感想@ドラマ「検事・鬼島平八郎」File.7(最終回):戦いの果てに…*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「検事・鬼島平八郎」の感想です。
今回は第7話(File.7)「戦いの果てに…」です。
最終回です!
東京地検特捜部長・鬼島平八郎“眠らぬ鬼” 第1巻 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)
- 作者: 鍋島 雅治
- 出版社/メーカー: 小池書院
- 発売日: 2008/02
- メディア: コミック
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第6話:告発…検察の闇】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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失礼を承知ではっきりと正直に言います。
酷い最終回でした。
この内容では、駄作だったと言われても
反論できないのでは?
途中で面白い回があっても、最後が悪いと、
それですら意味が無くなると思いました。
三ヶ月の連続ドラマにしては、全七回と短かったので
(他の帯ドラマと比べて、
始まるのが遅ければ、終わるのも早かった)
書き足りない部分があったかもしれません。
でも、それ以前の問題だと思える事も多いです。
まず、主人公・鬼島の存在感が
回数を重ねるごとに薄くなっていった点。
このドラマって、初回〜第2話を見る限りでは、
鬼島が普段からねちっこい捜査をし、
ここぞという時に行動をする事で、
他の人ではできない大胆さと、
相手(被告/関係者)の心を掴む人情さを出す事を
売りにしていたように思えます。
でも、それが徐々に特徴的でなくなっていました。
最後には、彼は“いるだけ”の人にまで落ちてましたし。
せっかくのキャストさんを上手く使えなかった点も
大きな問題でした。
このブログでも散々書いてきましたが、
板尾さんとビートたけしさんについては、
出ている意味を感じませんでした。
ビートたけしさんは、初回のラストだけ登場させて、
鬼島に向かって
「お前、こんな事をやってるといつか死ぬぞ
(検察上層部や政治家に目をつけられて消されるぞ)」と
脅しただけで良かったのでは??
おそらく、たけしさんの登場については、
あの廊下限定だった事から、
全ての回の分を一日で撮り切ったのでしょうが、
第二話以降は要らなかったと思います。
板尾さんに至っては、
最初から最後まで尺の無駄としか思えません。
脇役は、結構いい役者さんが揃っていたのになぁ。
人を集めなくてはドラマを作れないとはいえ、
人を集めただけでもドラマは作れないという
悪い見本みたいな作品でした。
決して嫌いじゃないけれど、
面白くない/興奮できない点が痛いです。
また、この最終回に限って言えば、
最後、全国の検察が動き出すところまでが
急展開過ぎ+力押し過ぎる内容でしたので、
笑ってしまいました。
全然感動的じゃなかったです。
そして鬼島が何もしておらず、
単なる傍観者で終わっていたのは非常に痛かったです。
あの場で、あんなにたくさんの電話が一斉に鳴るのも
あり得ないww
子供の改心も、ちょっと唐突過ぎました。
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2010-12-04 23:15
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