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[ハイキュー!!]春高 烏野高校vs鴎台高校戦(第338話~第368話)感想*ネタバレあり [ハイキュー!!]

週刊少年ジャンプで連載中の「ハイキュー!!」の感想です。
今回は、春高での烏野高校対鴎台高校戦についてです。
(第338話~第368話)

ハイキュー!! 42 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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  • 作者: 古舘春一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: Kindle版

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本日7/31まで「少年ジャンプ+(プラス)」にて、
漫画「ハイキュー!!」の一部が無料公開されています。
対音駒戦に続き、対鴎台戦も読みましたので、
簡単な感想を記します。


対鴎台戦の後半から、ジャンプでの連載を
リアルタイムでちょこちょこ読んでいましたので、
全てが初見ということではなかったのですが、
やはり日向くんの途中退場はショックでした。
改めてちゃんと読んでみると、
試合前や試合中のミョーなハイテンション状態や、
休憩中に積極的に食事を取らない、
皆が寝ているのに全然休まない……など、
日向くんの異変はしっかり描かれていたんですね。
日向くんも自覚していなかったらしい発熱について、
影山くんが真っ先に指摘したシーンは、
何度読んでも胃が痛くなりそうな感じで苦しくなります。
また、武田先生の説得シーンでは、
彼の言葉の一つ一つに深い思いやりを感じられました。
あの日向が武田先生の言葉を受け入れて、
納得してコートを下がるところは、
読んでいて本当に辛いのですが、
同時に「良いシーンだなぁ」と感動も覚えるので、
気持ちがぐちゃぐちゃになってしまいます。
365話のタイトルが「終わりと始まり・2」なのもせつない。



その日向くん。
ハイキュー!!では影山くんと共に主人公を務めるキャラクターですが、
所属する高校の「烏」の名前からくるイメージといい、
日向くん退場の際に宮くんが発した
「おれたちとネコとカモメで、やっとあの妖怪を倒した」という言葉といい、
まるで悪役(敵役)のような描かれ方で、
面白かったです。
日向くんの目覚ましい成長と華々しい活躍は、
私のような読者には興奮をもたらしてくれる好ましいものでしたが、
作中の他校のバレーボール部員にしてみれば、
それこそ妖怪のように不気味で怖いものだったかもしれないと
改めて思いました。
当初は日向くんを否定していたあの鷲匠先生ですらも
結局、日向くんにメロメロですもんね。
本当に、物凄い存在です。



この鴎台戦の直前では、とうとう、
伝説の「小さな巨人」本人が登場しました。
ぶっちゃけ、私は、彼については伏せられたまま
(具体的に登場しないまま)連載が終わるだろうと
勝手に予想していましたので、
リアルタイムでこれを知った時はかなり驚きました。
しかも、バレーボールをあっさり辞めていたとは……。
日向くんと違い、私はそれなりにショックを受けたのを
今でもよく覚えています。

この件について、昔の日向くんだったなら
絶対にショックを受けたはずなので、
いつぐらいからそうならなくなったのだろうかと
少し思ってみました。
正解は無いと思うのですが、
個人的には、IH予選で青城に負けた後~春高予選参加前ぐらいが
意識の変わり目かなと想像しました。



さて、この対鴎台戦では、
我らがエース・旭さんの試練と活躍も描かれました。
かつての対伊達工戦でボロボロになった日から、
作中では一年ぐらいしか経ってませんよね。
何度やっても攻撃を敵に阻まれてしまう現状に
心が弱りそうになりながらも、
他のチームメイトの励ましを正面からちゃんと聞くことで
そういう自分もひっくるめて全て受け止め、冷静になるところは、
目頭が熱くなりました。
以前と同様に、ここは!というピンチを
西谷さんがスーパープレーで救っていたのも、
大変興奮しました。


月島くんの活躍も熱かったです!
終盤、体力の限界を迎えつつあった月島くんを見て
烏養コーチが彼の交代を考えようとした時に
まだやれると先んじて言ったり、
足が攣ってしまってメンバーチェンジを行なう際に
チームメイトに向かって強めな注意を放ったり、
試合中や試合後に鴎台の試合の録画を見たいと望んだりと、
クールなのにやる気満々な彼の姿は
とても格好良くて最高でした。



そして368話(試合が終わった後)のモノローグ。
「今日 敗者の君たちよ 明日は何者になる?」があり、
最終回の「昨日の敗者たち 今日のおまえは何者だ?」に
続くんですね!
この繋がりにようやく気付けた後、
改めて最終回を読み直したら、また泣きそうになりました。



私は、好きな作品は紙で読みたい派なので
フェアがある時に単行本をまとめて買う予定です。
今はまだ烏野のことで頭がいっぱいなのですが、
何度も読み込んだら、鴎台の子たちについても
色々と思うようになるのかなと
今から楽しみです。



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2020-07-31 23:14 
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