SSブログ

第二十話感想@マクロスF・コードギアスR2 [アニメ感想]

テレビアニメ「マクロスF」と「コードギアスR2」の感想です。
丁度、両方とも第20話だったのでまとめて。
ネタバレがあります。

マクロスFは飛び飛びですが、ギアスはちゃんと見てます。



────

まずマクロスF「ダイアモンド・クレバス」。
シェリルとランカの歌に対する姿勢とか、
アルトとミシェル(クラン含む)の恋愛に対する姿勢が
対比的に描かれているなぁと思いました。

特に前者。
既にプロであるシェリルと
これからプロとなろうとしている
(既にプロなんですが、まだプロ意識に欠けている)ランカの差が
面白かったです。
シェリルの歌「ダイアモンドクレバス」は、
作中での持ち上げられ方に比べて
私自身はあまり好きな歌ではなかったんですが
(サビの部分のメロディがつまらない)
ここは泣きました。
ほろっときました。
あまりちゃんと見てない私でさえ感動したんですから
最初からしっかり見ているファンは号泣された方もいらっしゃったのかなーと
思います。
物凄く、シェリルノームという人物が放つ説得力というか
このマクロスの主題であろう“歌の力”を見せつけられた気になりました。

ランカは……歌の力がマイナスに働く場合もあるようですね。
(彼女の歌云々というより、感情に効力が由来する?)
自分で気付いた通り、皆に唄うというより
好きな人(=アルト君)に唄っていればいいんだと思います。

ミシェルの死は……実際にアニメで見る前に
友達のメールや日記で既にそれを知っていたので(笑)
覚悟して見ました。
最後はクランを守ったことで
まさに愛しい人を“命にかえても守る”ことで
彼なりに幸せだったのかと思います。
でもせつなかったなぁ……。
死ぬと分かっていなかったら、「えええ?」とここで思ったでしょうし。



他に色々と思うことはあるのですが
最初からちゃんと見ていない私には語る資格がないことなので
自重します(笑)。
や、上記に関してもそうなんですが……。
実は、シェリルとランカから強い思いを寄せられるほど
アルト君が魅力的に見えないという
致命的な感想を持っていたりします。
DVDで一気に見直してみたら分かるんでしょうね。
それを楽しみにしています。


────

続いて、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」。「皇帝、失格」です。

開き直ったスザクが、ニーナが傷付くのを分かって
「自分達が殺したんだ」と明確に言った(悪い意味で開き直った)のが
印象的でした。

そしてアーニャ!!!!!
=マリアンヌ様?とは、これまで散々匂わされていましたが
今回ではっきりと明確になりましたね。
ギアスに掛かっているのが気になりますが……。

幼い頃に亡くしたせいか、ルルーシュが持つマリアンヌ像がまさに聖母であるのに対し、
実際のマリアンヌ(アーニャ)がそうでないギャップが
面白いです。
何より、マリアンヌがルルーシュよりシャルルに重きを置いているのが。
マリアンヌやシャルルにしては当然のことで、
ルルーシュにしても、よく考えてみればそれぐらい分かりそうなものですが
いかんせん「誰かに殺された」という事実が重過ぎて、
ルルーシュの中でマリアンヌという人物像が悪い意味で“きれい過ぎる”方へ
改変されてしまったのかなぁと思いました。

スザクはね……開き直りが悪い方へ出ましたね。
でも、シャルル暗殺(笑/正面きって剣を向けるとは……暗殺じゃないよ!)の際に、
「ルルーシュとナナリーの絶望を止める」とか言ってたのが、
スザクの優しくて強い性格をよく現わしているなと思いました。
ルルーシュは、掴まった際のひねくれで、スザクに裏切られたと思ってますが、
この期に及んでも、スザクはルルーシュのことを大事に思ってるんだなと伝わってきました。
何より、自分に掛けられた呪いのような“死ぬな”というギアスを
彼自身がちゃんと受け止めているらしいのが嬉しかったです。
ここまでくると、ルルーシュもスザクも幸せになるという最後は
望めないかもしれませんが、
行動の端々で、キャラがそうなりたいという感情が見えるのは
作品をこれまでずっと追いかけて見てきた視聴者(私)にとっては
報われることだなと思います。



そうそう、忙しかったので先週は感想を書きませんでしたが
ロロの死に方は呆気無かったというか、
彼は何故登場したんだ……と首を傾げたくなりました。
最後まで兄・ルルーシュを彼が強く想っていて、
最終的にルルーシュも彼の想いに応える為に嘘を吐いたのは良かったけれど、
彼がいた意味とか死んだ意味を考えると
虚しくなりそうです。
いや、全ての人が物凄い業や役割を背負っているわけではないので
そういう意味ではリアリティに溢れているのかもしれませんが
あれだけ主人公に近い立場で、あまり意味もなく登場して死んでいったのは
勿体ないなぁと思ってしまって……。
たとえば、ロロがルルーシュの真意(殺したいと思っていること)を知って
裏切られたことに怒って、それこそ反逆して
……でも結局、ルルーシュの愛を得たいという本音に逆らうことはできなくて
彼の為に死んでいくというように、
間に1、2エピソード入れて頂きたかったなと思っています。


日本軍は、扇じゃ駄目だっていうのがひしひしと出てきました。
お調子者の玉城も相変わらずで(笑)。
せめてカレンに何とかしてほしいですが
彼女は戦闘ではエースパイロットですが、政治的な事にはあまり向きませんものね。
藤堂さんにしても同様です。
このまま扇がトップにいたのでは喰われるのは目に見えているので
何とかなることを祈っています。


2008-08-26 16:14  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。