アニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」感想:第10話(最終話) コンセプトの戦い*ネタバレあり [ハイキュー!!]
NHK BSプレミアムにて再放送中の
テレビアニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の感想です。
今回は第10話「コンセプトの戦い」についてです。
以下の記述にはネタバレを含みます。
原作の漫画については、一部を除き未読です。
アニメ3期については、劇場版総集編「コンセプトの戦い」を視聴しました。
(https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-04-2)
好きなキャラクターは、及川徹くん(青葉城西)です。
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【アニメ「ハイキュー!!」】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-02-11-4
【ねんどろいど 及川徹(ハイキュー!!)その1】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-15
アニメ3期初回と前回の感想記事はこちら。
【アニメ「ハイキュー!!」3期感想:第1話 ごあいさつ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-06-09-2
【第9話 バレー馬鹿たち*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-08-04
驚きました……!
この烏野対白鳥沢戦のキーマン・天童くんは、
高校でバレーボールを辞めちゃうんですね。
今回がアニメ3期の最終回であり、
春高予選(県代表決定戦)の決着もつくということで、
既に結果が分かっているものの、
天童くんの名台詞「さらば、俺の楽園」が聞けることもあって、
朝から楽しく、興奮しながら視聴していたのですが……
まさか天童くんがバレーを辞めるとは思ってもおらず
(数年前の放送もリアタイ視聴していましたが、全く忘れていました)
本当に驚かされました。
ただ、びっくりはしても、「何故?」という疑問は浮かばなかったです。
強豪校の白鳥沢でスタメンだったという実績があれば、
誰もが欲しがる牛若くんほどでなくても、
きっと天童くんがスポーツ推薦でどこかの大学に進める機会は
無いわけではないはずです。
でも天童くんがコートで長所を発揮できるのは、
生徒の個性を生かす育て方、采配を特徴とする
白鳥沢の鷲匠監督の下でこそのものでもあるので、
過去の経験上、他では上手くいかないのを
よく自覚しているからだと思いました。
天童くんがバレーボールを愛しているのは
これまでのお話で重々伝わってきていましたし、
あれだけの才能を埋もれさせるのは非常に勿体ないことですが、
未知の場所で、再び自分を頭ごなしに否定される可能性があるのが
決して低くないのを思うと、
これは賢い彼らしい選択なのかなとも思いました。
部活動としてのバレーボールは辞めたとしても、
趣味で続ける道は残っているわけですし……。
自分とそのプレイスタイルを否定され、拒絶され、腐るくらいなら、
現時点(白鳥沢)が最高の場所だとして
ここでスパッと辞めるのも手だと、納得できました。
なので、劇場版「コンセプトの戦い」を視聴した時から大好きだった
天童くんの「さらば、俺の楽園」の台詞は、
後から更にじわじわと私の心に沁みました。
凄く響きました。
私が思っていた以上に、本当に本当に「さようなら」だったんですね。
牛若くんなら、将来、全日本代表の名物選手として
テレビ番組の「情熱大陸」に出られそうな気がしますし、
真面目な彼なら、出演が決定した際に
すぐに天童くんとの約束(一方的でしたが)も思い出すはずなので、
そちらの彼の野望はあっさり叶うと思います。
「若利くんは昔から~」と、嬉々として語る天童くんを、
私もテレビ越しに見たいです。
さて、改めまして「烏野、優勝おめでとう」!!!!
結果は分かってはいたけれど……
途中で何度もはらはらしましたし、試合の最後は興奮しました。
準決勝の青葉城西戦もそうでしたが、
一瞬の気の緩み、隙も許されない緊張感が漂う、発熱した試合展開に、
テレビで見ているだけの私も熱く燃えました!
勝って喜ぶだけでなく、まるで敗者のように悔しがるツッキーが、
とてもとても格好良く、頼もしかったです。
烏養コーチが賞賛していたように、
あの試合でのMVPは、間違いなくツッキーでしょう。
ブロックの要として司令塔の役割を果たしたのは勿論のこと、
烏野を象徴する多彩で積極的な攻撃陣の一人として、
重い存在感を放っていました。
烏野も白鳥沢も、他の学校も、
みんなみんなもっと強くなっていくんだろうなと思える中で、
ツッキーにも伸びしろを長く感じられました。
烏野の一年生の活躍に目を奪われがちですが、
二、三年生にも拍手を贈ります。
特に三年生は……入学時のあの状況からよく
ここまで持ち直したなと感心するばかりです。
烏野の復活には、まず一年生の入部や、
優秀な指導者の加入などが頭に浮かびがちですけれど、
決して挫けなかった三年生の心の強さも主としてあるのは
誰もが認めることです。
本当におめでとう。
二年生たちも良く頑張りました。
熱戦が終了した直後というのもあるのか、
牛若くんが敗戦という事実を静かに受け止めているのに対し、
単なる観客でしかない及川さんがとても悔しそうだったのが、
面白かっただけでなく、印象深かったです。
そもそも、今、コートに立てていない、
決勝戦の蚊帳の外にいるという辛い現状を
及川さんが改めて痛感したことで、
もっと強くなってやる!という意志を更に固めたらしいのが
よく伝わってきました。
そんな及川さんを、「うんこ野郎」とさらりと詰る岩ちゃんも
良い感じでした。
さすが阿吽コンビ!
今日のアニメ3期の最終回をもって、
NHK BSプレミアムでの再放送が終わりました。
思えば去年の初夏、
睡眠薬を服用しても眠れないという絶不調の状態で、
たまたま新聞のテレビ欄で知ったハイキュー!!の初回放送。
ハマることこそなかったものの、
TBSで放送されていた時代は毎週楽しんで視聴していたことから、
「あの『ハイキュー!!』をまた見られるんだ!嬉しい!」と喜び、
実際、放送をまた楽しみにする日々が訪れました。
特に、金曜深夜の放送(再放送の再放送)には、
眠れずに苦しんでいたのを何度も慰めてもらいました。
ここまで深く作品を好きになれたのは意外でしたが、
そうなれた今はとても幸せです。
古舘先生には心からのお礼を伝えたいです!
素敵な作品を産みだしてくださり、
本当にありがとうございました。
そしてそして、
以前はここで一旦途切れていたアニメの「ハイキュー!!」の道は、
4期の放送という嬉しい事実でもって、秋から継続します。
単行本のとおりであれば、
音駒や梟谷といった東京勢の試合と、
影山くんとツッキー(と日向くん)の合宿描写が主になり、
烏野の試合は先の事となるようですが、
その辺は上手く改変されるのでしょうか。
どちらにせよ、
またあの熱いキャラクターたちとテレビを介して会えるのは
とても嬉しいです!
放送開始を待ちつつ、
3期までのアニメや単行本で「ハイキュー!!」にどっぷりと浸かり、
楽しみたいと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
ハイキュー!!、大好きです!!
頑張れ、及川さん。
君の後ろに道ができているよ。
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2019-08-11 10:05
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