当は、二回ともタイホくんの手ぬぐいを頂いたのですが
美雲ちゃんだった知り合いのRさんに取り替えて頂き、
こうして一種ずつ入手することができました。



実際に逆転検事を遊んでみた感想ですが、
逆裁よりテンポがいい感じがしました。
さくさく進む感じ──
私が逆裁を遊び過ぎてるせいで、新鮮さをこう感じたのかもしれません。
それと、BGMが
ちゃんと御剣のテーマ曲をモチーフにしたものだったりして
嬉しかったです。
細々な操作音とかも小気味良かったなぁ。

ロジックは、試遊できた分は簡単でしたが
先に進んで難しい事件になると、あれこれと苦労するかなと思いました。
でも、序盤はともかく、ゲームが本格的に進んだら
ある程度の難易度が欲しいので、嬉しいです。

遊んだら、早く製品版を欲しくなりました。



追記:二回目で最後まで行けたことについて。

実は、二回目で試遊した際、私は列の先頭にいました。
ソファに案内されて座るのも一番早くて、
しかも座るや否や「初めから」のボタンを押して
ムービーを始めさせていたので、
一緒にやった他の方々より早く進めることができました。
上記プラス一回目の経験をもってしても
ちょっとギリギリだったので、
試遊としてはやはり時間的に相当厳しかったんだと
改めて実感しました。




さて。
話は前後しますが、二回目の試遊は
列に並べるようになるまでが本当に大変でした。
一回目に並んでいた時に、それは実感していたのですが
試遊希望者に対して、逆転検事ブースが割ける待機場所が
とても少なかったんです。
まぁ、カプコンさんにしてみれば、
モンハンにバイオ……と二大看板の出展もあるので、
それよりは小規模にならざるを得ない逆転検事に
そこまでは割けないという苦しい事情があったかと思いますが
とにかく酷かったです。
その後に並んだ戦国BASARAの試遊と比べても
逆転検事の惨状はあり得ませんでした。

そう、逆転検事のブースの反対側(裏側)は通路も広く、
待機列を作れる場所も充分にあったので、
そこにブースがあった戦国BASARAは、
一旦、待機列を区切って
隣のバイオハザードの待機列の外側に続きの新たな列を作ることで
どうにか切り盛りしていました。
(つまり、ブース前の待機列の最後が最後尾ではない状態)
でも逆転検事は別の場所で列を作らせることはせずに、
入れ替えで待機列に人がいなくなったら、
頃合を見てさっと入口を開けて、
その場にいた人を中に入れるという方式を取っていました。
しかも、上記のように立ち止まることすらできないので
(それでも、私が一回目で並んでいた時は、
待機列に並ぶ為の列をスタッフさんが新たに作られていたんですが
混雑が酷過ぎて、散らさざるを得なかったみたいです。
その後は、試遊希望者が待機列の前で立ち止まることは
一切できなくなりました)
試遊したい人は、それがいつ開くのかを待ちながら
目の前の通路を行ったり来たりする状態でした。
つまり、混雑を回避させる為にお客さんを散らしていたのに、
結果的に、目の前の通路を更に混雑させてしまうということに。

それでも、何とか待機列に入ることができたのですが
その際、試遊希望者が狭い入口(二人並べるぐらいの幅)に
どっと詰め掛けたことで、物凄い状態になり、
パニックが起こりました。

実は、待機列の最後尾につく直前、
後ろからも横からも強く押されて、身体のバランスを崩し、転びかけました。
私が前につんのめった直後、
待機列の最後尾に一応つけたことによって、
それまでの混雑から前方だけが瞬間的に解放されたことになり、
私の身体ががくっと前に倒れたんですよ。
でも、前方以外の混雑は相変わらず酷過ぎて
私の身体は大きく前傾しているのに、それ以上は動かないし、転ばない
──左右からギュウギュウに押されていたり
後ろにいた連れに腕を握られていたりしたお陰で
私は自分で立ってない状況にいたんです。
瞬間的に、
このままだと私は絶対に前に倒れる
→私が倒れたら、横の人も後ろの人も倒れる→あわや将棋倒し?
という恐怖に駆られました。
慌ててあれこれ叫んで、自分がやばい状況なのを必死で伝えました……。
気付いて下さった周囲のお客さんのお陰で、
なんとか体勢を立て直すことができました。
混雑対策で、スタッフさんがそれどころじゃなかったらしかったので
本当に助かりました。
今、思い出しても怖かったです。
助けて下った方々には即座にお礼を申し上げたのですが
気が動転していたので、充分でなかった気がします。
もしこちらを見て下さってたら御礼を。
本当にありがとうございました。
しかも、偶然なんですが、私のすぐ前に知り合いがいて、
転けてる客がいると思ったら私だった──みたいなことを言われて
かなり恥ずかしかったです。
あの瞬間は、本当に命の危険を感じました。
昨晩、家に帰ってみたら、左手は突き指してるわ(これは直後から分かってた)
身体のあちこちを打撲してるわで、思わず笑ってしまいましたが
その瞬間は本当に本当に笑うどころじゃなかったです。
冗談じゃ済まないかと思いました。



予想に対して人が多く詰め掛けたり、
どうにかしたいけれどどうにもできない状況だったり……と
スタッフさんにとっても大変だったと思いますが、
できれば、待機列に関しては、次回は何とか改善して頂きたいです。

さすがに、三回目にチャレンジする気力はなかったです。
他のブースのように、静かに整然と待てる状態だったら
頑張ったかもしれませんけれど、精神的に無理でした。
でも、二回遊べたのは幸運だと実感しています。
充分に遊ばせて頂きました。
これだけの為に行ったようなものなので、望みが叶って嬉しかったです。
あとは、公式サイトや配信での体験版をおとなしく待ちます。




────

逆転検事の試遊についての記述は以上です。
何か思い出したら追記します。
戦国BASARAバトルヒーローズと特別法廷2008の記述はまた後で。

(10/14:追記)
戦国BASARA BATTLE HEROESの試遊レポをアップしました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-10-14-2



ここまでお読み下さりありがとうございました。

01.jpg


2008-10-13 13:09  nice!(0)  コメント(2) 
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コメント 2

なみへい

初めまして。
二回もチャレンジされてスゴイですね!
内容がとてもよく伝わってきて、発売がますます楽しみになりました。
1話でマコちゃんですか!個人的にはなるほどくんもどこかで絡んで
欲しいなぁと願っているのですが・・・。
実は私も土曜日に小2の娘と一緒に行きました。
御剣くんの部屋だーと言って娘もテンションが上がったのですが・・・
あの状態を見て泣く泣くあきらめました。(T_T) やはり大変な事に
なっていたんですね!
お身体お大事になさってください。
by なみへい (2008-10-14 21:20) 

さくら

> なみへい様

こんにちは、初めまして。コメントありがとうございます。
上記レポでは書き忘れていましたが、
直接的ではなかったものの、
御剣がゲーム中に成歩堂をふと思い出す場面があるので
(名前は出てこず、“あの男”呼ばわりでした)
ニヤッとしてしまいました。
スタッフさんのお話では、成歩堂は出ないらしいのですが
私もまだ望みを捨てていません。
少しでも出てくれるといいなと思っています。

土曜日も、私が行った日曜日と同様に
凄い混雑だったと伺っています。
私も連れも、いい大人の年齢で、それでも大変だったので、
お嬢様を連れた上での試遊ご参加では
仮に上手く並べたとしても、
なみへい様ご自身もお嬢様も相当ご苦労されたかと思います。
お疲れさまでした。

お優しいお言葉もありがとうございます!
転びそうになったのは、
普段の体力不足からくる鈍臭さもあるような気がしますので
御剣のように体力をつけたいです(笑)。
by さくら (2008-10-15 01:51) 

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