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感想&プレイ日記「戦国無双3Z」その3(無双演武:真田幸村の章)*ネタバレあり [戦国無双3Z:プレイ日記]

ゲーム「戦国無双3Z」の感想&プレイ日記を綴っています。
今回は、無双演武モードの真田幸村の章をクリアした件です。

戦国無双3 Z PS3 the Best

戦国無双3 Z PS3 the Best

  • 出版社/メーカー: コーエーテクモゲームス
  • メディア: Video Game

以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の記事はこちら。
【感想&プレイ日記「戦国無双3Z」その2(創史演武「知力」大成功)*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-06-14


感想&プレイ日記のURLは、一覧として下記にまとめています。
【感想&プレイ日記 記事一覧「戦国無双3Z」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/sengoku3


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前回の感想&プレイ日記の最後にちらっと書きましたように、
気晴らしのつもりで
無双演武の真田幸村の章を試しに遊んでみたら、
泣きたくなるほど凄く楽しかったので、
そのまま通しで幸村の章・全五話を遊びました。

今回は、ゴールドトロフィー“縦横無尽”や
レア武器の獲得を狙ったプレイではありませんので、
撃破効果の発動については特に意識せず、
難易度・易しいで遊びました。



まず、これはWii版の戦国無双3を初めて遊んだ時に
「おおお」と興奮したことでもあるのですが、
各話の始めで、幸村の意気込みメッセージの他、
話数と各タイトル名を聞けるのが
凄く嬉しいです。
これを聞くと「やってやる!!」と気合いが上がります。



第一話:三方ヶ原の戦い
Wii版「3」でも、私は真田幸村の章を最初に遊んだので、
この話には思い入れがある……はずなのですが、
冒頭に流れるムービー“一言坂”があまりにも印象的で、
肝心の戦闘については忘れていました。
なので、私には、
散々遊んだ“戦国無双Chronicle”のイメージの方が圧倒的に強いです。
中盤で登場する徳川家康の影武者についても
「あぁ、3の頃からこのネタはあったんだ」と
感慨深くなりました。

“戦国無双Chronicle”で学んだお陰で、
この三方ヶ原の戦いについては、
家康が調子に乗る→信玄が強襲→家康が撤退開始
→徳川軍が決死の覚悟で家康撤退を補佐
→家康が浜松城に到着
……という流れが頭の中にありましたので、
特に焦ることなく終えられました。
この頃は、私のお気に入りキャラである島左近が
まだ武田軍に身を寄せている頃なので、
台詞をちょいちょい聞けるのが嬉しいです。
また、徳川軍の比類なき絆の強さを目の当たりにしたことで、
幸村がちょっと考えているようなのも良かったです。



第二話:上田城の戦い
昌幸さん万歳シナリオ。
お父さんが格好良すぎます。

この戦いでの真田軍の士気の高さを見ていたら、
数年前に上田での真田祭りを見てきたことを思い出しました。
↑これは、徳川による第二次上田侵攻を撃退したことを
主としたお祭りですので、
(秀忠の軍を敗ったことで、彼を関ヶ原の戦いに遅参させた)
第一次であるこの戦とは関係が無いのですが、
「あの徳川軍をやぶったぞ!!」という誇りは
現代にもちゃんと引き継がれているような気がしたんです。

このシナリオは、幸村の義姉となる稲姫が初登場します。
戦いの後、幸村が稲姫について
「あの子どうだった」みたいなことを尋ねられていたので、
普通だったら稲姫がヒロインポジに就くよなーと思いました。
次章での「あなたが来て下さって良かった」云々の台詞も
そうですよね。
幸村は「笑うことが多くなった」として、父と兄を挙げましたが、
きっと彼自身もそうであったことは
言うまでも無いという感じでしたし。

それにしても、ゲームだけですと、
ここで北条氏が徳川側として登場するのが意外に思えます。
でも史実を踏まえてみると、
確か、北条との同盟を成立させようとした徳川が
手土産として、真田の領地を勝手に渡しちゃった
(渡そうとした?)んですよね。
敗走の際に、お館様(北条氏康)がいいことを言ってますが、
こういう戦で家康側として登場しちゃっている時点で
台無しになっている気がします。

戦闘前のムービーで見られる幸村の「死地へようこそ」は
個人的に、戦国無双3の中での名言だと思います。
幸村が全然悲観的じゃなく、さらっと言っているのも
良かったです。



第三話:忍城攻め
きました! 忍城攻め!!
我が愛する殿(石田三成)の見せ場です。
まぁ、どうあっても堤は決壊しちゃうので、
悪い見せ場とも言えるんですけれども。
義トリオ(幸村・兼続・三成)の義の誓いは
ここではやらないんですね。
淋しい。

久し振りに映画“のぼうの城”をDVDで見直したこともあって、
正木丹波守や柴崎和泉守、酒巻靭負といった
名前に覚えのある敵NPCを見た時には興奮しましたw

堤が決壊した後、周辺の敵をちんたら掃除していたら、
味方NPCである左近が救援メッセージを飛ばしてきたので、
大慌てで駆けつけました!
「自分、どんだけ左近が好きなのよ」と笑ってしまいました。
殿や左近がピンチだと、どうしても放っておけません。



第四話:沼田城の戦い
真田家転機の戦いですね……。
どうしてもせつなくなってしまいますが、
こんな状況でも、昌幸さんが嬉しそうにしていたので
(幸村が昌幸に近付くとそのような台詞が聞ける)、
救われます。

その昌幸さんが冒頭で、史実に基き、
「孫の顔を見に来ただけ〜」と稲姫に言って
沼田城を開けさせようとしているのが、とても好きです。
実を言うと、私、小説の真田太平記を先に読んでいて、
このエピソードがとても印象に残っていたので、
ゲームを遊んだ時に「あ、これか!!」と気付き、
嬉しくなったのでした。

戦闘後に見られるムービーもせつないです。
本多忠勝は、武人として幸村を高く評価しているからこそ
身を呈して彼の命乞いをしたのに、
それを上手く利用しようとする黒田官兵衛の言うことを
おとなしく聞かざるを得ないというのが……もう……。
(ここでそれを呑まないと、幸村の命が危なくなる)

でも、この作品では、
他のキャラクターによる幸村へのヨイショ振りが凄いので、
官兵衛の腹黒い台詞があるからこそ、
それが鼻につくといったことがないのかなと思います。
プレイヤーの気持ちを官兵衛への非難に向けることで、
幸村が過度に持ち上げられているマイナス点を
ぼかしているという感じがします。



第五話:大坂の陣
最後はやはり大坂の陣です。

服部半蔵が大坂城の天守閣に侵入した直後、
幸村が特攻モードに入るのをすっかり忘れていて、
(携帯道具の使用禁止)
ちょっとだけ慌てました。
今回は撃破効果の発動を狙っておらず、難易度も低いので、
味方NPCの体力を団子で回復させる以外、
アイテムは使わなかったんですけれども。

幸村は必死、稲姫も必死なのが大変良いです。
ここで聞ける直江兼続の敗走の台詞も良いですね。
(「私は桜が嫌いだ」云々)
幸村と稲姫の心のつながりに重きが置かれている分、
敵総大将である徳川家康との対立は
あっさり……というか、ほとんど無かったですが、
このお陰で話が散漫にならなかったと感じられましたので、
私はこれで良かったと思っています。

戦闘後のムービーは、本当に秀逸です。
戦国無双3の各シナリオEDムービーは、せつないものが多くて、
大団円よりそういうのを好む私は萌えまくったのですが、
その中でも、やはりこれが一番好きです。
もう達観しちゃって、仏様のようになっている幸村には
心地よい爽やかさを感じられるからでしょうね。
でもこれは、あくまで他人事として見ているからであって、
当事者である稲姫は本当に辛いと思います。
あの時、矢を放てば、
幸村を動けなくする程度の矢傷は与えられたわけで、
でもそうしたら、彼の気持ちは永遠に燻ったまま終わるわけで……。
あくまで結果論ではありますが、
幸村の身を滅ぼしても彼の心を救う方が選ぶか、
逆に、幸村の身を生かしても彼の心を殺す方を選ぶかという
究極の選択だったと思います。
で、ここまで書いておいて何ですが、
幸村を本気で大事に想っていたからこそ、
あそこで矢を射られなかった稲姫には、
正解も不正解も無いのだなと思いました。



創史演武でストレスを溜めていたこともあり、
無双演武での幸村プレイは、
最初から最後までとても楽しかったです!
多分、次にこれを遊ぶ時は、
トロフィーかレア武器狙いかになると思いますので、
今のうちに純粋にシナリオを楽しむことができて良かったです。



続きます!
【感想&プレイ日記「戦国無双3Z」その4(無双演武:前田慶次の章)*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-06-17-1


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2013-06-14 13:18  nice!(0) 
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