さくらもちモチ

感想@金曜ナイトドラマ「秘密」第6〜9話（最終回）*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

テレビ朝日 金曜ナイトドラマ「秘密」の感想です。
今回は第6〜9話（最終回）の分をまとめて記述します
内訳は
第6話：東野圭吾原作〜許されない恋の始まり
第7話：東野圭吾原作〜妻の恋人
第8話：最終章〜妻との永遠の別れ…
第9話：運命は妻を二度奪う…そして驚愕最終回!!　です。
以下の記述にはネタバレを含みます。

私は原作の小説を読んでいませんが、
広末涼子さんが出られた映画版はテレビで見ました。
【感想：映画「秘密」】


前回の感想はこちら。
【第5話：妊娠!!】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋 放送開始作品】

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感想を書く前におことわりです。
こちらのドラマについては、毎週欠かさず視聴していたのですが、
忙しくて感想を書くのをサボっていました。
書いていなかった分を今さら一つずつ記事にしていくのは
ちょっと辛いので、
今回は、第6話から最終回までの分に少しずつ触れ、まとめます。


【第6話：許されない恋の始まり】
平介が藻奈美（直子）に内緒で北海道に行く話でした。
まぁ、藻奈美に「もう関わらないで」と言われて嫌がられたからこそ
平介は秘密にせざるを得なかったのでしょうが、
本当は大した事がないのに、秘密で行なっているというだけで
ドラマとしては盛り上がるよなぁと思いました。
また、ここでの新たな出会いがここで終わらないので
ちょっと感慨深くなりました。


【第7話：妻の恋人】
藻奈美の全てを知りたい平介の気持ちは、私にも分かる
……よーく分かりますが、
盗聴はまずいだろwwとツッコミを入れずにはいられませんでした。
この回の平介の思い込みは本当に激しくて、
見ていてついていけなかったなぁ。
自身の事（橋本先生とか、亡くなった加害者の妻とか）を考えれば、
誰にだって、恋愛とは関係なく
異性と親しく話す機会ぐらいあるとは分かるでしょうに、
そういう風に考えられないほど追い詰められている平介が
ちょっと哀れでした。
ただ、この感情は、
妻に対しての執着とも、娘に対する執着とも言える事から、
嫉妬だけなく、親として娘に干渉する父でもあったのが
面白かったです。


【第8話：妻との永遠の別れ…】
橋本先生が嫌だと思った回でした。
彼女が焦る気持ちも分かりますが、
いくら何でも早過ぎでしょう。
私だったら、
もし平介が自分に気がある素振りを見せる方が嫌だなぁと
思いました。
橋本先生の行動は、“藻奈美＝直子”である事を
知らないからでしょうが、
もし、藻奈美が直子でなく、
本当に生き残ったのが藻奈美だったとしても、
奥さんを亡くしたばかりで他の女性に救いを求める男は
夫としてちょっと嫌です。
それを分かっていながらも行動に移しちゃう橋本先生も
嫌でした。

それと、藻奈美が平介を誘うシーンは、
私はドキドキしなかったです。
演じているのが志田未来さんなら
濡れ場はまず無いと分かったのが一番の理由です。


【第9話（最終回）：運命は妻を二度奪う】
この辺は映画でも意見が分かれるところでしょうが、
私は、藻奈美の魂は戻っていない
（平介と自身の為についた直子の嘘＆演技）と思っています。
なので、終盤、平介が直子を最後に感じたシーンについては
映画の方が良かったなぁ。
ドラマ版は、この最後の盛り上がりが私には足りなかったです。
藻奈美の中にまだ直子が潜む描写はありましたし、
平介がそれに気付き、また、
彼がそうであるのを藻奈美も気付いていたっぽいですが、
ちょっと物足りなかったです。
でもこの辺は、良し悪しではなく
単に個人の好みの問題だと思います。



原作や映画の内容だけでは連続ドラマになりませんので、
ドラマオリジナルのエピソードやシーンが
多々入ったかと思いますが、
それらが総じて下世話だったなぁと思いました。
こちらは、別にお上品な作品ではないので、
下世話で何が悪いと言えますけれど、
その下世話な部分がちょっと安っぽく思えたのが
残念でした。




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