さくらもちモチ

感想＆プレイ日記「逆転裁判5」第1話「逆転のカウントダウン」法廷1日目*ネタバレあり　[逆転裁判5：プレイ日記＆感想] [編集]

本日7/25に発売されました
3DSゲーム“逆転裁判5”の感想＆プレイ日記です。

今回は第1話「逆転のカウントダウン」の法廷1日目についてです。
以下の記述にはネタバレを含みます。

私は、去年の東京ゲームショウでの試遊を経験していますが、
それ以降に配信された体験版は遊んでいません。
（http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-10-02-1）

感想＆プレイ日記のURLは、一覧として下記にまとめていく予定です。
【感想＆プレイ日記 記事一覧「逆転裁判5」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/gt5



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第1話の冒頭は、ココネちゃんが主人公でした。
（プレイヤーがココネちゃんを動かす）
サポート役は、
週刊ファミ通で初めてイラストを見た時はびっくりした、
包帯を巻いた状態のオドロキ君……かと思いきや、
開廷前に彼の傷口が開いてしまった為、
ココネちゃんの機転で、彼女一人が弁護を行なうことになりました。

裁判初日の担当検事は、
逆裁の練習パートの専任（？）検事とも言えるアウチでした！！！
懐かしい〜。
でも今回は、“武文（たけふみ）”じゃなく、
弟の“文武（ふみたけ）”なんですよね。
声が全然違うので、これじゃない系の違和感はありました。
兄とは違うというのもあるんでしょうが、
やっぱり、アウチと名乗るからには、
かん高い声で「異議ありィ！」って言ってほしかったです。



途中から登場する我らが主人公・なるほど君は、
アニメーションの効果もあり、ちゃんと主人公然としていましたが、
ゲームショウで思った「会いたかった」等の感動は
特に生じませんでした。
ただ、これは、ゲームが悪いのではなく、
私の中で“成歩堂龍一、復活”という事実が、
当たり前のものになったからかなと思っています。

それより、細かいことだとの自覚は充分にありますが、
なるほど君が登場した途端、
物語の視点が彼に移っちゃったのが気になりました。
なるほど君が本来の主人公である以上、
彼が登場したら、
ココネちゃんは脇役に下がるのは当然のことです。
でも、せっかくココネちゃんの視点で物語を始めたのだから、
この第1話だけは最後までそれを貫いてほしかったです
（いわゆる神の視点だったなら、問題は無かったのですが、
括弧内のモノローグは視点の持ち主のみの表現なので、
ここが急にココネちゃん→なるほど君に変わったのが気になる）。
他のゲームなら指摘もしない程度の些細なことですが、
この作品のジャンルはミステリなんですし、
物語の視点にはこだわってほしかったです。



今回は初めての法廷ということで、
尋問パートと、新システム“ココロスコープ”のお披露目であり、
練習でもありました。
去年秋の東京ゲームショウでの試遊では、
被告人しのぶがときめいた相手は警備員だった気がしますが、
そこがオドロキ君に変わっていました。
（というより、あの時点でオドロキ君だとは出せなかったので、
法廷にいてもおかしくない人物に変えられていたんですね）

尋問は、逆転裁判5の肝となる定番のシステムですので、
安定感はばっちりでした。
“ココロスコープ”については……うーん、
心の動きと証言の内容の矛盾を突くという内容ですので、
対象（被告人や証言者）に
「そんなこと思ってません」と否定されちゃうと
意味が無くなるのではないかと思えました。



森澄しのぶは、編み物をしている動きが可愛かったです。
それと、失礼ながら、私はこれまで
ココネちゃんを魅力的だとは思えていなかったのですが、
実際に遊んでみると、
結構かわいいじゃないかと思えるようになりました。
特に、第1日目の法廷が終わった直後、
縛ってある長い髪を両手で撫でながら照れているところが
凄く良かったです。



遊んでいてとても嬉しかったのが、
セーブが二つも可能になったことです！！！！
逆転裁判のナンバリングタイトルと言えば、
セーブが一つしかなく、
非常にもどかしい思いをさせられてきましたので、
これは有難い改良ポイントでした。

また、台詞のポポポ……音が、今回も健在で何よりでした。
BGMも、法廷の楽曲を含めて私の好みでした。
普段は気にならない（ゲームの邪魔にならない）けれど、
ふと耳を傾けると「あ、良い曲」と思えます。
過去作の雰囲気を壊さずに、
新しい曲を作ったりアレンジをしたりするのは
相当大変だったと思いますが、
素敵です。



続きます。
【感想＆プレイ日記「逆転裁判5」第1話「逆転のカウントダウン」法廷2日目*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-07-25-2