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感想@ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」第10話(最終回):恋愛不適合な2人の本当の恋とは?*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビの月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」
第10話「恋愛不適合な2人の本当の恋とは?」の感想です。
最終回です!!

主なキャストさんはこちら*敬称略
藪下依子:杏
谷口巧:長谷川博己
藪下俊雄:松重豊
藪下小夜子:和久井映見
鷲尾豊:中島裕翔
谷口留美:風吹ジュン
島田佳織:国仲涼子
島田宗太郎:松尾諭


前回の感想はこちら。
【第9話:高等遊民誕生の秘密と結婚式の思い*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18-3

以下の記述にはネタバレを含みます。


————

今回のあらすじはこちら。

 3月22日、藪下依子(杏)は30歳の誕生日を迎えた。いつもの時間に起床し、いつものように日課をこなしながらも、依子はチラチラと鳴らない携帯電話を見る。やがて、自分から鷲尾豊(中島裕翔)に電話をかけて今日の予定を聞くが、大事な商談が入ったため会えないと言われてしまう。気を取り直して、藪下俊雄(松重豊)にかけると、あろうことか俊雄にもフラれてしまう。そんな依子を見て、藪下小夜子(和久井映見)は笑い出す。

 暇を持て余した依子は、大好きな路線バスに乗り、横浜市内を巡ることにした。すると、谷口巧(長谷川博己)が乗り込んでくる。突然なことにとまどいながらも、隣同士に座った2人はいつものように会話の応酬を始める。しかし、議論が白熱し過ぎた結果、巧が依子の手を踏み、依子の頭が巧の鼻を直撃し、巧が鼻血を出すというハプニングが起こる。そんなとき、依子と巧のことを見ていた上品な老婦人(白石加代子)が声をかけてくる。

 やがて、老婦人が誕生日プレゼントだと言って、依子にリンゴを1個手渡して降りていくと、巧の携帯が鳴った。島田佳織(国仲涼子)からだったが、依子と一緒にいると言うと切れてしまう。すると今度は、依子の携帯に佳織から電話がかかってくる。依子が出ると、佳織は谷口留美(風吹ジュン)が倒れたと伝える。慌てた2人は、巧の自宅へと駆け出し…。


最終回でしたヽ(o・ω・o)ノ
最後の最後まで「まったく、この二人は……」と思わされる内容で、
苦笑しながらも和み、笑い、感動しました。
切符のエピソードはとても良かったです。
依子(杏さん)と巧(長谷川博己さん)の出会いは
もう運命だったんですね!

でも切符って、改札で駅員さんに頼めば、
判子を押してもらった状態で貰えますよね。
依子が困る状況でないと、
助け舟を出す巧の出番が無くなってしまうので、
敢えて無視したのでしょうが、
生前の小夜子(和久井映見さん)が知らないのは
ちょっと不自然だなと思いました。



ラストの、二人で手を繋いで桜を見るというのも
大変良かったと思います。
王道の恋愛ドラマなのに、
セックスは勿論のこと、本来の相手とはキスもせず、
手を繋いだだけで終わるなんて、
地味すぎるにも程があると思うのですが、
この二人の場合は、これが良いんですよね……!
それに、巧から手を繋げるようになったのも、
依子が素直にそれに応じるようになったのも、
これまでこのドラマを毎週楽しみにしていた視聴者からすれば、
大きな成長を感じられるので、感涙ものでした。
良かった……良かった(*`ωと)
二人とも、ちゃんと恋をしていました!!

個人的には、
依子がコサージュを正しい位置に付けられるようになったことに
ホッとしました。
カエルのブローチは私の好みでもないですが、
かわいいと思います。



鷲尾くん(中島裕翔さん)と佳織(国仲涼子さん)も、
この先くっつくような……
でもそうでないような微妙な距離感があって、
たまらなかったです。
依子と巧が本当に無自覚だったとはいえ、
今回の放送でのこの二人はとても可哀相で、
ぶち切れてしまうのも当然だったので、
毎回書いていますが、幸せになってほしいです。

そうそう、幸せと言えば、
今回の放送の序盤で周囲の皆が幸せな状態だったのに、
結局、元に戻ってしまった顛末だったのには
笑わせてしまいました。



さて総括。
巧と依子のキャラクターがとにかく奇抜でしたが、
根はいたって真面目……というギャップがあり、
見ていて大変面白かったです。
また、彼らを取り巻く周囲の人々が総じて良い人で、
これといった悪人が出てこず、
見ていて嫌な思いをしなかった点も良かったです。

個人的な好みからすれば、
些細な出来事も全て伏線になっていて、
最後に漏れなくきっちりと回収されるというのは、
ちょっとしつこく、見ていて疲れますので、
“なんでもないシーン”が少しあったら良かったなと思います。
とはいえ、この手の事は、好きな人にはたまらないものですし、
このドラマではそれが高評価に繋がっているようなので、
他の人には魅力の一つだったんだなぁと思います。

最後まで見ても、
最初からもう一度見直したくなる良作のドラマでした。
スタッフさん、キャストさん、ありがとうございました。



2015-03-24 09:35  nice!(0) 
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