さくらもちモチ

アニメ「アイドリッシュセブン」感想 #09：大切な時間*ネタバレあり　[アニナナ感想] [編集]

テレビアニメ「アイドリッシュセブン」の感想です。
元となったスマホアプリゲーは未プレイですが、
アニメを第15話まで見た上で、初めから感想を記しています。

今回は第9話「大切な時間」についてです。

前回・前々回の感想はこちら。
【#08：プリーズ、ミュージック*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-16-2
【#07：ひとすじの光*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-14-4

アニナナ最終話告知広告関連記事
【「アイドリッシュセブン」最終話告知交通広告展示 全キャラ制覇（JR山手線）】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-15
【アニナナ最終回放送告知広告とフィンガーパペット*八乙女楽】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-16

以下の記述にはネタバレを含みます。



第9話は、小鳥遊事務所スタッフ＋IDOLiSH7メンバーで
山に一泊旅行に出かけるという内容が主でした。
明るく楽しい息抜き回かと思いきや、
MEZZO"の二人（逢坂壮五くん＋四葉環くん）の不協和音っぷりが
早速しっかりと描かれていて、
実際には、息を抜いて油断していたら痛い目に遭った回でしたww

とはいえ、皆で遊んだり作業したりするのを見るのは楽しかったです。
初見時も、この放送の頃は既に
「アイドリッシュセブンって面白い！」と思って視聴していましたので、
気になるメンバーの好みや個性をより知れる機会は、
大変有難かったです。

六弥ナギくんの、実は八か国語も喋れるという設定は、
彼が本当にノースメイアの王子様らしい？という真相を踏まえれば
当然なのかもしれませんが（それでも凄い）、びっくりしました。
作中の紡ちゃんたちじゃないですが、
私も「ひえー」と声をあげそうになりました。



その初見時から暫くの間は知りませんでしたが、
この時に紡ちゃんが着ている白が基調の服こそ、
スマホゲーでの彼女のデフォルトの衣装なんですね。
これはこれで紡ちゃんに似合っていて、とても可愛いけれど、
マネージャーとして現場を回るには不適切ですし、
もしアニメもそうだったなら違和感を覚えていたかもしれませんので、
普段はビジネス黒スーツと決めてくださったスタッフさんには
感謝しています。



壮五くんの生真面目さと、他人に気を遣いすぎな部分。
環くんの、気分にムラがあって自分勝手が過ぎる部分。
この二人は、それぞれの長所・短所の凸凹が
きっちりと合うタイプのコンビではないので、
双方の性格が強く出てしまう場面での衝突が不回避なのが痛いです。
しかも、どちらも年齢が若くて、人生経験もまだ未熟だという。
それでも、「絶対に七人でデビューする！」という目的の為に
何とか頑張ろうとする意欲は二人から強く感じられますし、
その姿勢はとても健気ですので、
積極的に見守っていきたい……と、
視聴者である私には自然に思えるのですが、
当事者二人にとってこの状況は、本当に辛いでしょうね。
一緒にいるだけでくたびれそうです。
何かを言えば衝突する可能性が低くない現状を踏まえると、
口を開くのも億劫だと思ってしまいそう。



この回で特に好きなのは、
夕食時に環くんが前髪を上げているところです！
ここの環くん、めっちゃ可愛い！！
いつもよりちょっと男っぽい雰囲気（ワイルドさ）があるのに加えて、
子供っぽい、やんちゃ度も上がっているように感じられて、
とても魅力的です。
そして、ちょっとエロい王様ゲームに賭ける二階堂大和くんの意欲が
大変素晴らしいww
もし再び似た状況（レコーディングやライブの合宿とか）になったら、
是非、TRIGGERの三人も面子に加えてもらって、
大和くんと七瀬陸くん、八乙女楽くんの三人で、
紡ちゃん争奪戦を密かにやってほしいですww

あと、大和くんが
「適度にエロい方が（王様ゲームは）盛り上がるよなぁ」と言い、
和泉三月くんが「なぁ」と同意した直後、
弟の和泉一織くんが驚いたように「え？」と発して、
それに戸惑うように三月くんも再び「え？」と返すシーンが
とてもとても好きです。
皆の性格がよく出ていると思います。
その後に陸くんの台詞でのみ明かされた、
大和さんによる森の妖精の踊りも、ちゃんと映像で観たかったなぁ。



そして壮五くんの酒乱っぷり……。
初見時は、この時の壮五くんに対して、
知れば知るほど（つつけばつつくほど）
どうもこの人は闇を抱えているらしいと分かったのが、
意外であり、嬉しくもありました。
それまで「何でもできる無難な人」という薄いイメージしかなかったので、
ぐっと親近感が湧き、興味に繋がりました！
壮五くん、色々と抱えていそうで
（鬱憤がたまっていそうで）いいですよね。
本当は内心で色々と思っている彼が、
日頃は柔和で優しい性格を無意識のうちに演じているかと思うと、
大変萌えます。
そして、包丁を持った時に環くんをビビらせたように、
行動の端に本音が少し出るのも好みです。

そうそう、環くんと言えば、上記の髪型の件の他、
最後の最後まで、一人、
王様ゲームを違う意味で楽しめなかった点も可愛かったです。
王様プリンをあれだけ食べていて、まだ食べたいの？？と、
彼の執着心に改めて驚きつつ、
そういう環くんが可愛くてたまりません。

可愛いと言えば、一部不参加の枕投げも良かったです。
埃を吸いこむようなことをして、陸くんは大丈夫かと心配しましたが、
何も無くてホッとしました。
あと、その後に一瞬しか流れませんが、
一織くん起床時に分かるIDOLiSH7メンバーの寝相の悪さ（眠り方）に
個々の特徴がよく出ていて、とても面白かったです。



……と、不安な気持ちにさせられたり楽しかったりと、
ちょっと複雑だったこの第9話。
これまでの回と比べると、
キャラクターの顔の作画（特に目）の雰囲気が違うのが、
初見時も放送を何度も見直してからも少々気になりました。
その度に、前の方が好みだなぁと思っていましたので、
この後の回では元に戻ったようで良かったです。


続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン」感想 #10：広がる世界*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-17-1