さくらもちモチ

感想@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation：#01「PROLOGUE ようこそ絶望学園」　[アニメ感想] [編集]

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」が
とうとう始まりました！
私はゲーム二作を既に遊んでいて、
もしアニメがゲーム通りに進むならば、
黒幕（ラスボス）の正体も分かっているのですが、
せっかくなのでアニメ版の感想も書くことにしました。

今回は、初回である第1話
「PROLOGUE ようこそ絶望学園」についてです。

以下の記述には、この先の展開を含むネタバレがあります。


————

アニメ化発表に驚いたのは随分前の事でしたが、
とうとう放送日が来ました！
当日は遅い時間の放送でしたので、
ちょっと眠ってから何とか起きて
リアルタイムで視聴しました。



まず、拙ブログに載せているゲームの感想のURLを載せておきます。
【感想@ゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-08-18
【プレイ感想@ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-09-1


次に、アニメ公式サイトより、第1話のあらすじを転載します。
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/danganronpa/contents/hp0006/index00230000.html

超高校級の幸運として私立希望ヶ峰学園への入学が決まり、意気が上がる少年・苗木誠。しかし学園に足を踏み入れた瞬間、彼は意識を失ってしまう。再び目を覚ました苗木は、学園内に監禁されていた。そして彼とともに学園に閉じ込められた15人の生徒たち……。そして今、恐怖のゲームが幕を開ける。

ゲームがそのままアニメになったような丁寧な作りに
大変驚きました。
ゲームの内容（シナリオ）を元に脚本にするだけでなく、
アイキャッチやOPなど、
ゲームのテイストが見事に再現されていて、
いちファンとしてとても嬉しかったです。

また、アニメ化が発表された際に
これが一番心配されたでしょうが、
ゲームの声優さんが引き続きこのアニメでも
それぞれのキャラクターをご担当されていたことに
ホッとしました。
やはり、モノクマの声は大山のぶ代さんでないと！！



原作のゲームは大変面白かったのですが、
人が「他人を殺せ」と言われてもすぐにできないように、
最初の殺人が起きるまでが長く、
遊んでいてもだるいです
（移動における操作性もあまり宜しくないという理由もあります）。
この作品の肝は、ダンガンロンパというタイトルの通り、
殺人が起こった後に強制的に開かれる学級裁判において
「弾丸」で「論破」することだというのを踏まえると、
前置きの部分がちょっと長過ぎます。
しかし、ここできっちりと説明が行なわれている分、
一旦、殺人が行なわれてからは、展開が早いです。

アニメでも、初回である今回は
状況説明と登場人物のお披露目だけで終わってしまいました。
主要な登場人物が十五名という多さですので、
視聴した多くの方は、
キャラクターの顔と名前が一致しない、
どういう人物なのかが分からないと言って惑うでしょうが、
ゲームを遊んだ時の感覚と同じです。
物語が進むにつれて、それぞれのことがよく分かってきます。

なので、もし今回の放送を「つまらないなぁ」と思われた方も
最初の殺人の解決編まで（学級裁判が終わるまで）
とりあえず見て頂きたいです。



お話は、ゲームと同様に、苗木誠の視点で描かれています。
（苗木が見ているものを視聴者も見ている
＝苗木が見ていないものは視聴者も見ていない）
視点の問題はミステリ作品において非常に重要で、
アニメ版のダンガンロンパでも
ちゃんと作法を守られて描かれているようです。

中学時代のクラスメイトだったという
超高校級のアイドル・舞園さやかとの急接近ぶりは、
まるでボーイミーツガールだなぁと思いました。
さやかが「私が助手になろうかな」と言ったり、
DVD視聴後に錯乱した彼女を苗木が励ましたりする辺りは
まさに主人公とヒロインな関係でした。
でも、まぁ……ゲームの通りに進むならば、
さやかは最初の被害者で、
苗木は彼女にはめられそうになっていたんだと
後で判明するんですけれども。



そうそう、冒頭で、
“おしおき・宇宙旅行”の映像が流れましたね！！
ゲームで初めておしおきを見た時は
むちゃくちゃ怖かったんですが、
その内、慣れてしまって
「次はどんなおしおきなんだろう」と考えるようになり、
今回の“宇宙旅行”に対しても
普通に「モノクマはかわいいな」と思っていました。
でも、基本的に、
おしおきはちゃんと怖くないと駄目だと思うので
最初の学級裁判後のおしおきは、是非、
視聴者に恐怖をたっぷりと味わわせる作りであってほしいと
思っています。



アニメ版のモノクマも、顔を赤らめてハァハァ言ってましたが、
下ネタ系はばっさりカットされるんでしょうか。
私はあまり下ネタが好きではないんですけれども、
あれがないとモノクマではないと思うので、
適度に入れてほしいです。



次回も楽しみ！
【#02「イキキル（非）日常編」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-07-13