さくらもちモチ

感想@韓国ドラマ「雪の女王」第5話：2度目の過ち*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

TBSの韓流セレクトで放送中の
韓国ドラマ「雪の女王」の感想です。
今回は第5話「2度目の過ち」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の感想はこちら。
【第4話：8年目の再会】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ（２）】

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まずはあらすじです。TBSの公式サイトより転載します。

ボラはドックと一緒に訪れた図書館で、彼が初恋の人そのひとであることに密かに気づく。動揺を隠せず、ぎくしゃくした態度をとってしまうボラ。そんな折、ドックの目の前で彼女は突然倒れる。運び込んだ病院で、ドックは彼女の病名を初めて知ることに。意識を取り戻したボラは、勝手に点滴を抜き、検査を拒否して帰ろうとするが、医師ゴヌにわがままな生き方だと怒られてしまう。そんな彼に、病気に対する恐怖心を素直に語りだすボラ。
そんなある日、セウンが指揮する新ブランドの立ち上げに意見を出し、インターンながらデザインの発案に参加できることになったユジン。市場調査に出たユジンは、東大門で見た服をすべて暗記してデッサンに起こし、周囲を驚かせる。ユジンのデザイナーとしての才能に気づいたジェミンは影ながら応援し始める。その後、自分が「雪の女王」を探していた少女だったことを伝える決心をした彼女は、ドックを遊園地に誘い出す。あの日と同じ場所、雨。しかし、約束の時間に彼女の前に現れたのは-。

初めの頃は
私も見ていて「なんだ、こいつ」と呆れていた
キム・ボラ（ソン・ユリさん）の行動ですが、
その理由に納得がいくと、せつなく思えます……。

特に、ハン・ドック（ハン・テウン/ヒョンビンさん）が
一時的に行方をくらました翌日のこと。
母親との再会で再び心を乱してしまったドックは、
ギャーギャー喚き立てて
人の心にずかずかと踏み入ってくるボラが
鬱陶しかったでしょう。
心に余裕がある時は、あの程度のボラの言動なら
適当に躱す事ができますが、
あの時は、文句を言う側のボラも
それを聞かされる側のドックも
心がいっぱいいっぱいの状態で
それどころじゃありませんでした。
また、ボラも、ドックに対して怒鳴っていたけれど、
あれは、彼を心配し過ぎた余り、
苛立ちが怒りに変わっただけなんですよね。
心配していたのはボラの勝手なのに
（ドックに頼まれたわけではない）、
「こんなに心配させて！」と
いつのまにか自分を被害者だと認識するようになったので、
本当にそうであるかのように煩く騒ぎ立ててしまった……
ボラも、そういう気持ちを持て余しているらしいので、
早く何とかならないかなと思いました。


さて今回は、ボラの病名が明かされました。
これまで、ボラの病状は何度か描かれましたが
具体的な病名が出たのは初めてですよね。
幼い頃からずっと闘病生活を強いられているのに、
少しも良くならず、
また、今後もこの生活が続くのかと思ったら
そりゃ卑屈にもなるでしょう。
鎮痛剤のように
服用すれば病状がすぐに改善される薬でなければ、
「今日はもういいや」と思って
飲まない日すら出てくるのは当然だと思います。
（飲んで身体が楽になる薬なら、
自ら飲まないというのはまず無いと思いますので）
ボラは辛いですね……。
だからといって、我侭を言って良いとはならないので、
早く、気持ちの持ちようを変えられると良いのですが。




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続きの感想も書きました。
【第6話：あふれ出す想い】

宜しければ、合わせてどうぞ。