さくらもちモチ

感想@ドラマ「美しい隣人」第1話：魔性の女、現る*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「美しい隣人」の感想です。
今回は初回の第1話「魔性の女、現る」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。


各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧：2011年1月 放送開始作品】

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面白かったです！
仲間由紀恵さん演じるマイヤー沙希がキーマン（仕掛ける側）で、
ダブル主演である檀れいさんの矢野絵里子が巻き込まれる側だとは
放送前から分かっていましたが、
表向きは人なつこい女の友情を見せつつも、
裏では、行動に明らかに悪意があるマイヤー沙希が
見ていて大変面白かったです。

これってやっぱり
マイヤー沙希の復讐ものなのかなぁ。
でもダブル主演なら、
矢野絵里子がマイヤー沙希に一方的にやられるだけでなく、
何かおかしい出来事の原因が彼女だと分かったあとは
反撃に出るのが普通ですよね。
でも、お話がどう転ぶのかの想像がつかないので
この先がとても楽しみでなりません。


私には、マイヤー沙希の初登場シーンが物凄く印象的でした。
私も真っ赤な服が好きで、普段からよく着ているのですが、
赤の色って、違和感を出すのに最適ですよね。
映画“ショコラ”で、
伝統と宗教に縛られた村を改革する異邦人として描かれた
主人公母娘が、
当初、赤い服で登場するのを思い出しました。
この映画での赤もかなり印象的だったのですが、
マイヤー沙希の赤のワンピースもなかなかだったと思います。
しかも、黒のパンプスに黒の女優帽ww
このコーディネートに、「これからやってやるぜ！」という
マイヤー沙希の強くて真剣な気概を感じました。


役者さんも、旦那さん役の渡部篤郎さんに
多少、年齢を感じてしまいましたが
（なんか老けたなぁと思ってしまいました）
そもそも、主演の二人の女優さんも決して若くないですし、
なんかいい感じで落ち着いていて良かったです。
前回の“ギルティ”も狂気を孕んだ内容でしたので、
見る前は「またしても関テレ火10枠はこっち系か……」と
ちょっと食傷気味でもあったのですが、
前作同様、割とファンタジーが入っている内容なのに、
キャスティングが落ち着いている
＋演技の上手い人がいい感じでお話を締めているので
安心して見られるドラマになっているなぁと思いました。
とにかく次回が楽しみです。




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続きの感想も書きました。
【第2話：幸福を壊す女】

宜しければ合わせてご覧下さい。