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アニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」感想:第1話 ごあいさつ*ネタバレあり [ハイキュー!!]

NHK BSプレミアムにて再放送中の
テレビアニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の感想です。
今回は、初回の第1話「ごあいさつ」についてです。
以下の記述にはネタバレを含みます。

原作の漫画については、一部を除きほぼ未読です。
このアニメ第3期については、
以前の放送時にリアタイ視聴をしていましたが、
勝敗以外の内容をほぼ忘れています。


関連記事
【アニメ「ハイキュー!!」】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-02-11-4
【ねんどろいど 及川徹(ハイキュー!!)その1】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-15



本日6/9から、アニメ「ハイキュー!!」三期の再放送が始まりました!
春高予選準決勝戦の死闘に煽られるように、
私の中での「ハイキュー!!」熱が非常に高まっています。
せっかくなので、アニメは初見でないのですが
一話ずつ感想を書いていこうと思っています。


とはいえ上記の通り、試合内容についてはろくに覚えていません。
記憶に残っているのは、試合の勝敗と、
ツッキーのブロック成功の件です。
後者については、特に彼に注目していなかったにもかかわらず、
思わず「うおー!」と声を漏らしたほど興奮したのを覚えています。
音駒や梟谷との合宿での豊富な経験、
親友・山口くんからの激励を経て、
バレーボールとの向き合い方に変化が出てきた彼を知る今なら、
味わえる感動は何十倍も深くなるはず!ですので、
その瞬間を迎えるのがとても楽しみです。



機会が無かったので、今まで書きませんでしたが、
私、バレーボールについては体育の授業でやっただけで、
学生時代はあまり楽しめませんでした。
幸い、割と運動が得意な方でしたので、
やるのが嫌だったというわけではなかったのですが、
興味を持てないまま終わってしまいました。
それが今、ハイキュー!!の世界を大好きになったことで、
バレーボールをしたくてたまりませんww
私がもし学生だったら、
勢いでバレー部に入っていたかもしれません。
(これと同じことを、高校野球が舞台の「おお振り」や、
自転車競技の「弱虫ペダル」でも思いました)
少年ジャンプという掲載紙の影響もあり、
きっと、この作品のお陰で
青少年のバレーボール人口も増えたんでしょうね!


バレーボールとの接点が薄かった私でも、
少しだけテレビで試合を見ていた時期がありました。
それが、植田辰哉監督が率いた全日本男子の試合です!
植田監督……と名前を挙げただけでは
ぴんとこない人が多いかもしれませんが、
「コートで大の字に倒れた」映像が非常に有名な方です。
当時、私の友人がこの監督に凄くハマっており、
健全な同人誌まで作ってしまうほどで、
私も彼女に引きずられるようにして
試合をテレビで見るようになっていました。
とはいえ、私の興味の大半は植田監督でしたので、
代表選手の名前も試合内容も全く覚えていないのですが、
(テレビ局も植田監督が世間で騒がれているのをよく知っていたようで、
カメラで彼を頻繁に映していました)
サーブやスパイクが凄い迫力だったのは脳に焼き付いています。
その時に強く感じた印象は、
ハイキュー!!で及川さんが本気サーブを打つたびに
「きっとあんな感じなんだろうな」と自然に思えました。

前置きが長くなりましたが……私の推しは、その及川さんです!
インハイ予選の青城対白鳥沢の試合も
ちゃんと見たかったなーという未練も持ちつつ、
今日の放送を迎えました。



まずOP。
今さらですが、アニメ「ハイキュー!!」の主題歌は
どれも世界観にぴったりですね。
メロディも歌詞も非常に前向きで、力強くて、
「若いっていいなぁ。青春っていいなぁ」と思えます。
最初の、高くそびえる白い山を仰ぎ見る烏野チーム……からの、
山が白い大鷲(白鳥沢)に変わるのは、
このアニメ3期の内容を的確に表していて、
上手い演出だなぁと感心してしまいます。

また、闇の中、烏野の選手にスポットライトが当たる状況で
各々の得意分野での雄姿が披露されるという流れも見事で、
大変好きです。
(変人コンビは速攻、ツッキーはブロック、
のやっさんと大地さんはレシーブなど)
背景の闇、スポットライトの光、体育館の床、
そして烏野高校のユニフォーム(黒とオレンジが基調)と、
メインで使用される色が極力抑えられたであろうシンプルな画面は、
春高予選の決勝戦という特別さを感じられるだけでなく、
王者決定というシーンに相応しい品の良さもあります。
何より、「闇を滑走路にして行け」というサビの歌詞にぴったりです。

途中に挿まれる牛若くんの攻撃シーンは、短いけれど、
色(チームカラーの赤紫)のせいもあってインパクトがありました。
彼がスパイクを決めるシーンは
まるで雷が落ちてくるみたいだと思えました。

OPの終盤、その闇が烏に姿を変えて世界が晴れる
(烏が飛び立つ)という流れも、
いかにも「ハイキュー!!」らしくて大好きです。

実を言いますと、アニメ3期が初めて放送された頃は
毎週欠かさず見ていたものの、流し見だったこともあり、
キャラクターにもそれほど思い入れがなかったので、
「決勝戦でお話が盛り上がるのは分かるけど、
3期を丸々一試合で使うってどうなのかなぁ」と首を傾げていましたが
ちゃんと作品と向き合いつつある今では納得の内容です。
逆に「たった十話じゃ足りないでしょう」と思えます。



今回は決勝戦前の描写がメインなので、
試合が始まるとなかなか見られないギャグパートが多く、
また、過度に緊張する烏野の選手が大変微笑ましいので、
終始気楽に見られました。
日向を訪ねて、中学時代の助っ人コンビが来てくれたのは
とても良いエピソードだと思います。
もし彼らがいなかったなら、
中学時代の日向は一度も公式戦に出られず、
(練習試合すらしたことがなかったんですよね……)
飛雄とはこの烏野で出会うことになるとはいえ、
衝撃的な邂逅は無かったんだと思うと、私も感慨深くなります。


煩く騒ぐ変人速攻コンビを冷ややかに見た後、
「ま、(白鳥沢に)すぐに負けるかもしれないけどね」と言ったツッキー。
その顔には表情が無いけれど、
すぐ傍にいる山口くんが微笑んでいるのを見たら、
ツッキーが決して後ろ向きな気持ちでこう言ったのではないと
伝わってきます。
以前の(合宿前の)ツッキーだったら、きっと、
「だって絶対王者を相手にするんでしょ。
うちらが負けて当然じゃない」という
達観できるが故の卑屈さを伴った感情で言ったでしょうし、
隣の山口くんも困った顔をしたはずです。
でも今は、ツッキーが冷静に現状を受け止めていて、
それを口にしただけだと分かります。
勝つかもしれないし、負けるかもしれない。
接戦になるかもしれないし、圧倒的な大差がつくかもしれない。
こういうところに、ツッキーの心の変化(成長)が伺えますし、
彼の個性に繋がっていると思います。


ツッキーのお兄さんもいい人!
ツッキーとしては、兄にべったりされるのは好まないのでしょうが、
例の一件を経て離れていた頃と比べると、
再び気楽に話せるようになった今の方が、
断然、心地よいんだろうなと感じられます。
あんなショックなことがあっても、兄を責めず、
兄を一方的に追い込んだ自分が悪いと思っていたあたりからも、
彼が兄を深く慕っていることはよく分かりますし。



選手がコートに入る際、烏野の面々が
潔子さんに烏養コーチ、先生と順にハイタッチをするのが好きです。
それぞれの個性が出ていて、大変興味深い!
特に田中さんとのやっさんは、
普段なら潔子さんの手なんてとても触れないでしょうし、
感激で大騒ぎしてしまうであろうはずなのに、
ここではさらっと行なっているのが男前だなと思いました。

そうそう、試合前日のミーティングにおいて、
配られたプリントのぶ厚い束を見た烏野のみんなが
本気そうにうんざりとしていたのに、
それを作ったのがマネージャー二人だと知った途端に
嬉しそうに興奮し、熱心そうに見始めたシーンも
とても良かったです。
他人の厚意をちゃんと汲めるなんて、素敵です。


選手の次に名前を呼ばれた武田先生が、
「え? 僕?」とびっくりした様子を見せていましたが、
私も驚きました。
県立校の部活動なら、顧問教師イコール監督ですもんね。
「武ちゃんが監督……? そっか、監督かぁ」としみじみ思いました。



試合開始後にかまされた牛若くんの一撃。
烏野の守護神ののやっさんがきれいに取った……はずなのに、
ボールはあさっての方に飛んだという結果が、
「物凄い力の矛で攻撃する、ぶっ壊す」という牛若くんの特性を
よく表していたと思います。
上記のとおり、私は及川さんが好きなので、
かつての彼がどんなに策を立てて動いても、
優秀なチームメイトを的確に使っても、
その懸命な努力を一瞬で無にするように
圧倒的な攻撃力で破壊してきたであろう牛若くんの姿が
ぼんやりとですが頭に浮かびました。
同級生である以上、公式戦で勝ち進んでいけば
否応なしに牛若くんと戦わざるを得なかったというのは、
やっぱり精神的にきついです。
最後の最後まで心は負けなかった及川さんを
更に好きになれました。


次回も楽しみです!



【おまけ】
当ブログにちゃんと載せるのはまだまだ先になると思うので、こちらに掲載。
とある公立の体育館前で撮影してきました!

一番くじ きゅんきゃら:日向と影山
01HQ.jpg


ねんどろいど:及川さん
02HQ.jpg

午後に行ったら、私が思っていたより部活動開始の時間が早くて、
ご近所と思わしき本物の男バレ部の生徒さんと出くわしてしまい、
別に悪いことをしていないのに変に緊張してしまいました……。

しかも、ここには載せていないのですが、
裏口のようなドアの外で
(もちろん十分な距離を取り、中からこちらが見えない位置で)
撮影をしていたら、
バレーボールが転がってくるというハプニングもありました。


「ハイキュー!!」大好きですヽ(o・ω・o)ノ


続きはこちら。
【第2話 “左”の脅威*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-06-16

宜しければ、合わせてお読みください。


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2019-06-09 16:51 
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