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感想@劇場版 戦国BASARA −The Last Party−*ネタバレあり [戦国BASARA アニメ感想]

アニメ「劇場版 戦国BASARA −The Last Party−」を
公開二日目に見てきました!

以下はその感想です。
ネタバレがあります。

戦国BASARA 5th Anniversary英雄大全 (カプコンオフィシャルブックス)

戦国BASARA 5th Anniversary英雄大全 (カプコンオフィシャルブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: カプコン
  • 発売日: 2011/05
  • メディア: 大型本

私はこのシリーズのファンで、ゲームも遊んでおり、アニメも見ています。
好きなキャラは豊臣主従+石田三成です。


私はBSRシリ−ズのファンで、好きなキャラもカプもありますが、
ファンとしての感想(萌え語り)は後述します。
まずは、そういう贔屓がない状態で、冷静に感想を書きます。


見終わった直後……というか、見ている最中に思ったことは
「作品(キャラ/カプ)ファンとしては面白いんだけど
BSRをあまり知らない人には多分そうじゃないよね」でした。

BSRをろくに知らない人はそもそも見に行かないんじゃ?というのは
とりあえず置いておいて。
こういう本家(ゲーム)以外の場って、カプンコにしてみれば、
ゲームを知ってもらう/遊んでもらうきっかけにしてもらわないと
いけないわけで。
そういう点で、BSRをちょっと気にしていた人が
ゲームを遊んでない、アニメを見ていない状態で劇場版を見ても、
よく分からなくてついていけないのではと思えました
(分からないので最後まで興味を持てず
ゲームを遊ぶことに繋がらない可能性もあるかと)。
これは、テレビアニメ版の弐期についても同じなのですが、
劇場版は有料で、わざわざ足を運ばなきゃいけなかった分、
ハードルは高くなるのではないかと。

本編の上映前にアニメ版のダイジェストを流したのは
凄く良かったです(主要武将の名前つき)。
懐かしかったし、迫力もあって面白かったです。
ただ、既存の映像の使い回しなので、
ナレーションでのキャラ説明と、映像での説明が
ちょっとずれている時があって
キャラを把握できない人にはこれでも分かり辛かった気がします。
ここは完璧に一致させてほしかったです。


個人的に物凄く気になったのは、天海様です。
大谷さんや金吾さんと共にちょくちょく出ていて
いかにも黒幕〜な感じを匂わせているのは良かったですが、
天海さんの信長への執着心は
もっときちんと語った方が良かったのでは?と思えました。
ただ、以前の私がそうだったように、
ゲームを2まで遊んでいた時に、この天海様を見たら、
「何?何? 気になる?」と思って
3への興味をかき立てられたかもしれません。
(私は、シリーズのファンのくせに、
3は発売後、半年ぐらい経ってから購入しましたので)
でもこれは、2までの彼をよく知っているという前提が
あってのことなので、
ゲーム未プレイ、アニメ未見の人だと、
最悪、「よく分からない人」で終わってしまうかもしれません。
ゲームを遊んでいる観客ならここまでは分かっているだろうから
それは描かないでいいよね、と端折られた部分が
割と大事だった気がします


それと、劇場版での家康の設定変更は、
やはり彼にとっては勿体ないかなと思えました。
劇場版での家康は、秀吉を倒していないからこそ、
最後に三成と和解できるので、これはこれでありだと思います。
ゲーム版の赤エンドは、三成にしても家康にしても
見ていて辛くなりますので、
こういうふうに爽やかな感じ&一騎打ちの戦いで締めているのは
いかにもBSRらしい感じで良かったです。
ただ、“三成に恨まれる”というキャラとしての美味しい部分が
筆頭に全部持っていかれているので、
家康がキャラとして弱くなっているなと思えたのも否めません。
正論しか吐かない、悪いところがない(毒のない)キャラというのは
最近のアニメではあまり見かけませんので、
家康がこうなったことは面白いと思うのですが、
ただでさえそういうキャラは存在感が薄くなりがちなので、
この劇場版で、三成に重きが置かれているのと比べると余計に、
ゲームのように対にはなっていないなと思えました。


とりあえずの感想はこんな感じです。
アニメ作品に限らず、どの映画でも、
作品を分からない人に見せても楽しめなさそう、
一般人には勧められないという点は、
私の中では結構大きいので、
どうしてもマイナス寄りの感想になってしまいます。
ごめんなさい。
なんでこんなに未見の人、未プレイの人のことを書いているかというと、
今回、上映している映画館が遠くて
車でしか行けない場所だったので、
BASARAに興味がない、キャラも知らない弟に
同行してもらったからなんです。


……ですが、好きキャラがいて、好きカプがあると、
途端に面白くなるんだよね……萌えちゃうんだよねという。

以下は、主要キャラ別の感想です。

■筆頭(伊達政宗)&伊達軍
格好良かったです。
自分が迂闊に放った言葉のせいで
三成を過剰に煽ってしまった事への反省や、
口先だけで彼を惑わせて退散してきた己のなさけなさを悔しがるエピは、
見ていて共感できましたし、
キャラとしての余裕を感じました。
以前の彼なら、これを自力で気付くことができず、
小十郎にこう言われて窘められるエピになっていたような気がします。

三成の攻撃をまともに受けそうになって、あわや……という時に
伊達モブ四人組からの贈り物が役に立った!のも
良かったですが、
モブの出番はもうちょっと減らしてほしかったです。
アニメスタッフさんは、
彼らをアピールすることでどうしても独自性を出したいのかな?と
思えてなりません。

小十郎は、出番こそ少なかったですが、
キメ台詞が多くて良かったなぁ。
彼も格好良かったです。


■真田幸村
ゲーム(BSR3)での彼の苦悩っぷりが好きな私としては、
それが全く描かれてないこの劇場版はちょっと残念ですが、
お館様との殴り愛や佐助とのやり取りを含め、
定番な描写が多く、キャラとして安定していたと思います。
家康の言葉に感動した点も、アニメの彼らしいと思いました。

なので、お館様から軍を預った重責に押し潰されそうになったり、
家康の台頭に焦ったりするところも、いつかアニメで見たいです。

でも、軍の状況が変わって
佐助が幸村を「大将」って初めて呼んだシーンは萌えたなぁ。
ゲーム(BSR3)では、もうとっくに「大将」と呼び始めていたので、
そのきっかけのシーンを観られたのが、とても嬉しかったです。


■石田三成
私は、ゲーム(BSR3)の中では三成が一番好きなのですが、
途中までは、なんかもう……彼の哀れさが見ていて辛かったです。
ゲームでもそうですが、「痛々しい」の一言です。
そして、三成は秀吉をどれだけ好きなのかっていう。
他の登場人物も、私(観客)も、
三成の辛さをよく分かっているからこそ、
彼がその闇から出た時にホッとできたと思います。
ゲームではなされなかった、三成の救いが描かれていて
本当に良かったです。

三成は、特に戦闘シーンに置いて、
見せ場がある筆頭以上に優遇されている(手を掛けられている)なと
思いました。
総じて格好良かったです。
なんか三成でゲームを遊んでいるような気になりました。


■徳川家康
上記の設定変更で、物足りなさも感じましたが、
見ていて非常に安心できるキャラだなと思いました。
特に、関ヶ原で金吾さんを庇うシーンは良かったなぁ。
優しい家康ならではの気遣いでしたし、
それを、自分の望みの実現に利用する機転も上手いと思いました。
だからこそ、それですら天海たちに利用されてしまって、
彼が鍋の台の上から呆然とするシーンでは
彼の辛さに共感できました。


■前田慶次
劇場版で美味しいところを持っていったのは
実は慶次君であるように思えてなりませんww
彼自身が言っていたように、野暮なところもあったけれど、
家康だけでは手が届かないところを慶次君がカバーしていて
良かったなぁ。
最後の、三成の「頼み」に対して
快く返事をするのも良かったです。
このシーンは泣きました。
あとで自分でも小説を書いて、あれこれ妄想したいです。


■大谷吉継
私、ゲーム(BSR3)の大谷さん青エンドが好きなんです……。
この話で大谷さんを好きになったと言っても良いぐらい。
なので、大谷さんの終盤の活躍(?)は、
見てて萌え死にそうでしたww
「うわ」って変な声がリアルで出そうになりました。
すごい燃料を頂きました。
スタッフさんありがとう。
最初は、何も知らない三成を小馬鹿にしている感すらあるのに、
彼の危機を知って徐々に冷静でなくなっていき、
天海様の話にも返事をしなくなって、
遂には三成を助ける為に自ら体を張る──なんて
まさにヒーローですよ。

以前から、大谷さんの中では
三成を大事に思う気持ちはあったと思いますが
彼の「感謝する」を聞けたことで、
心の扉の鍵がどっかに飛んでっちゃったのかなと
思えました。
で、自分でも気付かないうちにそれがどんどん開いていって
最後にはああなったと。


■その他
・元就と元親の瀬戸内コンビが
あの状況(関ヶ原で殺しあい)なのに
個人の喧嘩みたいなことになってておかしかったです。

・徳川の旗が差されていたのには
ゲーム(BSR3)を思い出してしまって笑いました。

・元親と家康の会話が無かったのは残念。
仲良しな二人を見たかったです。

・信長様の復活は予想通り。
強かったし怖かったけれど、あまり実感が湧かなかったです。
(怖いな〜と震え上がる事はなかった)
言葉は悪いですが、ネタキャラを見ているような気分でした。

・お市は、彼女が登場した時に、
彼女の現状(生き死にの状態?)や黒い手についてを
お付の兵たちにでも語らせた方が
作品を知らない人に優しいと思います。
お市がヤバそうな人ってのは見てるだけでも分かりますけれど。

・金吾さんがこんなにも大活躍するとは思いませんでした。
鍋ネタを持ってきたのか!とびっくりすると同時に楽しめました!
そして野菜がデカいww

・灰猫くんのテーマソングは合ってると思います。
主題歌は買う〜。
FLAGS(初回生産限定盤)(DVD付)

FLAGS(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2011/06/22
  • メディア: CD

あとサントラも。

・EDは笑った!!
……けど、フルコーラスあれっていうのは飽きました。
できれば、あれは最初と最後のみで、
中盤は、劇場版に出てきた全武将の絵を見たかったなぁ。



そして!!!
当ブログの以前のBSR感想記事をご覧下さった方は
ご存知かもしれませんが、
私は豊臣主従(豊臣秀吉&竹中半兵衛)のファンです。
なので、ここからはそれについて語ります。


劇場版は秀吉の死後の話(アニメ弐期の終わり)なので、
彼が登場するとしても三成による回想程度だと思っていたので、
それはその通りだったのですが
予想していた以上に、彼の顔がスクリーンに出ていて
とても嬉しかったです!
オープニングにも秀吉がいたのには、感激しました。

あの石像は、私は当初、秀吉だと分かりませんでしたww
途中から「あ、これ、秀吉……?」と気付いて
笑いそうになりました。
そして、豊臣兵なら誰もが思うでしょうが
半兵衛の石像は無いんですかね。

三成の回想シーンの秀吉は、
大賀先生のコミカライズ版を生かしたのでしょうか。
このシーンでの秀吉様がイケメンさんで、
三成の目にはこう映っていた(そして、そう記憶に残っていた)と
思っていたら、
なんだかせつなくなりました。
あ、そうそう、三成が筆頭との対峙で、
秀吉を「山猿」呼ばわりされた事に怒ってたのも良かったなぁ。

それと、この回想シーンでは半兵衛もちらりと映っていたので
嬉しかったです。
半兵衛の出番は皆無だろうと思っていましたので、
登場シーンがあっただけでもう満足です。



初見の感想は以上です。
今回はレイトショーで安く観たことから前売券を使わなかったので、
後でもう一度、見にいきます。

ツイッターを見て下さった方はご存知かもしれませんが、
帰宅した直後に投下した感想は
「ぶっちゃけ駄作」だったんですけれど
(言葉が悪くてすみません)
こうやって自分の感想をまとめて見ると
そんなに悪いとも思ってないのかなと考え直すことができたので
そのツイートは消しました。

ただ、作品のファン以外の人にはつまらないかも……という感想は
やっぱり変わりません。
もし、これからお友達のおつき合いとかで、
何も知らない状態で見に行く人が
下調べとしてこのブログを見て下さったとしたら、
映画館に行く前に、アニメを見たりゲームを遊んだりしてほしいと
強くお勧めします。
せっかく観るなら、楽しんでもらって
作品を好きになって頂きたいので!!
この人気っぷりを見れば一目瞭然ですが
キャラや設定が分かってくると俄然面白いですよ、BASARAは。


ここまでお読みくださりありがとうございました!


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2011-06-07 10:05  nice!(4) 
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